
さて、前回のつづき。
今回は商品についてだ。
そもそも「小岩井」とは何なのか、である。

小岩井の起源は、岩手県にある日本最大の農場
「小岩井農場」である。
創業は100年以上前で、共同創始者3名の
小野義眞、岩崎彌之助、井上勝の頭文字をとって
「小・岩・井」となったわけである。
う~ん、この辺のネーミングセンスは
今も昔も変わらないものだなぁ。
ちなみに小野氏は当時の日本鉄道会社の副社長、
岩崎氏は三菱社の社長、井上氏は鉄道庁の長官だったので
かなりの大資本だったと思われる。
後に小岩井農牧株式会社と麒麟麦酒株式会社との
折半出資により、小岩井乳業株式会社を設立。
小岩井乳業は、牛乳、ヨーグルト、チーズやバターなどの
乳製品を主に作っているが、ジュース類のチルド飲料も生産。
チルド飲料とは、紙パック飲料のような要冷蔵保存の商品のこと。
缶やペットボトル飲料のような加圧加熱殺菌を行わないため、
濃厚で芳醇な風味が得られる。
その代わり、価格帯も少し上になっており、
小岩井の商品はちょっと高級なイメージで売っていた。
しかし大きな成功とならなかったのか、
2年前の今日、乳製品以外のチルド飲料事業を
キリンビバレッジに譲渡することになった。
現在も生産・販売は小岩井乳業が行っているが、
あくまで委託という形のため、販売者はキリンになっている。
トロピカーナもキリンが販売しているが、生産は小岩井乳業。
この純水シリーズは小岩井のブランドが残っているものの、
小岩井乳業としては忸怩(じくじ)たる思いがあるのではなかろうか。

小岩井ブランドの高級感は、
パッケージデザインにも現れていると思う。
色遣いといい、フォントといい、ちょっとシックな感じで、
奇をてらうようなことはしていない。
あまりにオーソドックスなデザインで印象は薄いかも知れないが、
安っぽい感じだけはしない。
このデザインの担当は小岩井なのかキリンなのか。
その辺を知りたいところでもある。
今回は商品についてだ。
そもそも「小岩井」とは何なのか、である。

小岩井の起源は、岩手県にある日本最大の農場
「小岩井農場」である。
創業は100年以上前で、共同創始者3名の
小野義眞、岩崎彌之助、井上勝の頭文字をとって
「小・岩・井」となったわけである。
う~ん、この辺のネーミングセンスは
今も昔も変わらないものだなぁ。
ちなみに小野氏は当時の日本鉄道会社の副社長、
岩崎氏は三菱社の社長、井上氏は鉄道庁の長官だったので
かなりの大資本だったと思われる。
後に小岩井農牧株式会社と麒麟麦酒株式会社との
折半出資により、小岩井乳業株式会社を設立。
小岩井乳業は、牛乳、ヨーグルト、チーズやバターなどの
乳製品を主に作っているが、ジュース類のチルド飲料も生産。
チルド飲料とは、紙パック飲料のような要冷蔵保存の商品のこと。
缶やペットボトル飲料のような加圧加熱殺菌を行わないため、
濃厚で芳醇な風味が得られる。
その代わり、価格帯も少し上になっており、
小岩井の商品はちょっと高級なイメージで売っていた。
しかし大きな成功とならなかったのか、
2年前の今日、乳製品以外のチルド飲料事業を
キリンビバレッジに譲渡することになった。
現在も生産・販売は小岩井乳業が行っているが、
あくまで委託という形のため、販売者はキリンになっている。
トロピカーナもキリンが販売しているが、生産は小岩井乳業。
この純水シリーズは小岩井のブランドが残っているものの、
小岩井乳業としては忸怩(じくじ)たる思いがあるのではなかろうか。

小岩井ブランドの高級感は、
パッケージデザインにも現れていると思う。
色遣いといい、フォントといい、ちょっとシックな感じで、
奇をてらうようなことはしていない。
あまりにオーソドックスなデザインで印象は薄いかも知れないが、
安っぽい感じだけはしない。
このデザインの担当は小岩井なのかキリンなのか。
その辺を知りたいところでもある。
スポンサーサイト


