
さて、サンデーVSマガジンコラボの回で
「京都に行ってきた」と書いたので、そのことに触れよう。
初めての秋の京都である。
しかも嵐山である。
さぞかし紅葉が美しいに違いない。
カメラの準備も万端だ。わくわく…。
………………
…………いやー、
秋の京都なんて、行くもんじゃないね。
そりゃ、綺麗でしたよ。
紅葉と寺社仏閣の組み合わせは。
しかし!
それ以前に人が多い!!
いや、そんなの分かり切ってるだろって感じだが、
あんなに人が多い京都は初めてだった。
嵐山駅周辺など、ここは渋谷か!?と思うほどの人口密度だった。
ま、それでもちゃっかり楽しんできたので、その辺については次回。
さて、その京都で入手したのがこれである。

あめゆ
清涼飲料水 250g
水あめ、砂糖、はちみつ、しょうが、食塩、香料
日本サンガリアベバレッジカンパニー
嵐山駅付近の自動販売機で発見したのだが、
真っ先に目がいったのが、このカラーリングだ。
なんだこの、ちゃんちゃんこの柄のような缶は。
そしてこの微妙な書体で書かれた商品名は。
和風テイストを醸し出そうとして、ギリギリアウトなデザイン。
秋の京都に非常に似つかわしくない。
ま、しかし、インパクトがあるのは確かだ。
あめゆ…、あめゆ…、
聞いたことあるような、でも何だ??
「飴」と「湯」だよなぁ、きっと。
うー、それにしても秋の京都は寒い。
とりあえず温かい飲み物を買うという名目で、
この得体の知れない物体を買うことにした。
「ガコーン」
「んんっ!?」
「ひやしあめ!?
この寒いのに冷やし飴だとぉ!?」

しかし、手に取った缶はちゃんと温かい。
よく見れば、缶の裏表で「あめゆ」と「ひやしあめ」がリバーシブルになっているだけだ。
なるほど、夏でも冬でも同じ缶でいいわけか。
季節の変わり目になったら、自販機のサンプルだけひっくり返すのだな。
と、妙な感心をしながら、しばらく冷えた両手を缶で温めながら観察する。
「蜂蜜入り」と書いてあるが、飴にさらに蜂蜜か。さぞかし甘いのかな。
ん? なに? しょうが味?
しょうがって、あのしょうがか? つまり甘いしょうが湯ってこと?
しょうが湯って飲んだことないんだけど、
そもそもしょうがを液体に入れると、どんな味がするんだ…?
まぁ、「ジンジャーエール」の「ジンジャー」も「しょうが」という意味だし…。
いや、コカコーラ社の「カナダドライ・ジンジャーエール」には
実際にはしょうがは入ってないぞ?
てことは、しょうが入りってどういう味なんだろう…。
手も温まってきたことだし、せっかくホットで買ったのだから
温かいうちに飲んでみることにする。
「カシュッ。」
「ゴク…」
「のう゛ぇぁ~~~っ!!」
いや、これはたまらん。ホントに絶叫した。
しょうがもしょうが、確かにしょうがだ。 しょうがの味しかしない。
甘い湯にしょうがを入れました候(そうろう)な、単純なはずなのに、
こう腹の底から怒りにも似たものがゴゴゴゴッとこみ上げて来るような、
それでいて、寒気さえ感じる複雑な味わいである。
鼻から抜けるピリリとした感覚が、また不快でたまらない。
いや、もう、ホントに、なんというか、
久しぶりに「マズイッ!」と断定できるドリンクに会った。
一緒に5人ほどいたので飲ませてみるが、満場一致で「とってもマズイ」の太鼓判。
以前紹介した「琉球号」のように、ふつうならひとりぐらいは「いけるかも」と言うものだが、
今回はそうではなかった。
しかし、買ったからには飲まないわけにはいかない。
しかもまだまだ観光の途中である。空にしないと持ち歩くのも危険だ。
私は頑張って飲んだ。
「む゛ごぁ~…」
鳥肌が立つほどマズイ。
この味わい、むかーし、駄菓子か何かであったような記憶もあるのだが、
懐かしさを呼び覚ますどころか、飲めば飲むほど気分が凹んでゆく。
結局いくら飲んでも慣れることはなく、5人でちょっとずつ回し飲みしても、
飲みきることはできず、3分の1ほどは捨てました。
ごめんなさい。でも、完全に拷問なんだもん。
帰ってから早速調べてみた。
「あめゆ」とは、関西をはじめ西日本では一般的な飲み物らしい。
「水飴を湯で溶いて、風味や香りを付けるために生姜の搾り汁またはおろし生姜を加えた、
日本の伝統的な甘味飲料のひとつ。全く飲用されず知られていない地域も多い。
関西出身者には生まれたときから存在するために、アイスコーヒーと同じくらいの
一般的な飲み物である。
関西では正月などに甘酒と同様、飴湯が寺社で参拝客に振舞われることも多い。」
だそうな。
いやいやいやいや、知らんかったよ、飴湯がそんなにメジャーな飲み物だったなんて。
だって、しょうがだぜ? アイスコーヒーと同様に飲むか?
風邪を引いた時に飲むとゆーなら何となく理解もできるが、
こんな缶飲料として売ってるぐらいなんだから、ホントに一般的なんだろうな。
うーむ。狭い日本だが、またしても文化の地域差とゆーものをまざまざを感じさせられた。
これが普通に飲めて、納豆が食べられないってのが信じられん。
西日本の人に聞きたいわ。
ホントにこれをうまいと思って飲んでる?
↓ブログランキングに参加しています。
↓よろしければ「拍手」かバナーをクリック願います。




