飛行缶 -SORA・TOBU・CAN-

デザインがカッコイイ缶を集め出したのが始まりでした。気づけば部屋中に大量の缶が。エピソードとともに整理しながら発表していきますので、おつきあい頂ければ幸いです。

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6 今は亡きカセットテープ

今日は、プログラムをどうやって保存していたかの話。

こんな時代でも、すでにFD(フロッピーディスク)が存在していた。
存在はしていたが、パソコン本体と同じぐらいの値段がするので、
誰も持っていなくて見たこともなかった。
ましてやHDD(ハードディスク)など、影も形もなかった。

FDD
↑こんな3.5インチの2ドライブなんて、20万円以上した

しかし、プログラムは保存したいし、市販のゲームだって売っていた。
どうやって保存したり売っていたりしたのかというと、
カセットテープである。

と、若い人に言ったら

「またまた嘘ついて~。」

と信じてもらえなかった。 いや、ホントなんだって。

ファックスをすると電話口で

「ピー、ギャギャギャギャ、ピー」

という音がするが、
あんな感じでプログラムを音に変換して記録していたのである。
だから、当時のプログラムが入ったカセットを普通にラジカセで聞くと、
それはもう、トランスミュージックのような雑音が奏でられるのであった。

ちなみに、プログラムをパソコンに読み込ませることを「LOAD(ロード)」、
保存することを「SAVE(セーブ)」と言った。 

会社とかで、

「あ、セーブできてない!」

って言った人がいたら、たぶん昭和40~50年代生まれの人だろう。
今は普通に「保存する」って言うもんなぁ。

カセットテープは、普通の音楽用でいいのだが、録音時間が長いと
テープが「伸び」たりして、保存や読み込みが失敗しやすい。
だから、「プログラム専用カセット」と銘打って売っていたものもあった。
なんのことはない、「10分テープ」って短くしただけなんだけど。

MZ-80

当時のマイコンは、シャープのようにカセットレコーダーを内蔵したものもあり、
シャープ製を買った人は、その日からプログラムの保存や読み込みができたが、
たいていは別売りなのが一般的。 理由は2つ。

まず、プログラムの保存が必要なほど
パソコンを使いこなす人が少なかったから。
入門機として買った場合、短いプログラムを打ち込んでは、
その日のうちに消してしまうのが普通だった。
わざわざセーブして残しておこうなんていうほど、
複雑なプログラムを組むような素人は、まだ少なかったのだ。
 
もうひとつは、音楽用のカセットテープレコーダー(ラジカセ)で代用できるから。
パソコン用は「データレコーダー」と呼んでいたが、1~3万円ほどするので、
プログラムの読み書き専用に買うには決して安い買い物ではない。

DATA RECORDER

本格的にパソコンでプログラムを組むのでなければ、データレコーダーは
宝の持ち腐れになってしまうから、メーカーも別売りにしていたのだ。

だが、このラジカセで代用するのは、かなりデンジャラスだった。
音楽を再生するには、ある程度のノイズや速度ムラがあっても問題ないが、
パソコンのデータとなると、そんなものがあっては正確に読み込んでくれない。
せっかく何十分もかけてプログラムを読ませても、最後の最後で

「ピーッ」 ←この音が心臓に悪い。

「Read Error(読み込み失敗)」

とか出ると、それはそれは悲しい気持ちになった。
こうした失敗を繰り返して少年は大人になり、
大抵は専用のデータレコーダーを購入するようになるのである。

つづく。




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三種類の適格者

もうすぐ卒業式だね。

今年は3月1日が日曜だけど、卒業式は金曜日に終わらせるのかな。
それとも2日? あるいは日曜だけど1日にやってしまう?
その辺の事情は、自治体や学校によって違うんだろうが、
なんにしても、卒業おめでとうだね。

さて、人は卒業を繰り返して大人になっていくのだが、
大人とはなんだろうか。

別に哲学ではなく、どうなったら大人だといえるのか。
20歳になったら?
車を運転するようになったら?
お酒が飲めるようになったら?
タバコを吸うようになったら?

まあ、いろいろあるが、酒も飲まないしタバコも吸わない私は
まだまだ子どものようだ。

もうひとつ、子どもの頃に思っていたのが、
コーヒーが飲めたら大人だと思っていた。

両親はコーヒーが好きなので、私はよく作らされた。
作るのはうまくなったが、私はまったく飲まない。
こんな真っ黒で苦いだけの液体、
何がうまいのかまったく理解できなかった。

そして、いくらなんでも大人になった今、

やっぱり理解できん!!

例えば、美味しいケーキを食べる時。

コーヒーと一緒に食べたら、コーヒーの強烈な香りと味が勝って
繊細なケーキの甘さと美味さがふっとんでしまうやないかい!

というわけで、私は紅茶派だ。
GOGOtea
午後の紅茶
ストレートティー
紅茶飲料 190g
砂糖、紅茶(ディンブラ51%以上)、香料、ビタミンC
茶葉は「ディンブラ」を主に使用


ミルクティー
紅茶飲料 190g
牛乳、砂糖、紅茶、香料、乳化剤、ビタミンC
茶葉は「キャンディ」を主に使用


レモンティー
紅茶飲料 190g
砂糖、紅茶、レモン果汁、香料、ビタミンC、酸味料
茶葉は「ヌワラエリア」を主に使用
キリンビバレッジ株式会社 (2007)


1980年代。
当時はまだまだコンビニの数も少ない時代。
「お茶や水を買う」という文化も定着していなかった。
それまでも紅茶の缶飲料もあるにはあったが、
やっぱり葉っぱから出した温かい紅茶の味にはほど遠く、
ましてや冷たい紅茶では絶望的だった。
売れ行きも悪かったようで、私も1度だけ買って、
うまくなくてしばらく買わなかった記憶がある。

そんな時代に登場したのが、「午後の紅茶」。
1986年のことだ。

初めはペットボトルしかなかった。
キリンによると、紅茶は冷やすと濁る性質を持っていて、
透明感のある紅茶を作ることが難しかったのだそうだ。
だから、クリアにする製法を完成させたキリンとしては、
透明感のある紅茶をアピールするためにも、
缶ではなくペットボトルにしたかったのだろう。
「午後の紅茶」という日本語バリバリの商品名がダサイ感じもしたが、
単語ではなく一文である名前は斬新でもあった。

