
月に1度は足を運ぶ「ヴィレッジ・ヴァンガード」には、
このブログのネタになりそうなドリンクがよく売っている。
まったくどこから仕入れるのか、あるいは缶を作る方も、
どういうルートで売るつもりなのか、妙な商品が多数存在する。
これはもう見た目だけで買った、謎のドリンクである。

LIFE RESET NITRON
清涼飲料水 190g
果糖ぶどう糖類、蜂蜜、塩化Na、酸味料、カフェイン、香料、
ガラナエキス、ビタミンC、グリシン、アスパラギン酸Na、
ニコチン酸アミド、人参エキス、カラメル色素、グルタミン酸Na、
コハク酸Na、着色料、ビタミンB1
株式会社アプリス (2003)
昔よく見かけた、ごっついアメ車やバイクなんかに
ペイントされていたファイヤー・パターンのようなパッケージ。
その炎のイラストもそうだが、黒の面積が多すぎて不気味。
加えて、微妙に小さめの商品名。 しかも横文字のみ。
何味とか売り文句とか、何の説明も書かれていない。
ニトロとはつまり、あのニトロのことだろう。
テロリストやたてこもり犯が、
「こっちにはニトロがあるんだー!」
と叫んで、警察が手を出せなくなるアレだ。
え? 意味がわからん?
私も詳しく知らないが、振るなどの刺激を与えると爆発するらしい
とっても危険な液体、「ニトログリセリン」のことだ。
その性質からダイナマイトの原料にもなるわけで、
昔から危険物として描写されることが多いが、
最近では、映画「ワイルド・スピード」の中で、車に積んで、
爆発的な加速を得るための推進剤として使われる場面があった。
さて、そんな危険物をもじったネーミング。
缶の絵からも想像はつくが、きっと飲んだら爆発するに違いない。
問題はどこがどう爆発するかだ。 頭か顔か目か胃か体か。
もし、腸が爆発したら、そりゃきっと腐ってんだよな。
商品名に「LIFE RESET」などとついてるが、リセットされちゃうわけ?
んー、どの時点までリセットされるんだろう…。
よし、原材料を見てみよう。 どれどれ…。
それほど危険そうなものは見あたらない。
むしろ体によさそうなものが入ってるように見えるが、
これでリセットされてしまうのだろうか。 と、缶の側面に
「※人体に影響はございませんが、飲み過ぎには注意しましょう。」
などと、かなり意味深な注意書きが書いてある。
なるほど、それなりに危険なのだな。
では、これはみんなで仲良く飲み分けるのが妥当だろう。
食料の分配は霊長類の中でも人類だけが持ってる能力だからな。
ここは生命進化の掟に素直に従うことにしよう。
注意書きにも、飲み過ぎに注意って書いてあるしな。
決してみんなも巻き込もうなんて意地悪な動機じゃないよ。
うふふ…。
というわけで、数人集まったところで開封。
グラスに注いでみると…
赤っ!!
まぶしいばかりのルビー色と形容すると豪華すぎるので、
ちょうど、かき氷のイチゴシロップを薄めたような色と言おう。
あるいは、自分であめ玉を水にとかして作ってる、
「オードリー」の「春日」の特製ジュースのような、
ま、はっきり言えば体に悪そうな見事な赤色の液体が出てきた。
うーむ。 危険な香りはするものの、
実際ににおいを嗅いでも、ガラナの香りしかしない。
さりとて危険なようには見えないが…、飲んでみよう。
「むっっっはっ!」
「辛っっっ!」
えーと、辛いジュースってどーゆーことよ!(怒)
そーか、そーか、そーゆーことだったのか。
「香料」って表記してあったのは、香辛料のことだったんだねー。
ジュースは甘いものだと思いこんで飲むと、味覚が一瞬混乱する。
でも、清涼飲料水には違いないので、なんてゆーんだろ、
ちょっとピリリとくるという、びっくり箱的なドリンクかな。
でも慣れてしまえばそれほどじゃないかも。 いけるいける。
いや、全部一気に飲めと言われたら若干辛いものがあるが、
過去の「体が受けつけなくなるほどのマズイジュース」たちに比べたら
断然マシだね。 この程度の刺激で「ニトロン」などと命名するとは、
本物のニトロに土下座しやがれ、コノヤローって感じだね。
こんな程度で人生リセットされてたまるもんかっつーの。
というわけで、味はともかく、このデザインは奇抜だったが、
残念ながら「黒いパッケージ」も、「Gokuri(2002)」が先にやってしまったので
威力半減。 もう1年早かったらねー。
このアプリスという会社の商品とは、この後も何度も遭遇することになろうとは、
6年前のこの時には夢にも思わなかったのである。
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このブログのネタになりそうなドリンクがよく売っている。
まったくどこから仕入れるのか、あるいは缶を作る方も、
どういうルートで売るつもりなのか、妙な商品が多数存在する。
これはもう見た目だけで買った、謎のドリンクである。

LIFE RESET NITRON
清涼飲料水 190g
果糖ぶどう糖類、蜂蜜、塩化Na、酸味料、カフェイン、香料、
ガラナエキス、ビタミンC、グリシン、アスパラギン酸Na、
ニコチン酸アミド、人参エキス、カラメル色素、グルタミン酸Na、
コハク酸Na、着色料、ビタミンB1
株式会社アプリス (2003)
昔よく見かけた、ごっついアメ車やバイクなんかに
ペイントされていたファイヤー・パターンのようなパッケージ。
その炎のイラストもそうだが、黒の面積が多すぎて不気味。
加えて、微妙に小さめの商品名。 しかも横文字のみ。
何味とか売り文句とか、何の説明も書かれていない。
ニトロとはつまり、あのニトロのことだろう。
テロリストやたてこもり犯が、
「こっちにはニトロがあるんだー!」
と叫んで、警察が手を出せなくなるアレだ。
え? 意味がわからん?