「京都に行ってきた」と書いたので、そのことに触れよう。
初めての秋の京都である。
しかも嵐山である。
さぞかし紅葉が美しいに違いない。
カメラの準備も万端だ。わくわく…。
………………
…………いやー、
秋の京都なんて、行くもんじゃないね。
そりゃ、綺麗でしたよ。
紅葉と寺社仏閣の組み合わせは。
しかし!
それ以前に人が多い!!
いや、そんなの分かり切ってるだろって感じだが、
あんなに人が多い京都は初めてだった。
嵐山駅周辺など、ここは渋谷か!?と思うほどの人口密度だった。
ま、それでもちゃっかり楽しんできたので、その辺については次回。
さて、その京都で入手したのがこれである。

あめゆ
清涼飲料水 250g
水あめ、砂糖、はちみつ、しょうが、食塩、香料
日本サンガリアベバレッジカンパニー
嵐山駅付近の自動販売機で発見したのだが、
真っ先に目がいったのが、このカラーリングだ。
なんだこの、ちゃんちゃんこの柄のような缶は。
そしてこの微妙な書体で書かれた商品名は。
和風テイストを醸し出そうとして、ギリギリアウトなデザイン。
秋の京都に非常に似つかわしくない。
ま、しかし、インパクトがあるのは確かだ。
あめゆ…、あめゆ…、
聞いたことあるような、でも何だ??
「飴」と「湯」だよなぁ、きっと。
うー、それにしても秋の京都は寒い。
とりあえず温かい飲み物を買うという名目で、
この得体の知れない物体を買うことにした。
「ガコーン」
「んんっ!?」
「ひやしあめ!?
この寒いのに冷やし飴だとぉ!?」

しかし、手に取った缶はちゃんと温かい。
よく見れば、缶の裏表で「あめゆ」と「ひやしあめ」がリバーシブルになっているだけだ。
なるほど、夏でも冬でも同じ缶でいいわけか。
季節の変わり目になったら、自販機のサンプルだけひっくり返すのだな。
と、妙な感心をしながら、しばらく冷えた両手を缶で温めながら観察する。
「蜂蜜入り」と書いてあるが、飴にさらに蜂蜜か。さぞかし甘いのかな。
ん? なに? しょうが味?
しょうがって、あのしょうがか? つまり甘いしょうが湯ってこと?
しょうが湯って飲んだことないんだけど、
そもそもしょうがを液体に入れると、どんな味がするんだ…?
まぁ、「ジンジャーエール」の「ジンジャー」も「しょうが」という意味だし…。
いや、コカコーラ社の「カナダドライ・ジンジャーエール」には
実際にはしょうがは入ってないぞ?
てことは、しょうが入りってどういう味なんだろう…。
手も温まってきたことだし、せっかくホットで買ったのだから
温かいうちに飲んでみることにする。
「カシュッ。」
「ゴク…」
「のう゛ぇぁ~~~っ!!」
いや、これはたまらん。ホントに絶叫した。
しょうがもしょうが、確かにしょうがだ。 しょうがの味しかしない。
甘い湯にしょうがを入れました候(そうろう)な、単純なはずなのに、
こう腹の底から怒りにも似たものがゴゴゴゴッとこみ上げて来るような、
それでいて、寒気さえ感じる複雑な味わいである。
鼻から抜けるピリリとした感覚が、また不快でたまらない。
いや、もう、ホントに、なんというか、
久しぶりに「マズイッ!」と断定できるドリンクに会った。
一緒に5人ほどいたので飲ませてみるが、満場一致で「とってもマズイ」の太鼓判。
以前紹介した「琉球号」のように、ふつうならひとりぐらいは「いけるかも」と言うものだが、
今回はそうではなかった。
しかし、買ったからには飲まないわけにはいかない。
しかもまだまだ観光の途中である。空にしないと持ち歩くのも危険だ。
私は頑張って飲んだ。
「む゛ごぁ~…」
鳥肌が立つほどマズイ。
この味わい、むかーし、駄菓子か何かであったような記憶もあるのだが、
懐かしさを呼び覚ますどころか、飲めば飲むほど気分が凹んでゆく。
結局いくら飲んでも慣れることはなく、5人でちょっとずつ回し飲みしても、
飲みきることはできず、3分の1ほどは捨てました。
ごめんなさい。でも、完全に拷問なんだもん。
帰ってから早速調べてみた。
「あめゆ」とは、関西をはじめ西日本では一般的な飲み物らしい。
「水飴を湯で溶いて、風味や香りを付けるために生姜の搾り汁またはおろし生姜を加えた、
日本の伝統的な甘味飲料のひとつ。全く飲用されず知られていない地域も多い。
関西出身者には生まれたときから存在するために、アイスコーヒーと同じくらいの
一般的な飲み物である。
関西では正月などに甘酒と同様、飴湯が寺社で参拝客に振舞われることも多い。」
だそうな。
いやいやいやいや、知らんかったよ、飴湯がそんなにメジャーな飲み物だったなんて。
だって、しょうがだぜ? アイスコーヒーと同様に飲むか?
風邪を引いた時に飲むとゆーなら何となく理解もできるが、
こんな缶飲料として売ってるぐらいなんだから、ホントに一般的なんだろうな。
うーむ。狭い日本だが、またしても文化の地域差とゆーものをまざまざを感じさせられた。
これが普通に飲めて、納豆が食べられないってのが信じられん。
西日本の人に聞きたいわ。
ホントにこれをうまいと思って飲んでる?
↓ブログランキングに参加しています。
↓よろしければ「拍手」かバナーをクリック願います。




スポンサーサイト