コーヒーが嫌いな私は、パンとかケーキを食べる時には
やっぱり紅茶だった。
しかし、家や店ならいざ知らず、学校や屋外で、
お湯を沸かして紅茶を葉っぱからいれることはできない。
部活で女子陣が作ってきたお菓子を食べるだかなにかで
コンビニに飲み物を買い出しに行った時に、
「午後の紅茶」1.5リットルサイズを買ったのが最初だった。
というか、当初はそのサイズしかなかったのだ。
炭酸が苦手な私はコーラとかイヤだったし、
甘いお菓子を食べるのだから甘いジュースはきついしで、
他に選択肢がなく、しぶしぶだったように記憶している。

しかし、これが意外といける。
ほんのり甘く、しかし紅茶独特の渋みはなく、すんなり飲めた。
特に女子陣には大好評だった。
「午後ティー」という愛称とともに、多くのコンビニの
定番商品の地位を獲得していった。

私はストレートもいいが、レモンティーが好きだった。
店で飲む時は必ずレモンティーにした。
逆にミルクティーは苦手だった。
紅茶の琥珀色が濁るのに加えて、温かい牛乳の味が
苦手なのもあって、まず飲んだことはなかった。

と思っていたら、2年後にレモンティーとミルクティーが出た。
なんてかゆいところに手が届くラインナップだろう。
しかも、缶のデザインが素晴らしいではないか。
・白・黄色
チューリップの歌のようなカラーバリエーション。

商品名「午後の紅茶」の由来は、
第7代ベッドフォード公爵夫人アンナ・マリアが行なった
「アフタヌーン・ティー」を直訳したものらしいが、
そのマリアの姿が描かれ、オフゴールドを使ったロゴが
シンプルかつ気品のあるデザインになっている。

現在のデザインは、「低カロリー」だの「牛乳100%使用」など
「シチリア産レモン果汁使用」など説明的なものが
真ん中に入っているのが残念だが、
最初のデザインはその位置にマリアの肖像がきていて
さらに高級感のあるデザインだった。

現在はリプトンを始めとした色んなメーカーが紅茶を出しているが、
私のお気に入りは、相変わらず午後ティーのストレート。
さすがに社会人になるとコーヒーを飲まなければならない場面が多々あり、
我慢して飲んでいる内に多少飲めるようになったのだが、
ブラックコーヒーはいまだに無理だし、ケーキの時にはやっぱり紅茶である。




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5 新御三家誕生

さて、技術の進歩と一般家庭への普及が急速に進むにつれて、
1980年代初頭には、より高機能な8ビットマイコンが発売された。

NEC PC-8801シリーズ(1981年)
富士通 FM-7(1982年)
シャープ X1シリーズ(1982年)

この3メーカーが市場をほぼ独占し、「新御三家」となった。
実は3社とも旧来のシリーズも続けて出しているのだが、
この新シリーズが3大勢力となった。
CPUこそ、それまでと同じ8ビットではあったが、
新8ビットマイコン(パソコン)は明らかに性能がアップしていた。

専門的な細かい設計や処理能力については説明しないが、
処理速度の高速化と記憶容量の拡大などが上げられる。
さらに色が8色になったことや、音が3音鳴らせることなどもある。
これにより、ゲーム画面やBGMが格段にレベルアップすることとなり、
本来は計算やデータ処理などビジネスのために使うコンピュータを、
ゲームをやる目的で買うという方向に市場を拡大させる要因ともなった。
その証拠に、市場を席巻した新御三家のマイコンは、
ゲーム会社がゲームを作りやすい設計・性能になっており、
それはつまり、ゲームがたくさん発売されることにつながり、
ユーザーは、そのゲームをやる目的で新御三家のどれかを買うのである。

PC-8801

NECのPC-8801シリーズは、PC-8001シリーズの上位機種であり、
両者は同時に進化していくが、PC-8801シリーズ用のゲームが
多数発売されたことで市場はPC-8801シリーズがメインとなり、
PC-8001シリーズは1985年を最後に消えていく。

富士通は「FM-8(1981年)」で初めてマイコン市場に参入。

FM-8body

「FM」は「富士通マイクロ」の略。「8」は「8色表示」から。
翌年に廉価版として「FM-7」を発売。

FM-7

普通は後発になるほど数字が増えるものだが、「8」から「7」になったのは、
開発時の「FM-8Jr.(ジュニア)」で「子ども・弟分」という意味からか?
値段が126,000円と安いわりに、値段の高い他機種よりも高性能で、
これにより富士通は一気に市場への参入に成功した。

古参のシャープは「MZ-80K」以来順調に開発を続け、
MZシリーズは、すでに一定のシェアを獲得していた。

MZ-2200

しかし、事実は小説よりも奇なり。 
なんと、同じシャープ内でライバルが出現したのである。
「パソコンテレビX1」の誕生だ。

X1

これは、NECのPC-8001とPC-8801との関係とはまったく違う。
MZとX1は、兄弟機種でもなんでもないのである。
MZシリーズが「シャープ電子機器事業部」の開発した製品に対し、
X1シリーズ(型番はCZ-800シリーズ)は同社の「テレビ事業部」が開発。

MZの機能も優れていたが、それとはまた違ったアプローチで開発。
ホビーユースに力を入れたX1は一気にシェアを拡大。 
MZシリーズも、かなり先まで生き残っているが、
NECのPC-8001と同様、MZ用のゲームが少なかったため、
主力はX1シリーズに取って代わられることになる。
この事件をシャープ内部では「覇権争い」と呼んでいたらしい。

こうしてマイコンの群雄割拠の時代はまだまだ続き、
「いかに面白いゲームが遊べるか」というユーザーの要求により
開発競争は苛烈を極めてゆくのである。

つづく。




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復活のトーイン

最近はJRに乗る機会がすっかり減ったが、
学生の頃は、帰省も含めてJRで長距離移動したものだ。
新幹線の中に設置されている自動販売機や、
静岡以東のJRのホームに置いてある自動販売機でよく見かけるのは
「名水 大清水」というブランドだ。

