飛行缶 -SORA・TOBU・CAN-

デザインがカッコイイ缶を集め出したのが始まりでした。気づけば部屋中に大量の缶が。エピソードとともに整理しながら発表していきますので、おつきあい頂ければ幸いです。

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大晦日に熱く語る 2

それがこれ。

starbucks

STARBUCKS doubleshot
-Espresso & Cream-

Coffee 192ml
Nonfat Milk、Brewed Espresso Coffee、Cream、Suger、
Caramel Color、Ascorbic Acid、Tripotassuium Phosphate
STARBUCKS U.S.(2003)


ニューヨークで買ったものだ。
ニューヨークには日本のようにコンビニがいっぱいあって、
アメリカではこれをドラッグストアと言う。
日本のコンビニより大きくて、トイレットペーパーみたいな
大型の日用雑貨や10kg袋のドッグフードも売っている。
たいていはデリもあるので、深夜にホテル近くのドラッグストアへ
ピザなどを買いに行った時のことだ。
日本茶を買おうと思ったのだが、あちらの国では
紅茶と同じように緑茶にも砂糖が入っていたりする。
困ったなぁ~と思っていろいろ見ていると、

「んんっ!? スタバの缶!?」

日本では当然そんなものは売っていない。
まだ、チルドカップコーヒーも売っていなかった時代だ。
しかも値段も高くない。 これは買わねばなるまい!

んで、買ってみて飲んだわけだが、
ちょっぴり甘めだったが、すごい美味かったのだ。

「なぜこれを日本で発売しないんだ!?」

本気でそう思った。
大量に買って帰ろうかと思ったが、缶は重いし、
アメリカで売られてるなら、そのうち日本でも発売されるだろうと思って、
2缶しか買って帰らなかった。

ところが、日本ではなかなか出ない。
アメリカ版が発売されたのが2002年の3月らしいので、
今回日本で発売されるまで、実に6年と7ヶ月の歳月がかかっている。
これが、日本人の口にあう缶コーヒーを開発するための歳月かというと、
そうではないだろう。

アメリカ版スタバ缶は、スターバックス社がペプシ社と組んで販売している。
しかし、日本ではサントリーと提携しているので、
新たに商品開発する必要があったのだろう。

まあ、その辺の事情は仕方ないとして、
アメリカ版スタバ缶がとっても美味かっただけに、
今回の高くて小さくて美味しくないスタバ缶は、はっきり言って喜べない。
もしかしたら、コーヒー通の人にとっては、
このスタバ缶は「うまい!」と思うのかも知れないが、
残念ながら個人的なリサーチでは「高いわりにそれほどでもない」が
圧倒的意見であるし、私もそう思う。

スタバの店舗はどんどん増殖しているので、人気があるのは相変わらずだが、
この缶コーヒーはいつまで続くか。ちょっと興味深いところである。

と、同時にふと思う。
今までスタバが缶コーヒーを出さなかったのは、缶コーヒーなど出してしまうと
店舗の売り上げに影響するからではないかと考えてたが、
チルドカップは出してるわけだし、要するに問題なのは
味や市場ではなく、商品開発力や販売網についてだったのだろう。
その点でサントリーと提携という形なのだろうが、
であるならば、例えばドトールなどの缶コーヒーは発売されないだろうか。
もし出たら、やっぱり店舗のロゴやカラーリングで出すんだろうか。

そうやって色んなものが色んなデザインで発売されると面白いんだがなぁ。

ということを来年に願いつつ、大晦日である。
よいお年を。


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大晦日に熱く語る 1

大晦日ですな。

何とか今年中に書こうと思っていて、結局大晦日に持ってきたのがこのネタ。

なにって、スターバックスが缶コーヒーを出したこと。
誰もがいつか出すだろうとは思っていたが、
それが「やっと」なのか、「ついに」なのか、「いまさら」なのか。

個人的には「いまさら」で、実はそのネタをブログで書く前に
市販されちゃったわけよ。
というわけでハイ。

starbucks-j

スターバックス ダブルショット
エスプレッソ コンパーナ
エスプレッソ ドッピオ

コーヒー 140g
牛乳、コーヒー、砂糖、クリーム、カゼインNa、pH調整剤、乳化剤
サントリーフーズ株式会社 (2008)


