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飛行缶 -SORA・TOBU・CAN-

デザインがカッコイイ缶を集め出したのが始まりでした。気づけば部屋中に大量の缶が。エピソードとともに整理しながら発表していきますので、おつきあい頂ければ幸いです。

チロル、誕生

最近の市場の傾向として、「アラフォー」とか「R35」とか、
いわゆる団塊ジュニア層を狙った商品が売れている。
例えば玩具では、団塊ジュニアとそのジュニアという2世代を
ターゲットにしたものが幅を利かせているのも実感できるだろう。
ウルトラマンや仮面ライダーシリーズを親子で見ているというのがいい例だ。
「トミカヒーロー」という番組も始まって、この不景気なご時世にも関わらず、
トミカは次々と新商品を出し、親子で買うからガンガン売れている。

お菓子業界でも団塊ジュニア世代のこうした風潮を反映してか、
スイーツブームやパティシエブームがもてはやされている。
特に異常にも思えるのがチョコレートブームで、女性のみならず
男性もコンビニで本格チョコレートを買ったりしているという。
私などは一粒で何百円もするチョコレートなど、いくら美味いと言われても
買う気はしないが、私が生まれる前から存在する手頃なチョコもまた、
昨今のチョコレートブームの影響か、次々と新商品を出している。

そう、「チロルチョコ」である。
「きなこもち」味がヒットしたり、ブームに乗って「塩バニラ」を出したりと、
怒濤の勢いで種類を増やし、今や何種類あるか分からない。

そんなチロルが一昨年に発売したのがこれ。
TIROL
チロル チョコレートドリンク 
乳飲料 155g
砂糖、牛乳、全粉乳、ココアパウダー、クリーム、脱脂粉乳、コーヒー、
植物油脂、食塩、乳化剤、セルロース、香料、カゼインNa、安定剤(カラギナン)
ダイドードリンコ株式会社 (2007.10.1)


何年も前に発売されたように感じるが、まだ一年とちょっとしか
経ってないんだねー。

見た目も中身もまさしくチロルチョコのドリンク版だ。
通常のコーヒー缶よりも小さい、155gというのも、
チロルチョコの「小ささ」をイメージさせているという。
ただ、その小ささには別の理由があるようにも思う。
実際に飲んでみたが、これが甘い甘い。 
いくら「コーヒーヌガー」味だといっても、まさしくチョコレートドリンクだ。
だから、コーヒーのような190g、ましてや350gなんかだったりしたら
多分飲みきるのは拷問になるからではないか…と思ったり。

また、これを夏場にアイスで飲むのはきついので、
10月発売ということで、主にホットチョコとして売られていた。
数量や期間限定のアナウンスはなかったが、
店頭で見かけたのは、ほんの一瞬だった。 

デザインはまさしくチロルそのもので、ヘタにいじってなくてよい。
初めて見た時は
「ウルトラスーパーでっかいチロルチョコ!?」 
と、インパクト大だった。

しかし、なぜチロルが突然ドリンクを出したのかが不思議でならない。
チロルとダイドーとのコラボレーションだということだが、
チロル誕生45周年の記念だろうか。
どうせならミルク味やキャラメル味など追随して欲しかったが、
そんな気配はなさそうで、少し残念である。

チョコといえば、もうすぐバレンタインだねぇ。

じゃあ、次回はバレンタインの思い出でも語ることにしようか。




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