名前からして学生の頃は
「静岡かどこかの名水を売ってるのかな?」
などと漠然と思っていたが、
どうやら大清水とは群馬県谷川岳の名水らしい。

で、それもミネラルウォーターの商品名かと思ったら、
「名水 大清水」という名前でコーヒーも売っている。
いったい、なにがどう大清水なのか?と調べたら、
どうやら、「JR高崎商事」という、JR東日本グループの会社の
商品ブランド名らしい。
ま、つまりJRの子会社っつーか、天下り先っつーか、
そこのドリンク商品をひっくるめて「名水 大清水」って言ってるんだね。
JR東日本の会社だから、静岡より西では見かけないわけだ。

で、これもその「名水 大清水」の商品かと思ったら、違っていた。
新幹線のマークが付いているし、てっきりそうだと思ったが、
これはこれで、別の会社らしい。

tekkannon

鉄観音 tikuanyin
ウーロン茶飲料 245g
ウーロン茶(鉄観音)、ビタミンC
株式会社トーイン (2003)


Towin(トーイン)という会社は、新幹線の食堂車などを運営していた
株式会社JR東海パッセンジャーズの子会社。
食堂車は2003年に廃止されたので、今は車内販売がメインなのかな。

この缶はちょうどその頃のものになる。
JR以外では売ってないので、珍しいと言えば珍しいが、
珍しくないと言えば珍しくない。

厚塗りの白地塗装は、やっぱり磁器をイメージしているんだろう。
鳥の絵がなんともほのぼのしていて、全体的に野暮ったいが
こんな気が抜けたデザインもたまにはいいだろう。
この絵も、よく見ると意外としっかり描かれていて落款まで入っている。
どこかのイラストレーターとかが描いたのかね。
惜しむらくは「鉄観音」のロゴがイマイチかな~。

今度JRに乗ったら、まだあるか探してみようかな。




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4 大きなマイコン、小さなポケコン

マイコンが売れ出した。
今から比べたら低い性能でも、コンピュータと言うと未来的な感じがして、
会社のプレゼンなんかでマイコンを使おうものなら、
それはそれは、最先端をいっている感じがした時代である。
各メーカーがマイコン開発に力を入れだし、性能が上がるにつれ
小型化が技術的に難しかった当時は、とにかく大型化していった。

当時はキーボードと本体がくっついた一体型が主流。
つまり、デスクトップ型の本体を寝かせて、そこにキーボードが
くっついてるようなもんである。 重さも平気で5~6kgほどあった。
だから、今みたいにキーボードを膝の上に置いて…なんてことはできない。
さらにシャープ製にいたっては「オールインワン」と言ってモニターも一緒。
当然ブラウン管なので、そうなると総重量は15~20kgにもなる。
ちょっとした漬け物石よりも重いので、一度置いたら移動させるのが大変。
私の持っていたマイコンは本体とモニターが別々だったが、
両方同時に持ち上げるとギックリ腰になりそうな重量だった。

こうした大型で高価なマイコンが普及していくのに対して、
メーカーは「ワンボードマイコン」のような小型コンピュータも作っている。
「ポケット・コンピュータ」、通称「ポケコン」である。
マイコンの普及と技術向上に合わせて、性能は低いが安価で携帯可能な
簡易コンピュータとして開発され、1980年にシャープが「PC-1211」を発売し、
電卓メーカーのカシオが追い上げようと頑張り、ポケコンは現在も存在している。

PC5100
EL-5100S(1982) 16,800円 24桁表示、300時間使用

形は「PS-P」より薄くて、横にもう少し長い感じ。
そろばんの2/3ぐらいの大きさって書いても、今の子は
そろばんを知らないよねー。 これも昭和のアイテムだなぁ。

小さなキーボードと白黒液晶画面が一体となっており、
見た目は少し大きめの、複雑な電卓だと思えばいい。
特徴は電池により長時間使用できることと、一応コンピュータなので
複雑な工業計算などに使えるよう設計されていること。 
プログラム入力ができるので、簡単なゲームも作ることができる。

マイコンが高価であった当時、コンピュータを使った機械制御の学習や
工業計算の学習、コンピュータ言語の教材として使用された。
また、マイコンに興味はあるが高価で買えないという層にも受け入れられた。
現在は一般市場ではあまり見かけないが、職業高校などではこれを購入したり、
キットを自分で作らせて、専門教科の授業で使ったりしている。

obm

コンピュータの入門として重宝されたポケコンだが、
その簡易さゆえにプログラムの保存機能がないのが難点だった。
どんなに頑張ってゲームを作っても、電源を切ったら全て消えてしまうのである。

しばらくして最低限の保存機能を内蔵したものが登場したが、
これが今度は学校を困らせた。
工業系の学校では定期テストにポケコンを使用する問題が出るのだが、
学生は前の晩に試験範囲の計算プログラムなどを入力しておくのである。
つまり、公然とカンニングが可能となってしまうのだ。
おかげで試験監督の先生は、ひとりひとりのポケコンを目の前で
リセットさせて確認するという対策をとらなければならなかったが、
怠慢な学校はそれもしなかったとかなんとか…。

うーん、最近は授業中に携帯や電子辞書でワンセグテレビを
見る学生がいて問題らしいが、いつの時代もテクノロジーというのは
学校を悩ませるねぇ。

つづく


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アリゾナ、来日

以前、スターバックスの缶コーヒーの回で、ニューヨークで
お茶を買おうとしたら砂糖入りばかりだったという話を書いた。

それを読んだやつが、ハワイ土産に買ってきたのがこれ。

Arizona-1
Arizona Green Tea
GREEN TEA 680ml
USING FILTERED WATER、HIGH FRUCTOSE CORN SYRUP、HONEY、
CITRIC ACID、NATURAL FLAVORS、GINSENG EXTRACT,VITAMIN C
Arizona AN AMERICAN COMPANY (2009)




本人曰く、この微妙な鶯色と微妙な梅のイラストが

「とってもわざとらしく日本テイストを表現していていい!」

と思って買ってきたらしいが、






問題はそんなことよりもだな!











Arizona-2


デカッ!  Σ(゜△゜)

でかすぎる。 

なんだこの大きさは、日本で見たことないぞ。
日本で大きいお徳用サイズっていっても、500ccだぞ。
これは680ccもある。 
右のポカリが340ccだから、まるまる2本分だ。

確かにアメリカ人なら一気飲みでもいけそうだが、

茶の心をなんだと思っとるんだ。
自重しろ、自重!
 




さらに缶をよく見ると、「with GINSENG」と書いてある。
「ジンセン」て、高麗人参のことだよ。
まー、確かに中国茶とかにはよく高麗人参入れたりするけど、

だから緑茶だろっつーの! 