それまでスタバは、チルドカップコーヒーをコンビニで販売していたが、
10月21日に缶コーヒーを登場させた。
1都10県のコンビニエンスストアでのみ限定販売とあったが、
私は高速の某サービスエリアで購入した。
12月9日からは近畿・中部・北陸へと販売圏を拡大。
1月13日から全国販売になるらしい。

「コンパーナ」はイタリア語で、英語の「With Cream」を意味し、
「ドッピオ」はイタリア語で、英語の「Double(ダブル)」を意味する。
だから、コンバーナの方はカフェ・ラテ、ドッピオの方はビターになる。

と、こんなことを冷静に書いている場合ではない!!
まずは、このブログ本来の目的よろしくデザインについて書こう。

このスタバ缶、すっげー小っさい。
140gって小っさ!!
めっ小っさ!! なにミントンじゃーい!!
通常の缶コーヒーが190gだから、約4分の3の量。
約27%オフじゃないか。

しかし、缶の形は変わっている。
下半分がくぼんでいるぞ?
指が引っかかって、持ちやすくするためか?

『エスプレッソがぎゅっと詰まったような濃厚なおいしさと、
 本格的なスターバックス飲料を表現するために、
 「スターバックス ダブルショット」の専用の容器を新たに開発しました。
 シンプルでありながら、洗練された、高級感のあるパッケージに仕上げています。』

というのが、プレスリリースによるコメントだが、
専用缶を開発したのは140gというサイズのためでもあるだろう。
ちゅーか、そのコストを値段に還元して欲しいものだ。
いや、その辺はスタバの「高級感」を出すために譲れないところか。
まぁ、確かに手の込んだデザインだ。
つや消しの塗装も、高級感にひと役買っている。
手描きっぽい丸い模様が意味わからんが。

まぁ、デザインはいい。
だが、こいつの最大の問題は値段だ!!
179円だとお!?  
高級感を出すにもほどがあるぞ!?
「感」どころか、ホントに高いじゃないか。
中身は3割減で、値段は約1.5倍!!

これだけ高けりゃ、さぞかし美味いんだろうなぁ?
よーし、

ごっくん

うまくねーっ!!!

マズイとは言わないが、うまくねーっ!!!!!!!
スタバには固定ファンが多いだろうし、私も何度か飲んだことあるが、
この缶コーヒーはどうかと思う。

きっとみんなはこう思っているだろう。
今までスタバが缶コーヒーを出さなかったのは、
スタバとして納得のいく商品を開発できなかったからで、
この値段もこのサイズも、スタバの品質を維持するために必要なものだと。

しかーし!

私はそうは思わない。
なぜなら、私は3年も前にスタバの缶コーヒーを飲んでいて、
しかもそれがスゲー美味かったからだ。

つづく。

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もういくつ寝ると…

年の瀬も迫って参りました。

私は大掃除なぞするまでもない部屋に住んでるが、
この間、段ボールに入った大量の空き缶を発見してしまった。
えーと…、これを全部ブログで紹介するのは、
このペースだと果たして何年かかることやら…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おおっと、めまいが。



さて。

このブログによくコメントを書いてくださるtoruさんから
以前教えて頂いたものがある。

yasaicorn

7種の野菜を煮込んだコーンポタージュ 
スープ(コーンポタージュ) 190g
スイートコーン、砂糖、でん粉、クリーム、玉ねぎ、食塩、セロリ、トマト、
にんじん、じゃがいも、全粉乳、かぼちゃ、バター、酵母エキス、野菜ブイヨンパウダー、
玉ねぎエキス、チキンブイヨン、乳化剤、贈粘剤、香料、香辛料
株式会社伊藤園 (2008)


名前からして不思議な飲み物っぽいが、
コメントを頂いた直後に出かけた時に、出先でたまたま発見してしまった。
というわけで早速購入。飲んでみた。

…うーむ、
間違いなくコーンポタージュに野菜ジュースの風味が…。
思ったよりも違和感はないし、
コーンと野菜の両方の味が一度に楽しめて、一石二鳥…

…なわけあるか!

確かにこれは新しいかも知れないが…、なくていいね。
間違っても野菜ジュースではないし、
コーンポタージュと期待して飲むと残念な気持ちになる。
ま、伊藤園だから許ーす! (なぜ?)