私も詳しく知らないが、振るなどの刺激を与えると爆発するらしい
とっても危険な液体、「ニトログリセリン」のことだ。
その性質からダイナマイトの原料にもなるわけで、
昔から危険物として描写されることが多いが、
最近では、映画「ワイルド・スピード」の中で、車に積んで、
爆発的な加速を得るための推進剤として使われる場面があった。
さて、そんな危険物をもじったネーミング。
缶の絵からも想像はつくが、きっと飲んだら爆発するに違いない。
問題はどこがどう爆発するかだ。 頭か顔か目か胃か体か。
もし、腸が爆発したら、そりゃきっと腐ってんだよな。
商品名に「LIFE RESET」などとついてるが、リセットされちゃうわけ?
んー、どの時点までリセットされるんだろう…。
よし、原材料を見てみよう。 どれどれ…。
それほど危険そうなものは見あたらない。
むしろ体によさそうなものが入ってるように見えるが、
これでリセットされてしまうのだろうか。 と、缶の側面に
「※人体に影響はございませんが、飲み過ぎには注意しましょう。」
などと、かなり意味深な注意書きが書いてある。
なるほど、それなりに危険なのだな。
では、これはみんなで仲良く飲み分けるのが妥当だろう。
食料の分配は霊長類の中でも人類だけが持ってる能力だからな。
ここは生命進化の掟に素直に従うことにしよう。
注意書きにも、飲み過ぎに注意って書いてあるしな。
決してみんなも巻き込もうなんて意地悪な動機じゃないよ。
うふふ…。
というわけで、数人集まったところで開封。
グラスに注いでみると…
赤っ!!
まぶしいばかりのルビー色と形容すると豪華すぎるので、
ちょうど、かき氷のイチゴシロップを薄めたような色と言おう。
あるいは、自分であめ玉を水にとかして作ってる、
「オードリー」の「春日」の特製ジュースのような、
ま、はっきり言えば体に悪そうな見事な赤色の液体が出てきた。
うーむ。 危険な香りはするものの、
実際ににおいを嗅いでも、ガラナの香りしかしない。
さりとて危険なようには見えないが…、飲んでみよう。
「むっっっはっ!」
「辛っっっ!」
えーと、辛いジュースってどーゆーことよ!(怒)
そーか、そーか、そーゆーことだったのか。
「香料」って表記してあったのは、香辛料のことだったんだねー。
ジュースは甘いものだと思いこんで飲むと、味覚が一瞬混乱する。
でも、清涼飲料水には違いないので、なんてゆーんだろ、
ちょっとピリリとくるという、びっくり箱的なドリンクかな。
でも慣れてしまえばそれほどじゃないかも。 いけるいける。
いや、全部一気に飲めと言われたら若干辛いものがあるが、
過去の「体が受けつけなくなるほどのマズイジュース」たちに比べたら
断然マシだね。 この程度の刺激で「ニトロン」などと命名するとは、
本物のニトロに土下座しやがれ、コノヤローって感じだね。
こんな程度で人生リセットされてたまるもんかっつーの。
というわけで、味はともかく、このデザインは奇抜だったが、
残念ながら「黒いパッケージ」も、「Gokuri(2002)」が先にやってしまったので
威力半減。 もう1年早かったらねー。
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6年前のこの時には夢にも思わなかったのである。
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