さらに「with HONEY」とも書いてある。
きたよー。 甘いんだよー。
えー、やっぱり甘い緑茶なのか~。

てなわけで、とりあえず飲んでみる。



うむ。

 

紅茶だね。



フツーに紅茶だし。

ま、緑茶も紅茶も烏龍茶も、もともと同じ葉だしね。
てゆーか、中身の色も緑色じゃないし、これ完璧に紅茶でしょ。

おいしく頂いたが、とにかく今回はデザイン云々する以前に
缶のサイズにびっくりだった。
個人的には、この色といい、梅の絵といい、手作業バッチリな味わいだが、
いわゆる古伊万里のような磁器を思わせるデザインを狙っていると思われ、
なかなかいいセンスだと言いたい。

日本の缶も、これぐらい特徴的なデザインをして欲しいものだが、
コンピュータによるデザインでは、この味わいは出ないだろうなぁ。

なにはともあれ、680gもあって重たいのに
わざわざ香港から買ってきてくれたSに拍手である。



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3 御三家誕生

前回の文末で締めたように、
ここからはまるで戦国の歴史のように、マイコンの群雄割拠の時代となる。

1970年代終盤に登場した初期のマイコンは以下の3機種。

first 3

日立 ベーシックマスターMB-6880(1978年)
シャープ MZ-80K(1978年)
NEC PC-8001(1979年)

これらをよく見ると、キーボードがびっくりである。
なんと、カーソルキー(矢印キー)がない。 
どーやって、カーソルを動かしてたのかね。
入力間違いしたら、そこまで削除で戻るしかないとか?
他はshiftキーとかctrlキーとかも当然ない。
漢字変換機能もなかったので、複雑な操作はしないから。

MB-key

ちなみにスピードはベーシックマスターで、
1から1000までの足し算が5秒かかったそうな。
今じゃありえんねー。

こんな性能だったけど、当初はこの3機種が
8ビットマイコンの「御三家」と言われた。
(「8ビット」の意味については、また後で。)
だが、ベーシックマスターは途中より遅れ気味となり、
1980年前後はPC-8001とMZ-80K/Cが人気を二分した形となった。

ベーシックマスターは、当時としてはとても高性能だった。
他機種が半角英数とカタカナしか表示できないのに対し、
標準で「ひらがな」が表示できた。 これはかなり珍しい。
さらに、「ドレミファソラシド」とカタカナで音階を入力して
音を出すこともできた。 シャープも3オクターブの音が出せたが、 
NECが曲を出せるようになったのは、ずっと後のことだ。

なのにベーシックマスターが市場から取り残されたのは、性能的に
劣っていたのではなく、搭載CPUの違いによるものではないかと考えられる。
ベーシックマスターは6800系のCPUなのに対して、他の2機種はZ80系のCPU。
つまりプログラムを作る側にとっては、共通性のあるNECとシャープの方が
便利である。 そうした点が有利に働いたのではないだろうか。
あとは宣伝広告のうまさや、雑誌の取り扱い方などにも要因は考えられる。

しかし、いずれにしても当時のマイコンは性能のわりに値段が高かった。
画面は基本的に白か緑の単色表示で、音は「ピー」としか鳴らないか、単音のみ。
いわゆる白黒で着信音しか鳴らない、初期の携帯電話と同じような感じである。
その程度の機能しかないのに、値段は10万~30万円ほどもした。
ま、当時の技術からいったら当然の値段だったのだろうが。

keitai

つづく。




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女の戦い

今日はバレンタインデー。

そもそもバレンタインデーなんてものはだなぁ、

と、始まるのがいつものパターンだが、今回はやめておこう。
なぜなら私はチョコレートが大好きだからー。
だから、タダでチョコがもらえるバレンタインは大歓迎。
でも、甘すぎるものは苦手なので、ビターチョコでお願いしたい。
ここ数年、カカオの効果を全面に押し出したチョコもあるが、
カカオ86%とかはさすがに苦いだけなので、60%でお願いします。
あと、1粒で何百円もするような高価なチョコも売れてるが、
バカじゃなかろかと思う派なので、普通のピーナッツチョコでOKです。
↓こんなやつ。 ホントは昔っからあるハートチョコが好きだけど、絶版?

heartchoco


え? バレンタインは女の子がタダでチョコをあげる日じゃない?
女の子がチョコ以上のお返しを期待するための布石の日だって?
少女マンガ「はちみつとクローバー」にも、そう書いてある?
あー、たしかにそーかもねー。

えーと、聞こえませんでした。

大型スーパーなどでも、正月が終わった途端にバレンタインブースが
できるなど、昨今のバレンタイン商戦も激しさを増している。
今年はなにやらお菓子メーカーが「逆チョコ」などと銘打って、
男子からもチョコをあげましょうなどと宣伝しているが、はっきり言おう。

断る! 

自分がチョコが食べたいんだから、誰があげますか。
いや、まぁ、あげたい人は勝手にやっててください。 別に文句つけません。
要するに、メーカーはチョコが売れれば何でもいいんだろうから、
バレンタインを口実に、告白でも何でもやっててちょうだい。
てゆーか、そーなるとホワイトデーの存在意義はどうなるんだ!?
今度は、女子からもあげましょうと宣伝するのだろうか。
なんだかこれも、クリスマスの時に書いた
「酒を飲めれば理由はなんでもいい」理論になってきたなぁ。
もー、世の中、ボーダーレス、ジェンダーレスとかになってきたけど、
なんでもかんでもレスになってきましたなぁ。

さて、バレンタインの思い出について語ると予告したが、
そこはそれ、年相応にいろいろあることはある。
だが、2月14日でいちばん記憶に残っているのは、
小学校6年の時の、今思うとちょっと奇妙なできごとのことだ。

今回はその時のことを、小学生の国語の問題文風に書いてみようか。

------------------------------

今日はバレンタインデーだ。
学校へお菓子を持ってくるのは禁止だけど、今日は先生も何も言わない。 
先生も女子からもらえるからかな。
朝学校に来て、男子も女子も、ちょっとだけそわそわしていたけど、
誰もバレンタインの話題を出さなかった。