で、野菜つながりでこんなのも見つけた。

yasaical-0

あまり見かけない缶だが、普通に売ってるのだろうか?
秀逸なデザインをするサントリーにしては
妙にゴチャゴチャしたパッケージだ。
だが、この方眼紙を模した商品ロゴの感じは嫌いではないので
買ってみることにした。

ガコーン。

んんっ!? 

微妙にちがーう!

suntory yasai

今回は「あめゆ」の時のようにリバーシブルってわけではないぞ?
これは…、リニューアル?

缶の世界でも、ある程度時間が経てば中身やデザインのリファインがされるが、
それにしても微妙なリファインだ。いや、リファインと言っていいのか?

yasaical

野菜カロリー計画
野菜・果実ミックスジュース 190g
野菜汁(トマト、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、モロヘイヤ、
キャベツ、ブロッコリースプラウト)、果汁(オレンジ、りんご、
グレープフルーツ、レモン)、食塩、香料
サントリーフーズ株式会社 (2008)


「糖質20%オフ」とか「100%」とかを少し大きくしてある。
つまり、そこを強調したいのは分かるのだが、
デザインとしてはサンプルの方がオリジナリティがあって
いい感じだと思うんだがなぁ。
出てきた方は今風だけど、まとめすぎてしまってるような。
つまりは面白味がないというか。

難しいねー。

どっちがお好み?



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36周年突入

POKKA(ポッカ)と言えば、コーヒーである。
商品ロゴの下に、ダンディな(?)あんちゃんの顔が
白黒の線で描かれているデザインのアレである。

あまり知られていないようだが、
ポッカは世界で初めて缶コーヒーを作ったメーカーである。
今から36年前の1972年。キムタクが生まれた年のことだ。
団塊ジュニアのベビーブーム絶頂期で、生まれた人口が最大の年でもある。

ついでに言うなら、今では当たり前となっている
ホット/コールド型自動販売機」を世界で最初に開発したのもポッカだ。
地方都市名古屋に本社があるメーカーであり、
近年のコーヒー戦争ではパッとないポッカだが、
寒~い冬に、温か~い缶コーヒーが道ばたの自販機で簡単に買えるのは、
実は、このポッカのおかげなのである。 さすが、職人工業都市名古屋。

そんな歴史と実績のあるポッカが、なぜか36周年という
中~途半端な記念として、こんなものを出した。

POKKA kochikame
ポッカコーヒーオリジナル こち亀タイアップ缶
コーヒー 190g
牛乳、砂糖、コーヒー、乳化剤
ポッカコーポレーション (2008.10.20.)


またしてもタイアップ商品の登場だ。
しかも今回は、商品名に「タイアップ」と付けてしまっている。
こち亀について今さら説明の必要はないと思うので省くが、
タイアップするということは、こち亀の連載もきっと同じ36年目なのだろう…。
と思いきや、こち亀の連載開始は1976年なので32周年と、ちょっと違う。
じゃあ、なぜ??

ポッカの広報によると、以下のようである。

-------------------------------------------------------------

このたび、同じく30年以上の長期連載を続ける「こち亀」と共通点が多いことから、
「こち亀」と「ポッカコーヒー」のコラボレーションが実現しました。

【「こち亀」と「顔缶」の共通点】
①30年以上続くロングセラー
②東京地区に強い
③都会的でなく下町風の特徴

-------------------------------------------------------------

いやー、かなり強引な理由だなぁ。
30年以上のロングセラーだったら、「ゴルゴ13」だっていいじゃないか。

あ、そーか! 

ネスカフェに「ゴルゴ13」でやられてしまったので、
「こち亀」にしたのかな!? …て考えるのは、邪推かなぁ。
でも、それっぽいような気もするんだけど。

東京に地区に強いってのはホント?? 名古屋本社なのに??
下町風の特徴ってのは…、自分で認めちゃってるわけね。
よく分かってらっしゃる。

さて、タイアップというからには、いくつか種類があることは想像できよう。
両さんのイラストだけでも5種類以上あった。 果たして全部で何種類??

