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飛行缶 -SORA・TOBU・CAN-

デザインがカッコイイ缶を集め出したのが始まりでした。気づけば部屋中に大量の缶が。エピソードとともに整理しながら発表していきますので、おつきあい頂ければ幸いです。

ニュータイプ コカ・コーラ 2


前回のコカ・コーラ オリンピック記念缶は、
オリンピック開幕の少し前に入手した。
スーパーに買い物に行った時に、
ドリンクコーナーで売っていたのでフツーに買ったのだ。

ところがである。

そのスーパーから出てきて、店頭に置いてある自動販売機をふと見ると
なんと、違うバージョンのコカ・コーラがあるではないか。

ほほ~、さっき買ったのはボトルとロゴのデザインで、
今度のは五輪のデザインか。
しかも、なにやらいろんな国の言葉らしきものがちりばめられている。
これまた派手っちぃデザインだ。
見つけてしまったからには買うわけにはいくまい。
私は120円を投入した。

「チャリン」
「ピッ」(←ボタン押す音)
「ガコーン」

「のあっ!?」 

取り出し口から缶を取り出してみると、
そこにあったのは、さっきスーパーで買ったのと同じデザインの缶。

なんじゃい、これは!? 見本と違うやんけ! 

いや、落ち着け。まあ、見本と中身が違うのはよくある話だ。

しかしだ。

たった今スーパーで買ったものと同じ物を、またしても購入だ。
買い物袋いっぱいにしこたま買い物したとゆーのに、
さらに350g追加である。さっきのと合わせて700g。結構な重さだ。
しかも季節は真夏。
私は、重い買い物袋を自転車のハンドルに引っかけて、
えっちらおっちらと帰宅した。

ここからが戦いであった。

見本があるとゆーことは、バージョン違いが存在することは確かだ。
しかし、これが探してみるとなかなか見つからない。
いろいろスーパーを巡ってみるが、どこも第1弾缶ばかりである。
自販機ではいくつかあったが、さっきのようにアテにならない可能性もある。

うーむ。どうするか。

ここまで悩むのには理由がある。
氷結」の回で酒が飲めないと書いたが、
実は炭酸も苦手である。 

だめじゃん。
缶コレクターとして致命的じゃん。
そーなのよ。
だから炭酸でアルコールなんてきたら、もうお手上げよ。
氷結」も、頑張って半分ほど飲んだけど、あとは流し台でした。
ごめんなさい。

だから、炭酸飲料はなるべく買いたくないのだ。
まして、同じデザインで2本も3本も買ってしまっては
冷蔵庫に蓄積されていくだけで、邪魔以外のなにものでもない。
あとは漬けもの石にするしかないっつーぐらいだ。

第1弾缶はすでに2本ある。ここで3本目をつかまされるわけにはいかない。
と、悩んでいると、
「○○スーパーで普通に売ってるの見たよ」
という情報を入手。

早速、買いに行き、ついにゲット!
cocalola2
コカ・コーラ 北京オリンピック記念缶2
炭酸飲料 350ml
糖類、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン
コカ・コーラ ナショナルビバレッジ(2008)


またしても賑やかしいデザインですなー。
日本語で「幸せ」と書いてあるところを見ると、
いろんな言語で「幸せ」と書いてあるわけだな。
「オリンピック」=「幸せ」? 「平和」でなくて?
まあ、いーや。
 
この缶も、前回同様、エンボス加工されている。
今回は中央の白い五輪が少し凹んでいる。
そしてやっぱり缶全体がボコボコしている。

北京オリンピックに向けてコカ・コーラは、
世界共通キャンペーン“The Coke side of Life”
フォーマット・デザインがあるらしいのだが、
なぜか日本ではそのフォーマットを使わず、このようなオリジナルにしたらしい。
当然、エンボス加工をしたのも日本版だけ。
さすが、工業大国日本の意地、というところであろうか。

と、思ったら、実はコーラのエンボス加工は、
米コカ・コーラが1980年代にアメリカで試験販売してるんだよねー。
この時は、缶全体に瓶のイラストをプリントして、
瓶の形状のようなエンボス加工を施した。
ところが、コスト高と自動販売機に入らないという致命的欠点があり、
すぐに姿を消したそうだ。
今回の日本版は、そこまで気合いの入ったエンボスではないので
自販機でもOKというわけ。

氷結」や「FIRE」が定番商品化している時代だから、
こーしたエンボス加工品がどんどん出てくるとデザインの幅も広がるだろうが、
一般的な消費者は「デザインより中身」だろうから
そのへんは、作る側としても悩ましいところだろう。

さて、コカ・コーラについては、まだまだ言いたいことがあるので
つづくのだ。



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