一時間目が始まった時、先生から、
「男子だけ全員外に出なさい。」
と言われた。
男子はみんな授業中に校庭で遊べるのが嬉しくて、
①【むじゃき】に鬼ごっこなどをして遊んでいた。 
ぼくは、男子に外へ行きなさいと言った先生や、
不安そうな女子の雰囲気を見て、ちょっと不思議に感じていた。
「男子がいない間に、教室で何をしているんだろう。」
他のクラスの男子はいないから、外に出されたのは3組だけのようだ。

15分ぐらいして先生に呼ばれ、ぼくらは教室に戻った。
女子は全員静かに席に着いている。
先生はなにごともなかったように
「はい、国語の教科書を出してー。」
と言った。

教科書を出そうと机の中を見ると、チョコレートを見つけた。
バレンタインのチョコレートだ。 全部で3個あった。
名前が書いてないので誰かは分からないけど
【 ② 】、鈴木と、佐藤と、田中からだろう。
3人はいつも一緒に遊ぶグループの中の女子たちだ。
だから義理チョコだろうけど、ひとつもないよりは嬉しかった。
加藤も、高阪も、斎藤も、同じように3個入ってたのかな。
ぼくは、ちょっと【 ③ 】していた。
国語の時間が終わったら聞いてみよう。


次の問いに答えましょう。

問1.①【むじゃき】を漢字に直しましょう。

問2.【 ② 】に入る最も適切な言葉はどれか、次から選びましょう。
    ア.だから  イ.とても  ウ.たぶん  エ.しかし
問3.ぼくがいつも遊ぶグループは男女合わせて何人でしょうか。

問4.【 ③ 】に入る最も適切な擬態語はどれか、次から選びましょう。
   ア.ハラハラ  イ.ドキドキ  ウ.イライラ  エ.シクシク
問5.【③】を含む一文で、ぼくはどうしてそのように感じたのでしょうか。
   30字以内で書きましょう。

-------------------------------

とまぁ、こんな風だった。
その時は先生のとった方法について特に深く考えることなどなかった。
ただ、自分たちが外にいる間に、女子が教室をウロウロして、
男子の机の中にチョコレートを入れていく光景を想像しただけだった。

私たちの頃は先生の権力は絶対で、学級崩壊などという言葉もなかった。
だから女子が机にチョコレートを入れる姿も、何かの儀式のように
無言でしめやかに行なわれている風景を想像した。
実際にはキャーキャー騒ぎながらだったかも知れないが、
隣のクラスは授業してるわけだし、やっぱり静かだったに違いない。
男子も「チョコが入ってた~」などと大声で騒ぎだしたりする者などひとりもおらず、
何か触れてはいけないものかのように、静かに国語の授業へと移行していった。
前日までは、バレンタインとはどういうものなのかとか、誰がくれるだろうとか、
お返しのクッキー、アメ、マシュマロの意味とか、さんざん話していたのに、
当日にはほとんど話題にあげなかったから、余計に変な空気があったのだろう。

ちなみに休み時間中に確認したが、チョコの差出人は予想通りだった。
もっとも高阪だけは女子に人気があったので、3個どころではなかったが。

先生がどうしてこんな計らいをしたのか、大きくなってから考えると、
たぶん先生なりの苦肉の策というか、教育的配慮だったのだろう。
小6といえば、異性を意識しだす難しい年頃である。
チョコをあげただのもらっただので、クラスが騒然としたり、
「からかい」から「いじめ」に発展することのないように考えたのだろう。
あるいは、1個ももらえない男子や、
誰にもあげない女子のことを気遣ってのことだろう。
実際、ひとつももらえなかった男子も何人かいて、
私たちも子どもながらに気を遣い、全体の場では話題にしなかった。

先生のこの対応が正しいのかどうか、それは私も分からないし、
なんか変だぞと違和感を覚える人もいるだろう。
でも、この時の担任の先生は非常に熱心で情熱的で、
クラス全員からの信頼が厚い素晴らしい先生だったし、
事実、私のクラスは他のクラスから羨ましがられるほど活発で仲がよかった。
きっと先生はクラスのことを考えて、バレンタインというものを
ああいう方法で、静かにスムーズに成就させたかったのだろう。
だから私は、あれでよかったのだと思っている。

数日経って、いつものメンバーで遊んだ時は、
どれが誰のチョコレートかとか、お返しにマシュマロはやめて欲しいとか
チョコをくれた女子ともざっくばらんに話すことはできたけど、
みんなのいるところでは、バレンタインについては触れなかった。
話題にするのが何だかタブーのような感じがしたのだ。
もしかするとそれは、自分が好きな女の子が誰にチョコをあげるのか
気になって仕方がない男子たちや、誰にも言わないけど
好きな男子の机にこっそりチョコレートを入れる女子たちの、
子どもなりの真剣さが作り出した空気だったのかも知れない。

今の時代の子どもたちがどういう風なのかは分からないが、
私が子どもの時の、ちょっぴり奇妙でピュアなできごとである。
バレンタインの季節になると、今でもふとこの時のことを思い出す。



答え 1.無邪気  2.ウ  3.7人  4.イ
    5.みんなも自分と同じように3個もらっているか気になったから。


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2 完成品マイコン登場

ワンボードマイコンのように、自分で組み立てるタイプのものは、
仕組みを勉強するにはもってこいだし、実際、そういう楽しみで
未だにホビーにしている人もいるぐらいである。

しかし、人はやっぱり便利で楽な方が好きだし、その方が売れる。
というわけで、電源を入れればすぐに使えるマイコンが主流の時代が到来。

「日本初の完成品マイコン」を作ったのは、意外なことに「日立製作所」である。
「日立 ベーシックマスターMB-6880」(1978年)というマイコンだ。
モニター別売りで、本体価格188,000円。
当時の大卒初任給が10万ちょっとなので、かなり高価だったわけだ。

MB-6880

「BASIC(ベーシック)」とは、コンピュータを操作するための「言語」の一種で、
人間が分かりやすいように英語でプログラムを組めるもの。
例えば「PRINT”ワタシハ、パソコン”」とプログラムすると、
画面に「ワタシハ、パソコン」と表示される。
当時、パソコンを買ってまず覚えるのがこの「BASIC」であり、
自分で絵を描いたりゲームを作ったりするのも、すべてBASICでプログラムした。
10年ほど前まで職業高校などでは必須だったが、今では習わないんだろうなぁ。
今はマウスで「カチッカチッ」だけど、昔はキーボードしかなかったからね。