実はこれ、2ヶ月も前に期間限定で発売されていたものなので、
店頭で見つけた時には、全種類揃っていなかったのである。
うーん、結構気をつけて見ているのに、全然気づかなかったなぁ。

とゆーわけで、1缶だけ買ってきた。

ちなみに、全部で15種類だそうだが、売れ残っていたのは
「部長」や「中川」などが多くて、「麗子」は残ってなかった。 
やっぱりみんな「麗子」を買うのか。

あと、こいつには「ブラック」のバージョンもあって、
そっちはモノクロイラストで、やっぱり15種類。
全部揃えようと思ったら30種類。

んー、無理!


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メリークリスマス

メリークリスマス 

今年はちょうど寒くなったね。
雪が降って、ホワイトクリスマスになるかと思ったよ、

さて、このトラックバックに参加してみたけど、
なになに? クリスマスの予定??

そんなもん仕事だよ、仕事。 
帰ってきたら日付変わってたよ。
昨日も今日も明日もフツーに仕事だよ(怒)。
 


だいたいクリスマスなんてもんはだなー(以下略)



さて、クリスマスといえばサンタクロース。

前回前々回とサンタクロースやクリスマスプレゼントについて
いろいろと書いてきたが、このトラックバックを利用して、
みなさんに聞きたいものである。

①いくつまでサンタを信じてたか?
②どうやってサンタの正体を知ったか?
 


まぁ、小学校低学年ぐらいの頃に気づくのが一般的かな?
でも、どうやって真実を知ったのかは、結構いろいろだと思う。

友人の中で面白かったのは、小学校3年生の時、クラスメイトに

「サンタなんていねーよ! 寝てる間にパパかママが
 こっそりプレゼントを置いてるんだよ!」


と言われ、それまで完全にサンタを信じていた友人は
クラスの中で大喧嘩したらしい。
で、放課後、クラスメイトらとともに自宅に帰って母親に

「ママっ! サンタさんはいるよね!!」

と、半泣きで聞いたのだそうだ。
何人かのクラスメイトが後ろにいるのと、我が子の状況を
瞬時に察した親は、すごい気の毒そうな顔をして

「ごめんね…」

と、ひとこと言ったそうである。
友人はその場で大号泣したそうだ。
なんとも派手でショッキングな真実への到達である。

私の場合は、こんな派手な事件ではなかった。
それは小学2年生だったと思う。
当時の私の愛読書は「ドラえもん」だった。
まだ「コロコロコミック」が創刊される前で、
なぜか単行本の9巻を買ったのが初めてだった。
子どもにとって、1冊260円(当時)は高価なので、
兄貴と小遣いを出し合って、ちょっとずつ増やしていった。

で、「ドラえもん」の中で、やっぱりクリスマスネタがあって、
小学4年生になってもサンタを信じているのび太が
ジャイアンたちにバカにされるというエピソードがあった。
「ドラえもん」にはサンタをネタにした話が結構あるが、
私はそれを読んで

「サンタって、親だったんだ…。」

と、静かに気づいたのである。

ショックだったのかと聞かれれば、実はあまり覚えていないので
そんなにショックではなく、すんなり受け入れてしまったのだろう。

それで私は、その年のクリスマスにどうしたか。

「お母さん。 お母さんがクリスマスプレゼントくれるの知ってるからさ、
 9時には布団に入るから、寝ちゃう前にちゃんとプレゼント置いてよ。」


と、注文したのである。
自分が起きている時に置いてもらって、事実を確かめようとしたのだろう。
私は布団にもぐりつつ、母親が押し入れの奥に隠していたプレゼントを
私の枕元に置くのを、じっと観察していたのだった。

今思えば、なんて可愛くないガキだ。
これでは、母親も張り合いがなかったろう。
仕方ないわねぇという顔で、事務的にプレゼントを置いていたのを覚えている。

こうして私はサンタがいないのだということを知った。
「ドラえもん」によって子どもの夢を砕かれたと考えることもできるが、
私は大事なことは全て「ドラえもん」から学んだと思っている。
このサンタは親だというのも、大好きな「ドラえもん」がすんなりと、
そしてきちんと教えてくれたと思っている。

さて、このブログの主旨は
缶のデザインについて、あれこれ言うものである。

が、残念ながら「ドラえもん」がデザインされた缶を未だ入手していない。

どうやら「ロッテ クリーミー紅茶」というものにドラえもんが
デザインされているそうだが、実物は見たことがない。
中国に行くと、堂々とドラえもんがプリントされたジュースがあるそうだが、
中国のことだからバッタモンに違いない(偏見?)。

これだけコラボレーション商品が多い中、意外とドラえもん缶がないのは
どうにも不思議である。

小学館は版権にうるさいからとか、そういう大人の事情かな?




