
毎回長ったらしく書いてしまうので今回は短めに。
近年は印刷技術が進んで、
いろいろと凝ったパッケージが出てきて面白い。
このブログでも、エンボスやデコボコやツヤ消しなどを紹介してきた。
逆に言えば、それだけのことをしないと、
デザインとして差別化ができなくなってきたのかも知れない。
より複雑に、より高度に。 何だか電化製品の進歩のようだ。
そんな中で、敢えてシンプルに走るという作戦もある。
その作戦は効果的だが、シンプルとはともすれば単純にもなり、
デザインする方としては勇気がいるものだ。

BEST PRICE お茶
緑茶 340g
緑茶(国産)、酸化防止剤(ビタミンC)
イオン株式会社 (2007)
いわゆるイオンの自社ブランドっちゅーやつだな。
自社ブランドの「お値打ち感」を出すために、デザインも
シンプルにしたのだろうが、このシンプルさが潔い。
緑茶色一色に「お茶」のひとこと。 飾りっけのカケラもない。
右下に「原料原産地:日本 加工地:日本」とあり、
「全部国産ですよー、だから安心ですよー。」
をさりげなくアピールしているが、とても慎ましやかで、
「ほーら、100%国産だよー。」
と、某大使館御用達のコーヒーのようなうっとうしさはない。
真っ正面に「340g」と表記しているのも、正直さが表れている。
このサイズの缶は350gが一般的だから、実は10g少ないのだ。
それを隠さず、堂々とド真ん中に持ってくるとは。
「ちょっと少なめの分、安いんですよ。」
の意味なのか、
「ちゃんと大きく表示してあるから、少ないって文句つけないでね。」
の意味なのか、ホントのところは分からないけどね。
そして、この光沢がまたよい。 お茶っ葉の缶にありそうな光沢だ。
決して高級なデザインではないが、安っぽい中にも
よいデザインに昇華しているとでも言っておこうか。
ひとつ、てっぺんにある黄色い丸だけがヒジョーに気になる。
これがあると、すっごいマヌケに見えるのだが、
ないならないで、あまりにも普通すぎてつまらなくなりそう…。
この辺のさじ加減が、デザインの難しいところだな。
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近年は印刷技術が進んで、
いろいろと凝ったパッケージが出てきて面白い。
このブログでも、エンボスやデコボコやツヤ消しなどを紹介してきた。
逆に言えば、それだけのことをしないと、
デザインとして差別化ができなくなってきたのかも知れない。
より複雑に、より高度に。 何だか電化製品の進歩のようだ。
そんな中で、敢えてシンプルに走るという作戦もある。
その作戦は効果的だが、シンプルとはともすれば単純にもなり、
デザインする方としては勇気がいるものだ。

BEST PRICE お茶
緑茶 340g
緑茶(国産)、酸化防止剤(ビタミンC)
イオン株式会社 (2007)
いわゆるイオンの自社ブランドっちゅーやつだな。
自社ブランドの「お値打ち感」を出すために、デザインも
シンプルにしたのだろうが、このシンプルさが潔い。
緑茶色一色に「お茶」のひとこと。 飾りっけのカケラもない。
右下に「原料原産地:日本 加工地:日本」とあり、
「全部国産ですよー、だから安心ですよー。」
をさりげなくアピールしているが、とても慎ましやかで、
「ほーら、100%国産だよー。」
と、某大使館御用達のコーヒーのようなうっとうしさはない。
真っ正面に「340g」と表記しているのも、正直さが表れている。
このサイズの缶は350gが一般的だから、実は10g少ないのだ。
それを隠さず、堂々とド真ん中に持ってくるとは。
「ちょっと少なめの分、安いんですよ。」
の意味なのか、
「ちゃんと大きく表示してあるから、少ないって文句つけないでね。」
の意味なのか、ホントのところは分からないけどね。
そして、この光沢がまたよい。 お茶っ葉の缶にありそうな光沢だ。
決して高級なデザインではないが、安っぽい中にも
よいデザインに昇華しているとでも言っておこうか。
ひとつ、てっぺんにある黄色い丸だけがヒジョーに気になる。
これがあると、すっごいマヌケに見えるのだが、
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