続いて同年に発売されたのは「シャープ MZ-80K」である。

MZ-80K

「Z80」というCPUを使ったのが名前の由来。(CPUの説明については、また後で)
値段は198,000円だが、モニターとカセットレコーダーがくっついた一体型なので、
リーズナブルとも言える(好きなモニターが選べないとも言えるが)。
さらに高級版の「MZ-80C」というのは268,000円もして、さすがに高すぎたのか
15万円以下にコストダウンした廉価版が後から発売されている。

これに続き、翌年「日本電気(NEC)」が「PC-8001」を発売。

PC-8001

後発と言うこともあってか、値段も168,000円とちょっと安い。
そして「PC」は「パーソナル・コンピュータ」の略であり、
この時に初めて「パソコン」という名前が使われた。

会社や雑誌によっては、まだ「マイコン」と表記するところが多く、
「マイコン」が「マイ(私の)・コンピュータ」の略だと誤解されていた時代でもある。
後にPCシリーズが爆発的に売れたことによって「パソコン」という名が定着していくが、
それはまるで戦国時代のような、マイコンの群雄割拠を経てからのことになる。

つづく



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チロル、誕生

最近の市場の傾向として、「アラフォー」とか「R35」とか、
いわゆる団塊ジュニア層を狙った商品が売れている。
例えば玩具では、団塊ジュニアとそのジュニアという2世代を
ターゲットにしたものが幅を利かせているのも実感できるだろう。
ウルトラマンや仮面ライダーシリーズを親子で見ているというのがいい例だ。
「トミカヒーロー」という番組も始まって、この不景気なご時世にも関わらず、
トミカは次々と新商品を出し、親子で買うからガンガン売れている。

お菓子業界でも団塊ジュニア世代のこうした風潮を反映してか、
スイーツブームやパティシエブームがもてはやされている。
特に異常にも思えるのがチョコレートブームで、女性のみならず
男性もコンビニで本格チョコレートを買ったりしているという。
私などは一粒で何百円もするチョコレートなど、いくら美味いと言われても
買う気はしないが、私が生まれる前から存在する手頃なチョコもまた、
昨今のチョコレートブームの影響か、次々と新商品を出している。

そう、「チロルチョコ」である。
「きなこもち」味がヒットしたり、ブームに乗って「塩バニラ」を出したりと、
怒濤の勢いで種類を増やし、今や何種類あるか分からない。

そんなチロルが一昨年に発売したのがこれ。
TIROL
チロル チョコレートドリンク 
乳飲料 155g
砂糖、牛乳、全粉乳、ココアパウダー、クリーム、脱脂粉乳、コーヒー、
植物油脂、食塩、乳化剤、セルロース、香料、カゼインNa、安定剤(カラギナン)
ダイドードリンコ株式会社 (2007.10.1)


何年も前に発売されたように感じるが、まだ一年とちょっとしか
経ってないんだねー。

見た目も中身もまさしくチロルチョコのドリンク版だ。
通常のコーヒー缶よりも小さい、155gというのも、
チロルチョコの「小ささ」をイメージさせているという。
ただ、その小ささには別の理由があるようにも思う。
実際に飲んでみたが、これが甘い甘い。 
いくら「コーヒーヌガー」味だといっても、まさしくチョコレートドリンクだ。
だから、コーヒーのような190g、ましてや350gなんかだったりしたら
多分飲みきるのは拷問になるからではないか…と思ったり。

また、これを夏場にアイスで飲むのはきついので、
10月発売ということで、主にホットチョコとして売られていた。
数量や期間限定のアナウンスはなかったが、
店頭で見かけたのは、ほんの一瞬だった。 

デザインはまさしくチロルそのもので、ヘタにいじってなくてよい。
初めて見た時は
「ウルトラスーパーでっかいチロルチョコ!?」 
と、インパクト大だった。

しかし、なぜチロルが突然ドリンクを出したのかが不思議でならない。
チロルとダイドーとのコラボレーションだということだが、
チロル誕生45周年の記念だろうか。
どうせならミルク味やキャラメル味など追随して欲しかったが、
そんな気配はなさそうで、少し残念である。

チョコといえば、もうすぐバレンタインだねぇ。

じゃあ、次回はバレンタインの思い出でも語ることにしようか。




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1 マイコンの始まり

以前に「パソコンの歴史についても書いてみたいなぁ」と書いたが、
書き始めたら、ものすごい膨大な量になってしまったので、
今夜から本編と同時進行で公開していこうと思う。
本編、つまり缶のネタにしか興味がない人は、読み飛ばしてよしである。

幸か不幸か、私は完璧にパソコン黎明期を駆け抜けた世代である。
少年期に第1次パソコンブームを経験し、
その後の急発展を目の当たりにしてきた。
正直こんなに早く、これほどパソコンの性能が向上するなど、
誰も予測していなかったはずである。

ま、半分はおっさんの昔話になるかも知れないが、
今は小・中学校でも、「技術」や「情報」の時間で、
結構難しい正式名称や仕組みなんかを勉強してたりするので、
負けないようになるべく面白く分かりやすく書いてみようと思うわけである。

さて、パソコンの歴史は、今から30年ほど遡る。
そもそも昔は「パソコン」とは言わず、「マイコン」が一般的な呼び名だった。
パソコンは「パーソナル(個人用)・コンピュータ」の略で、
マイコンは「マイクロ(とても小さい)・コンピュータ」の略。
しばらくはコンピュータのことを「マイコン」と言うので注意である。

それまでコンピュータというものは、大企業や大学などで
研究や開発時の膨大な計算をする時などにのみ用いられる物であったが、
アメリカで「ワンボードマイコン」と呼ばれるキットが開発・販売されたのが
個人用コンピュータの始まりである。

MZ-80K

「ワンボードマイコン」とは、名前の通り「1枚の基盤だけの小さなコンピュータ」で、
キットになっているが、ほとんどが自分でハンダ付けなどをして組み立てる物。

一部の愛好家が楽しんだ物なので、一般には存在すら知られていないことが多い。
作りは電卓程度の小さな画面と、小さいキーボードか、ヘタするとオン・オフの
スイッチがいくつか並んでるだけで、その組み合わせで簡単なプログラムを作り、
数字や記号を表示させたり、よく頑張っても単純な数当てゲームなどを
作れる程度だった。色はもちろん単色で、音も出ない。