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第641回「ズバリ!クリスマスの予定は?」

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聖夜は憎しみ深く

今日はクリスマス・イブである。

前回までの流れからすると、クリスマスについても
否定しなきゃいけなさそうだが・・・・・、ま、いいでしょ。

子どもが朝起きると、枕元にプレゼントが置いてある。
ロマンチックな行事じゃありませんか。
豪華なディナーを食べたり、カップルでいちゃつく日ではありません!
子どもがケーキ食って、プレゼントをもらう日です!
子どもはこの日のために「いい子にしてないとサンタさんが来ないよ~」
という、親の攻撃呪文に耐えているのです。それが報われる日なのです!
普段からわがまま三昧しているくせに、
さらに彼氏にプレゼントを要求する日ではありません!

えーと、何の話だ? ああ、クリスマスプレゼント。

小さい頃は、私も人並みにサンタクロースの存在を信じていた。
保育園で作った画用紙製のくつ下に欲しいものを書いた紙を入れ、
翌朝、枕元に期待通りのプレゼントが置いてあると、
そりゃもう、大喜びしたものである。

当時は「超合金」が全盛期だった。
超合金とはその名の通り、科学技術の粋を結集して作られた
核爆発にも耐えるスーパーな金属のことである。

と、子どもの頃は信じていた。

超合金とは、ロボットアニメ「マジンガーZ」が「超合金Z」という
とても硬い架空の金属で作られているという設定を利用して売り出された
ことから端を発した「ダイキャスト製のおもちゃの総称」である。

mazinger Z

「ダイキャスト」とは「鋳造」のことで、材料にする金属はさまざまだが、
ミニカーの「トミカ」がダイキャスト製だと言えばイメージしやすいだろうか。
金属製でずっしりと重たい超合金は、ロボットの重量感を見事に表現し、
子どもたち憧れのおもちゃだった。

私も、超合金が大好きだったので、
当時放送していたロボットアニメの超合金をサンタさんにお願いした。

「ザンボット3(スリー)がほしいです」

ザンボット3とは、3機合体のロボットが主役メカである。
余談だが、ドラえもん以外で「大山のぶ代」が主人公の声をあてた
数少ないアニメのひとつである。

zanbot-1

私はそれが欲しいと両親にも話したのだろう。
25日の朝、枕元には超合金とおぼしきプレゼントが置いてあった。

「ザンボット3だ!」 

おや? 箱がちょっと小さいぞ? もしかしてザンボット3じゃないのか?
包装紙を開けてみる。 やっぱりザンボット3だ。
間違いなくザンボット3だ。

ザンボット3の・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3号機だけだ・・・・・。

ザンボット3は、1号機から3号機が登場し、
その3機が合体して「無敵超人ザンボット3」となる。

1号機の「ザンバード」は、小さい飛行機型だが
主人公が乗るメカで、頭の部分になる機体である。
単独で「ザンボエース」というロボットに変形する優れものである。
zanbot3-1

2号機の「ザンブル」は戦車である。 胴体と腕の部分を担当するメカで、
可動部(ギミック)が多く、キャタピラが子どもの心をわしづかみである。
zanbot3-2

そして3号機の「ザンベース」。 足の部分である。 以上。
zanbot3-3

これは、ちょっと悲しかった。
1号機だけなら、ロボットになるし、とても嬉しかっただろう。
2号機だけでも、ドリルなどオプションパーツが豊富なので遊べたろう。
しかし3号機は、ほとんど動かないのである。
動くのは足首になる部分だけで、構造上、ヒザ関節すら曲がらない。
今見れば、このデザインもなかなかカッコイイと思えるが、 
子どもにとっては、ギミックがない超合金など単に重いだけの物体だ。 

