飛行缶 -SORA・TOBU・CAN-

デザインがカッコイイ缶を集め出したのが始まりでした。気づけば部屋中に大量の缶が。エピソードとともに整理しながら発表していきますので、おつきあい頂ければ幸いです。

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2 完成品マイコン登場

ワンボードマイコンのように、自分で組み立てるタイプのものは、
仕組みを勉強するにはもってこいだし、実際、そういう楽しみで
未だにホビーにしている人もいるぐらいである。

しかし、人はやっぱり便利で楽な方が好きだし、その方が売れる。
というわけで、電源を入れればすぐに使えるマイコンが主流の時代が到来。

「日本初の完成品マイコン」を作ったのは、意外なことに「日立製作所」である。
「日立 ベーシックマスターMB-6880」(1978年)というマイコンだ。
モニター別売りで、本体価格188,000円。
当時の大卒初任給が10万ちょっとなので、かなり高価だったわけだ。

MB-6880

「BASIC(ベーシック)」とは、コンピュータを操作するための「言語」の一種で、
人間が分かりやすいように英語でプログラムを組めるもの。
例えば「PRINT”ワタシハ、パソコン”」とプログラムすると、
画面に「ワタシハ、パソコン」と表示される。
当時、パソコンを買ってまず覚えるのがこの「BASIC」であり、
自分で絵を描いたりゲームを作ったりするのも、すべてBASICでプログラムした。
10年ほど前まで職業高校などでは必須だったが、今では習わないんだろうなぁ。
今はマウスで「カチッカチッ」だけど、昔はキーボードしかなかったからね。

続いて同年に発売されたのは「シャープ MZ-80K」である。

MZ-80K

「Z80」というCPUを使ったのが名前の由来。(CPUの説明については、また後で)
値段は198,000円だが、モニターとカセットレコーダーがくっついた一体型なので、
リーズナブルとも言える(好きなモニターが選べないとも言えるが)。
さらに高級版の「MZ-80C」というのは268,000円もして、さすがに高すぎたのか
15万円以下にコストダウンした廉価版が後から発売されている。

これに続き、翌年「日本電気(NEC)」が「PC-8001」を発売。

PC-8001

後発と言うこともあってか、値段も168,000円とちょっと安い。
そして「PC」は「パーソナル・コンピュータ」の略であり、
この時に初めて「パソコン」という名前が使われた。

会社や雑誌によっては、まだ「マイコン」と表記するところが多く、
「マイコン」が「マイ(私の)・コンピュータ」の略だと誤解されていた時代でもある。
後にPCシリーズが爆発的に売れたことによって「パソコン」という名が定着していくが、
それはまるで戦国時代のような、マイコンの群雄割拠を経てからのことになる。

つづく



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