海外製キット主流の中で、日本のメーカーも技術者の練習用としてのキットを作った。
1976年に発売された「日本電気(NEC)」の「TK-80」というワンボードマイコンが、
初の日本製マイコンとされている。TKとは「トレーニング・キット」の略。

TK-80

しかしこれが、技術者でなく一般客がホビー用として購入して売れた。
売れるのだから、他のメーカーも続いてワンボードマイコンの市場に参入し、
「シャープ」も「MZ-40K」というワンボードマイコンを発売している。

多くのメーカーが参入すれば競争原理が働き、より便利なものへと進化していく。
こうして自分で組み立てる必要が無く、コンセントとテレビがあればすぐ動かせる
「完成品マイコン」、つまり今の形に近い「デスクトップコンピュータ」が登場する。
これにより「ワンボードマイコン」は一般市場から消え、技術系の世界で
トレーニング用や機械制御用のものとしてしか存在しなくなった。

つづく


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命の洗濯を

そこそこ古いものなので、いろんなところで紹介されているが、
やっとここでも紹介の順番が回ってきた。
中身もスゴイが、デザインが際立って「アレ」なので保管しておいたものだ。

「ヴィレッジ・ヴァンガードで買ってきたー。」と、
誕生日プレゼントにもらったものがこれ。
BRAIN
BRAIN WASHER
清涼飲料水 190g
キシリトール,果糖ブドウ糖液糖,香料,クエン酸,メントール,クチナシ色素
(株)アプリス (2003)


出たぞ! またしてもアプリスの商品だ!
前回のファイヤーパターンに対して、今回はサイコなパッケージだ。
緑一色で、昭和のCGのようなデザインだが、嫌いではない。
ちょっとゲームの画面ぽい感じもする。

アプリスという会社は、当時いろいろな不思議ドリンクを作っていたが、
最近は「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズや「エヴァンゲリオン」シリーズ、
芸能人ものなどを作っている、まぁ、キワモノ専門メーカー。
だからデザインもちょっぴりオタクなテイスト?

さて、脳の絵が描いてあるので、

「脳みそ味のジュースか。 想像もつかないなー。 こりゃ、手強そうだ。」

と思ったが、それだったら、きっと脳の絵は赤色だろうな。
商品名をよく見ると、

「プレイン・ウォッシャー」

えーと、脳の洗濯? 
あー、つまり刺激系なんだね。 脳にくるってわけだ。
なんだ、それならすぐに想像できる。

問題はどんな刺激か、だ。
いわゆる激辛系だと困る。 私は辛いものが苦手だから。
強烈炭酸も困る。 炭酸は苦手だから。
ただ単にマズイのも困る。 飲めないから。

と、原材料には真っ先にキシリトールと書いてある。
なるほど、ハーブ系か。 

側面の英文には次のように書いてある。

BRAIN WASHER CANSELS SLEEPNES AND FEELING LANGUID.
YOU BECOME THE FEELING FROM WHICH THE BRAIN WAS COMPLETELY
WASHED WITH THE LAUNDRY MACHINE.

「これを飲めば眠気もだるさも消し去って、脳を洗濯機で洗ったようにすっきりします。」

つまり、目覚まし効果があるってことだな。 
高速のSAでよく売ってる「眠眠打破」みたいなものかな。
それなら何とかなるか。

と思ったのが甘い。

中身をグラスに出してみると、

鮮やかなコバルトブルーの液体が。

こんな色、洗剤とかでしか見ないよ。

飲まなくても見ただけで目が覚める。

飲んで大丈夫なのか、これ?
まあ、売ってるんだから人体に害はないんだろうが。

まずは、これをプレゼントしてきた本人に飲ませてみる。

「・・・・・・!!!!」

声にならないリアクションが得られたところで、私も飲む。

「・・・・・・・ぬほっ!!」

うん、これはジュースじゃないね。 飲む歯磨き粉なんだね。
口から鼻に抜ける鮮烈な香りは、それ以外のなにものでもない。

ま、しかし予想していたよりマズイものじゃないので何とか飲める。
琉球号やあめゆの方が、よっぽど神経を逆撫でする味だ。
いろんなHPに、ものすごい凹んだという感想が書いてあるが、そうでもない。

・・・これは私がおかしいのか?

まぁ、さすがにこれを500mlペットボトル分飲みなさいと言われたら
謹んでお断りいたしますが。

缶には次のような注意事項まで書いてある。

「コールド専用品ですので温めないでください。」

これを温めて飲むのは死を意味するような気もするんだが、
あー、でも、しまったなぁ。 温めたらさらにキシリトールの香りが倍増して
もっと厳しい体験ができたかもしれなかったなぁ。

「キシリトール、メントールを使用しおりますので、皮膚についたり
 目に入ると刺激を感じる場合がありますのでご注意ください。」


このへん、完全に洗剤の注意事項みたいやないかーい。

「飲み過ぎると体質によりお腹がゆるくなる場合がありますのでご注意ください。」

これは、キシリトール系のガムにも書かれている注意だね。
摂取しすぎるとお腹にくるらしく、逆にそれを利用して、
女性が便秘にお悩みなら、寝る前にキシリトール入りガムを大量に
食べると、翌朝のお通じがよいという話をどこかで聞いたことがある。

このジュースは回し飲みをしたので、お腹の弱い私でも無事だったが、
なるほど、そういう効能をうたうと、意外と売れるかも知れないぞ、これ。


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ラム、襲来 2

というわけで、節分である。

節分といえば豆まきなんだが、最近の流行りは「恵方巻き」である。

恵方巻きは、節分の夜にその年の恵方(歳徳神の在する方位)に向かって、
目を閉じて願い事を思い浮かべながら太巻きをまるかぶりするのが習わし。
太巻きは切ってはならず、1本まるごと食べること。
食べている間は喋ってはいけないし、茶を飲んだりしてもいけない。
ひと息で食べなければならないという説もある。

これが、やってみるとなかなか大変で、のどに詰まらせて
死亡者が出るんじゃないかと思うほどである。
まあ、時間制限はないので、焦らずゆっくりよく噛んで、だね。

恵方巻き自体は、七福神に因んで、
かんぴょう、キュウリ、シイタケ、伊達巻、うなぎ、でんぶ等七種類の具を入れる。
福を巻き込み、福を食べるという意味合いのようだ。

また、太巻きを鬼の金棒に見立て、節分の豆まきで
追い出した鬼が落としていった金棒を体に取り入れる事で、
無病息災・商売繁盛など、自身を取り巻く環境に対する抵抗増大や
窮地打破などの意味合いをもつともいう。

