
まずいジュースは今後も何度か登場するが、
とにかく「よくこんなもの商品化したなぁ」と思うものが
発売されるという事実が驚愕なわけである。
味覚は個人によって違うだろうが、
炭酸ココアのように万人が「無理!」という商品も実在するわけである。
中には「狙ったもの」や「ジョーク商品」もあるわけだが、
たいていは大まじめに発売されるもの。
そして今日のネタも、メーカーが自信満々に発売したものの話。
私は、基本的に缶以外は集めないので、ペットボトルは範疇外である。
しかし、現代はペットボトルが飲料商品の主力。
缶コレクターとしては悲しいが、とりあえず新商品が出れば飲んでみる。
もう6~7年も前になるだろうか。すごいお茶が出た。
その名は「琉球号」。
文字通り、沖縄の風情を醸し出したお茶である。
コンビニのゴールデンゾーンに鎮座していたので、
まぁ、とにかく買って飲んでみたわけである。
「………。」
えーっと、何とも体によさそうな…。
ふた口めになかなかいけなかったね。
気合い入れて飲んでみたが、結局半分ほど残してアウト。
いやー、確かにお茶カテゴリは激戦区だけどさ、
何でも目新しいもんを出しゃいいってもんでもないだろうよ。
よく、こんなの発売ゴーサイン出したよなと、本気で思ったぐらいだった。
どんな味か簡単に説明すると「液体ポップコーン」である。いや、ホントに。
どこかのサイトでも「ソフトクリームりのコーン味」と評している人がいるので
間違ってない感想だろう。要するにコーン油を飲んだような後味なのである。
不味くて鳥肌が立つぐらいだ。
そのあまりの不味さに「これはやはり誰かに飲ませねば」と、
職場に持っていって何人かに飲ませてみた。
もう、満場一致で「激マズ」の烙印が押されると確信していた。
ところが!!
4割ほどの人が「いける」という結果がでた!
特に沖縄に住んだことのある人は「おいしい」とすら!?
で、今回ネタにするにあたって詳細を調べようとネットで検索すると、
キリンのページに載ってるのとはちょっとデザインが違うのである。
あんな黄色くて可愛いシーサーなどデザインされていなかった。
キリンのページでは平成15年2月発売と書いてあるが、
私の記憶では、もう少し前である。
当時、すぐに店頭から姿を消したことから、もしかしてプレ発売版(?)という
レアなものだったのだろうか。
誰か情報を持っていたら教えて欲しい限りである。






