
やっと嵐山である。
まあ、景色については、もっといい写真がそこら中で拝見できるだろうから
この1枚のみで。

もこもこした山が、パッチワークのような色合いで紅葉するのと、
手前を流れる桂川と渡月橋の組み合わせが、
嵐山を紅葉のメッカに仕立て上げたわけだが、
この渡月橋、交通規制によって左側通行になっており、
渡るのに行列待ちができていた。これも秋の嵐山の醍醐味であろうか。
嵐山もそうそうに、本日のメインイベントのためにJR嵯峨嵐山駅へ向かう。
ちなみに、「あめゆ」缶をゲットしたのは、この近くである。
JR嵯峨嵐山駅に隣接する、トロッコ嵯峨駅。
そう、今からトロッコに乗るのである。
トロッコとは、嵯峨嵐山から保津峡を超えて亀岡という駅まで抜ける観光路線である。
片道およそ20分の、ホントに保津峡観光のためだけに作られた路線だ。
JR山陰本線でも保津峡を通るが、トンネルを抜けるばかりの景色になってしまう。
トロッコは桂川のうねりに沿って走り、保津峡の紅葉を楽しむことができるのである。
ちなみにJRなら10分(180円)の区間である。
トロッコだと20分(600円)。 まぁ、そういうことである。

このトロッコの存在は以前から知っていたが、なかなかチャンスがなかった。
そもそも秋の嵐山に来たのが初めてである。
秋の保津峡をトロッコで走る。 こんなビッグイベントがかなう日が来ようとは!
それにしても観光シーズンの休日である。そう簡単には乗らせてくれない。
朝のひと仕事というのは、実はトロッコの切符を買うことだったのだ。
朝の9時頃にトロッコ嵯峨駅に行くと、それはもうすごい行列だった。
ゆうに100人は並んでいただろう。 寒い中待つこと1時間。
やっと買えたのは、午後3時過ぎの、しかも亀岡から乗る切符だった。
トロッコは全て座席指定で、1時間に1往復しかしない。
嵯峨嵐山発の便は売り切れてしまい、亀岡発のがやっと買えたのである。
それも私たちの切符が最後の方っぽくて、まさにギリギリだった。
午前の便に乗ろうと思ったら、朝7時ぐらいから並ばなければならないのだろう。

何にしても無事に切符が買えたので、JRで馬堀駅へ。
馬堀駅から5分ほど歩いて、トロッコかめおか駅へ。
周りには田んぼしかない、のどかな所である。

私たちの席は5号車。案内パンフを見ると、5号車はリッチ席らしい。
値段は変わらないけど、リッチ席? はて、何がリッチなのか。

列車が来て謎は解けた。
1~4号車は、屋根も窓もあって、いわゆる普通の客車である。
が、5号車だけは窓がない。 とゆーより、壁がない。
つまり吹きっさらしとゆーわけだ。
なるほど、景色を直に味わえるからリッチというわけか。
………。
………。
えーと、何か間違ってないか?
まあ、いいや。
乗り込んでみると、何と床まで網状になっていて、下が見える。
秋の寒空に吹きっさらし。 リッチもここまで来ると拷問である。
いや、きっとこれも醍醐味というのだ。
列車は出発。 ガタンゴトンとゆっくり保津峡を走り抜けてゆく。

んー、いい景色だー。
途中、川下りをしている舟が何度も見える。
あの保津峡下りも名物らしいが、2時間もかかるので、
さすがに今回はやめといた。 いずれの機会にとっておいてやろう。

このトロッコ、途中何度かトンネルをくくるが、
車両には裸電球のような照明しか点いておらず、
トンネル中は、何とも不思議な空間になる。 それもまた醍醐味である。

なかなか寒いトロッコの短い旅は終わり、嵯峨嵐山駅に到着。
真っ先に駆け込むのはやっぱりトイレだった。 もうちょっと暖かい日だと最高だね。
嵯峨嵐山駅の構内には機関車が展示されており、間近で見ることができる。
実は、これも楽しかった。

珍しいのは、機関車が切断されたものが展示されていること。
無数の管は石炭を燃やした熱の通り道で、その周りに水があるということか。
すごいなー、機関車の輪切りなんて初めて見たなー。

あ、外にはD51(デゴイチ)もあるじゃないか!
んー、デカイ。かっこいいー。

なに? 京都には動いてる機関車に乗れる所があるんだって!?
よーし、明日はそこだー!!
なにか完全に間違った方向につづく。
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まあ、景色については、もっといい写真がそこら中で拝見できるだろうから
この1枚のみで。