起源は江戸末期から明治初期にかけて、
大阪・船場の商人による商売繁盛の祈願事として始まった。
旧暦では節分の日は大晦日にあたり、
前年の災いを払うための厄落としの年越しの行事として行われた。

戦後に一旦廃れたが、オイルショック後の海苔の需要拡大を狙いとして、
1974年に大阪市で海苔店経営者等が節分のイベントで
海苔巻きの早食い競争を始めたこと、
1977年に大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行った
海苔の販売促進行事が契機となって復活した。

もともとは西日本のみの行事だったが、
商業的な全国展開の先駆けとなったのはやっぱりコンビニ。
1989年に広島県の加盟店オーナーの発案により
セブンイレブンが販売を開始したところヒット商品となり、
中国・関西地方での展開を経て、1998年に全国販売を開始した。
このヒットを受けてローソンが2001年に、
ファミリーマートが2003年より全国販売を開始。

だから、「節分の恵方巻き 予約受付中!」なんてコンビニで
見かけるようになったのは、ホントにここ10年ぐらいの話なのだ。
ミツカンが行った調査では、恵方巻きの認知度は全国平均88%、
実際に食べた人の全国平均は62%と、飛躍的に広まってきている。

全国的な恵方巻きの広まり方は、バレンタインデーやホワイトデーと同じく、
一地方の食文化が海苔業界やコンビニ業界など、
関係業界の主導のもと販売促進を目的とした傾向は否めない。
本来の意図を持たない海鮮巻き・丸かぶりロールケーキなどの登場で
その意義が全く理解されていないといった声もあがっている。

しかし、毎日の献立に悩む主婦にとっては、
「節分の日は夕食が海苔巻き1本ずつでいいとしたら、こんなに楽なことはない」
と、喜んでその策略にはまらせて頂きますという声もあるとかないとか…?

どうやら恵方巻きは、このまま全国に定着しそうだが、
定着する要因として「手軽であること」があげられるだろう。
「手軽に福にあやかりたい」
なんだかんだ言って初詣に足を運ぶ、日本人の気質に
うまくはまっている食文化なのかもね。

ちなみに今年の恵方は「東北東」と言われているが、正確には「東微北」。
「東北東」と「東」の間。つまり、「ほとんど真東」でした。
難しいねー。



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ラム、襲来 1

もうすぐ節分。

鬼は~そと、福は~うち。
歳の数だけ豆を食べましょうって、
そろそろ全部食べるのも大変な歳になってきたかなぁ。 
まぁ、いいか。

節分といえば、鬼。
鬼といえば・・・・・・・。

以前書いた「サンデーVSマガジンコラボ缶」。

あの企画はユニクロのTシャツやコンビニ限定商品など
たくさん展開しているが、まだまだ続くらしい。

こないだセブンイレブンで見つけて130円という
安値も手伝って思わず買ってしまった、これ。

urusei-1
うる星やつら 激辛コーンスナック

これ、ちゃんと「うる星やつら」を知ってる人じゃないと
商品コンセプトが分かんないよなー。
中身はパッケージにあるように星型をしたスナック。
コンセプトはこの「星型」と「激辛」っちゅーこと。
ラムちゃんが作る料理は基本的に星型をしていて、
味は必ず激辛なのだ。 
つまりこのスナックは、
ラムちゃんの料理を再現したものっつーわけ。

ラムの激辛手作り料理は、マンガの中で何度か
出てくるネタで、あたるを始め、地球人が食べると
必ず唇を何十倍にも腫らし、悶絶して倒れるパターン。
ラムちゃんやテンちゃんなど、オニ星のキャラは食べても平気。
ちなみに地球の食べ物に対しての感想は「味がない」。

もう味なんかは簡単に想像がつくんだが、
私的にはこれを商品化したバカッぽさというか
心意気に感動して買ってしまったね。
バブルも全盛だったうる星やつら最盛期だって、
こんなバカ商品作らなかったんだから。
この商品作った「ジャパンフリトレー」って、
どんな会社なんだろーね。

urusei-3

とゆーわけで食べてみた。

「辛っっっっっ。」 

うん、わかってはいたけど最初から最後まで辛いだけ。 
手加減や慈悲などないね。
口に入れた瞬間はたいしたことないなーと思ってると、
あとからツーンとくる。 唇というより、のどにくる辛さだ。
全部一気に食べると生命の危機を感じるので、ちょっとずつ。

辛さを抑えるには牛乳を飲むといいはずだが、あいにく切らしている。
おっ、目の前にはチョコレートが。

もしかして、チョコレートの甘さと相殺されるのでは? 

食べてみる。 うん。 甘い。 



・・・・・・・いや・・・・・・、
・・・・・・えーと、これは・・・・・ヤバイ


辛さがおさまるどころか、チョコの甘さによって辛さが引き立てられてきた。
スイカに塩をふって食べるとゆー、アレと同じ理由か!?

あ、いかん。 マジで辛い。 しかも変な辛さだ。

なんか、体が危険信号を発してるっぽい。 
 

もー、仕方ないので歯を磨いた。



ふう。 おさまった。

さて、半分ほど食べたが残りはどうしようかと、しばらく放置プレイしておいたら、
タイムリーなことに遊びに来たヤツが。

「あ、これ、たいらげちゃって。」

と、そしらぬ顔で勧めたら、何の疑いもなく食べたよ。
ニオイはあんまりしないからね。

「・・・・・!? 辛っっっっっ!!」 

あ、やっぱり辛いんだ。
ひとりは1個食べただけで顔が赤くなって、アウト。
もうひとりは、わざわざコンビニへ牛乳を買いに行って、たいらげてくれた。

あたるはこんな感じの料理を食べさせられていたのかね。

ちなみに、食後は別に巨大化も変身もしなかった。
これがキャラメルだったら巨大化するのかな。
て、このネタがわかる人は、かなりのマニアだけど。

おや、よく見るとおまけにカードがついてるよ。
恐らく連載時の表紙やポスターなどに使われたカラーイラスト。
全34種って、まじめに集めようとしたら、
この激辛スナックを最低でも34箱食べろってことだろ??
挑戦するヤツおらんだろー!



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