飛行缶 -SORA・TOBU・CAN-

デザインがカッコイイ缶を集め出したのが始まりでした。気づけば部屋中に大量の缶が。エピソードとともに整理しながら発表していきますので、おつきあい頂ければ幸いです。

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灼熱のゲーム・リーダー 1

今からちょうど14年前。

1994年12月、脅威の家庭用ゲーム機が登場した。

「プレイステーション」である。

PS
                                 SONY/Play Station

それまで圧倒的シェアを誇っていた任天堂「スーパーファミコン」の牙城を崩すため、
世界のSONYが社運を懸けて投入した新兵器であった。

こいつの登場には、任天堂もSEGAも驚いた。
9ヶ月前に松下電器が自信満々で発売した「3DO REAL」も驚いた。

3DOR
                                   Panasonic/3DO-REAL

それまでのゲーム機では考えられないほどの美しいグラフィックと速さ。
それが1ヶ月前に発売された「セガ・サターン」よりも安く買えたのである。

しかし、ユーザーにとって重要なのは、「ハードの性能」よりも
「そのゲーム機で面白いゲームができるか」である。
それは、今のニンテンドーDSが圧倒的に売れたことを考えれば理解できるだろう。
当時、まだ今後の先行きが読めない頃は、裕福な家庭では、
スーファミ、セガサターン、プレステと全て持っていたりした。

SEGAはサターンの性能に自信を持っていたが、いずれ到来するであろう
ネットワーク時代を視野に入れて様々な機能を搭載していたため、
その後の値下げ競争に対応しきれず、敗北を喫することになった。

SS
                                      SEGA/SATURN

スーファミはまだ生き残っていたが、それまでの独占的な体制が裏目に出始める。
任天堂はゲームを発売するには専用カセットの使用を義務づけていた。
ゲームメーカーは商品化の際に、専用工場へ高額なライセンス料を支払うことになる。
それがゲームの開発費を押し上げ、つまりはゲームソフトの価格をつり上げていた。
しかし、プレステがCD-ROMという安価なメディアを採用したことにより、
スーファミで9800円ほどしていたゲームを5800円で発売することが可能になった。

SFC
                               Nintendo/SUPER Famicom

ユーザーがどちらのゲームを選ぶかは考えるまでもない。
こうして、多くのゲームメーカーがプレステのソフト開発に移行していった。

「ゲームソフトメーカーのプレステへの移行」

これが後に任天堂とSONYの命運を分けたのである。
プレステは、その価格や性能も魅力的だったが、
何より、本体発売と同時に発売された数々のキラーソフトの存在が大きかった。

キラーソフトとは、ゲーム機の販売を促進するのに多大な影響力があった、
あるいは発売される前から多大な影響力があると期待されるゲームソフトのことである。
例えばドラゴンクエストシリーズ(以下DQ)は「ファミコン」時代から人気があり、DQの
続編がやりたいから、消費者が新しい「スーパーファミコン」を買う、といったものである。

プレステの発売日と同じ日に、ナムコやコナミといった大手メーカーから
キラーソフトと目されるソフトが発売され、また、続々と発売される予定になっていた。

…と、

ここまで熱く語っておいて、当の私はといえば、どれひとつ持っていなかった。
プレステも、サターンも、スーファミも、幼少期に全盛を誇っていたファミコンでさえも。
当然欲しかった時期もあったが、私の家では家庭用ゲーム機は買ってもらえなかった。
私は小さい頃から「ゲームはゲームセンターでやるもの」という不良少年(?)だったし、
また、第1次パソコンブーム期にパソコンを買い、それにハマッていたので、
ファミコンでは出来ないようなアドベンチャーゲームやロールプレイングゲームに興じていた。

だからサターンやプレステの発売は、当然センセーショナルな話題として
注目はしていたが、まだ海のものとも山のものとも分からないものに飛びつくこともなく、
その後の成り行きを傍観していたのだった。
キラーソフトについても、所詮はゲームセンターでも遊べるものばかりだったので、
ゲーセン派の私にとっては、ゲーム機を買うという決断に至るほどの魅力にはならなかった。

プレステ発売から2~3年は、先述のセガサターンとの激しいシェア争いが繰り広げられた。
ユーザーも混乱するほどの値下げや仕様変更が相次ぎ、泥沼化の様相を呈してきた頃、
とどめの一撃となるキラーソフトの情報が放たれた。

ファイナル・ファンタジー7(以下FF)がプレイステーションで発売される!?

これには私も驚いた。1~6まで、ファミコンとスーファミで発売され、
DQとともに任天堂の屋台骨を支えてきたとも言える大人気シリーズが、
ここへ来てプレステへの宗旨変えである。
この話にはいろいろと裏話があるようだが、当時はそんなことどうでもよくて、
とにかく、往年のFFファンは選択を迫られることとなった。
「FF7をやりたければプレステを買わなければならない」という事態なのだから。

家庭用ゲーム機を持っていない私が、なぜFFにこだわっているのか?

それまでの私は、DQもFFも当然知ってはいたが、ゲーム機がないのだから
やったことはなかった。いや、やろうとしなかったと言った方が正確だろう。
DQが初めて世に出た時、

「こんなの今までのパソコンゲームのパクリじゃん。」

と、見向きもしなかった。
そして、FFもきっと似たようなものだろうと、全く興味を示さなかった。

ところが大学生時代、近くのアパートに住んでいた同級生の部屋に遊びに行くと、
そいつがスーファミを持っていて、FF5も持っていた。

FF5

「絶対面白いからやってみなよ!」 と強行に勧められたので、

「じゃあ、少しだけ。」 と、なかばイヤイヤやり始めたのが運のツキ。

あっという間に、ハマッてしまったのである。
これが、FFというものとのファースト・コンタクトだった。
それからは、毎日のように友人宅にお邪魔して少しずつ物語を進め、
しまいには本体ごと借りて、夜中までレベルアップに励んだものである。

FF6

そして6が発売されたと知るや、今度は別の友人宅に入り浸り、
やっぱり本体ごと借りて、クリアを目指したのである。

そして、ついに7が発売されるのである。
しかも、プレステで。
しかも、3Dになって。

いったい、どーゆーゲームになるんだ!?

雑誌で少しずつ紹介されるFF7の画面写真は、びっくりするほど綺麗である。

FF7

こんなブログでデザインを云々言うような人間が、惹かれないはずがない。

「プレステを買おう…!」

男、白馬はこうしてプレステの購入を決意したのである。

つづく。



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コメント


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コラボ商品

たのしく拝見しました
僕は漫画やゲームはスルーしたので
買ったものはほとんどなく、ゲームではWiiのみです
目が疲れやすいのでニガテなんですね(笑)
でも世代的には同じで、サンデー派でしたよ
でも週間漫画コラボは出尽くしましたね~
お菓子でもありましたが(ぺロティ)
「缶」の世界でもあったのですね
コンビニほとんど利用しないので知らなかったのですが
けっこうあるみたいですね、コラボ商品って

toru | URL | 2008-12-08(Mon)15:28 [編集]


ありがとうございます

久しぶりに指が加速しています(笑)。
私はしっかり漫画やゲームの誘惑にハマッた子でした。
それをスルーできた人は偉いなぁと思います。
でも貧乏だったので、漫画もゲームも友達から
借りてばっかりでしたけどね。
コラボ商品は多いですねー。キリがないです。
もうちょっと気合い入れて作ってくれたらいいんですが、
どうも中途半端なデキなのが残念ですよね。


白馬 | URL | 2008-12-10(Wed)01:19 [編集]


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