もこもこした山が、パッチワークのような色合いで紅葉するのと、
手前を流れる桂川と渡月橋の組み合わせが、
嵐山を紅葉のメッカに仕立て上げたわけだが、
この渡月橋、交通規制によって左側通行になっており、
渡るのに行列待ちができていた。これも秋の嵐山の醍醐味であろうか。
嵐山もそうそうに、本日のメインイベントのためにJR嵯峨嵐山駅へ向かう。
ちなみに、「あめゆ」缶をゲットしたのは、この近くである。
JR嵯峨嵐山駅に隣接する、トロッコ嵯峨駅。
そう、今からトロッコに乗るのである。
トロッコとは、嵯峨嵐山から保津峡を超えて亀岡という駅まで抜ける観光路線である。
片道およそ20分の、ホントに保津峡観光のためだけに作られた路線だ。
JR山陰本線でも保津峡を通るが、トンネルを抜けるばかりの景色になってしまう。
トロッコは桂川のうねりに沿って走り、保津峡の紅葉を楽しむことができるのである。
ちなみにJRなら10分(180円)の区間である。
トロッコだと20分(600円)。 まぁ、そういうことである。

このトロッコの存在は以前から知っていたが、なかなかチャンスがなかった。
そもそも秋の嵐山に来たのが初めてである。
秋の保津峡をトロッコで走る。 こんなビッグイベントがかなう日が来ようとは!
それにしても観光シーズンの休日である。そう簡単には乗らせてくれない。
朝のひと仕事というのは、実はトロッコの切符を買うことだったのだ。
朝の9時頃にトロッコ嵯峨駅に行くと、それはもうすごい行列だった。
ゆうに100人は並んでいただろう。 寒い中待つこと1時間。
やっと買えたのは、午後3時過ぎの、しかも亀岡から乗る切符だった。
トロッコは全て座席指定で、1時間に1往復しかしない。
嵯峨嵐山発の便は売り切れてしまい、亀岡発のがやっと買えたのである。
それも私たちの切符が最後の方っぽくて、まさにギリギリだった。
午前の便に乗ろうと思ったら、朝7時ぐらいから並ばなければならないのだろう。

何にしても無事に切符が買えたので、JRで馬堀駅へ。
馬堀駅から5分ほど歩いて、トロッコかめおか駅へ。
周りには田んぼしかない、のどかな所である。

私たちの席は5号車。案内パンフを見ると、5号車はリッチ席らしい。
値段は変わらないけど、リッチ席? はて、何がリッチなのか。

列車が来て謎は解けた。
1~4号車は、屋根も窓もあって、いわゆる普通の客車である。
が、5号車だけは窓がない。 とゆーより、壁がない。
つまり吹きっさらしとゆーわけだ。
なるほど、景色を直に味わえるからリッチというわけか。
………。
………。
えーと、何か間違ってないか?
まあ、いいや。
乗り込んでみると、何と床まで網状になっていて、下が見える。
秋の寒空に吹きっさらし。 リッチもここまで来ると拷問である。
いや、きっとこれも醍醐味というのだ。
列車は出発。 ガタンゴトンとゆっくり保津峡を走り抜けてゆく。

んー、いい景色だー。
途中、川下りをしている舟が何度も見える。
あの保津峡下りも名物らしいが、2時間もかかるので、
さすがに今回はやめといた。 いずれの機会にとっておいてやろう。

このトロッコ、途中何度かトンネルをくくるが、
車両には裸電球のような照明しか点いておらず、
トンネル中は、何とも不思議な空間になる。 それもまた醍醐味である。

なかなか寒いトロッコの短い旅は終わり、嵯峨嵐山駅に到着。
真っ先に駆け込むのはやっぱりトイレだった。 もうちょっと暖かい日だと最高だね。
嵯峨嵐山駅の構内には機関車が展示されており、間近で見ることができる。
実は、これも楽しかった。

珍しいのは、機関車が切断されたものが展示されていること。
無数の管は石炭を燃やした熱の通り道で、その周りに水があるということか。
すごいなー、機関車の輪切りなんて初めて見たなー。

あ、外にはD51(デゴイチ)もあるじゃないか!
んー、デカイ。かっこいいー。

なに? 京都には動いてる機関車に乗れる所があるんだって!?
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