私は後悔していた。
なぜ「ザンボット3の3機とも欲しいです」と書かなかったのかと。

両親は知らなかったのだ。
「ザンボット3」が3機合体のロボットの総称だと。
きっと、1号機が「ザンボット1」、2号機が「ザンボット2」だと思い、

「3号機だけ欲しいなんて変わった子ねぇ。
 もしかして3つも欲しいなんて言うのを遠慮したのかしら。」


とか思いながら、3号機だけを買ったのかも知れない。

私はサンタさんを信じていたので、親を責めるのではなく
サンタさんが勘違いしたのだと親に力説した。
が、その後も1号機と2号機を買ってもらえることはなかった。

冬休みに近所の子どもたちと砂場で遊んだ時、
みんなはギミック盛りだくさんのおもちゃを持ってきていた。
私の手には動かない3号機が握りしめられている。
大きさと重量だけは他を圧倒していたし、可動部がないことで
砂に埋めても平気なだけが取り柄だったので、それを自慢した。
子ども心に、非常に悲しかった思い出である。

翌年のクリスマスからは、プレゼントをお願いする時に
細かく書くようになったのは言うまでもない。

クリスマスになると、今でもこの時のことを思い出す。

ああ、見たかったなぁ。 3機合体した勇姿を・・・・・。

zanbot3

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コカ・コーラとサンタ

今年もあと1週間だねぇ。

このブログを初めてから、もう5ヶ月が経とうとしている。
早いもんだなぁ…。

てことで、世間はクリスマス一色の季節。
ほとんどがクリスチャンでもない日本人が、
なぜにキリストの誕生日を祝うのかってツッコミはもみ消して、
要するに「飲めれば理由なんてなんでもいい」的な発想で、
商売屋はとにかく売るために普段は熱心な仏教徒でも立場を忘れ、
買う方はお祭りだから特別に財布のひもをゆるめちゃえ的な、
そーゆーイベントでしょ? クリスマスって。

すんませんね、ひねくれた見方で。

でも、資本主義の基本はそれだからね。
バレンタインデーが、お菓子業界の仕掛けた罠だってことも有名だし、
ましてやホワイトデーなんて、世界のどこにも存在してないし、
節分になれば、全然そんな風習などない地方の人間も、
いきなり恵方巻きにかぶりついたりするわけよ。

ちなみに、私が最も不思議なのはハロウィンである。
日本には死者の霊を敬う「お盆」という立派な行事があるのに、
なぜケルト人の魔除け行事を日本人が真似をするのか。
これもつまり、「飲めれば理由はなんでもいい」的なやつでしょ。
運動会や体育祭が終わって、紅葉狩りやクリスマスまでの
ちょっとした間を埋めるイベントとして。

だって、ハロウィンなんてやり出したの、ここ10年ぐらいでしょ?
私が小さい頃は「ハロウィン? なんじゃそりゃ。」だったし。
個人的な統計によれば、現在20歳前後の人たちは、
子どもの頃に仮装して近所の家に「菓子よこせー!」と
襲撃した記憶があるらしい。
これも昨今では、子どもが「公然と他人からお菓子をもらえる日」と
勘違いして、ずいぶんマナーが悪くなっているとも聞く。
子どもじゃなかったら、ただの強盗だよな。

あと、ハロウィンが仮装行列の日になっているところもあるらしい。
関東では、カボチャとか妖精とか以外に、ハロウィンと何の関係もない
アニメキャラの格好も混じって行列をするイベントがあるとか。 
…それって、単なるコスプレ大会なのでは?

で、何の話だ? ああ、そうだ。 クリスマス。

クリスマスと言えばサンタクロースだね。
というわけで、これ。

santa cola

Coca-Cola
BOISSON RAFRAICHISSANTE(清涼飲料) 330ml
EAU GAZEIFIEE(発泡水)、SUCRE(砂糖)、COLORANT(着色料)、
CARAMEL(カラメル)、ACIDIFIANT(酸味料)、
EXTRAITS VEGETAUX(香料)、CAFEINE(カフェイン)
COCA-COLA COMPANY (1997)


なんか違和感があるでしょ、このイラスト。
それもそのはず。 カナダで買ったものだから。
10年ほど前に、カナダにスキーをしに行った時に買ったのだ。
クリスマス限定デザインだと思うが、詳しい情報はない。
Coca・Colaのロゴ以外に余計な表記のない潔いデザインと、
日本では見かけないテイストのイラストなので、
珍しくて大事にとっておいたものだ。

このイラスト、サンタが帽子をかぶってないし、
妙に鼻がデカくて眉毛が濃くて、若干犯罪者っぱい顔をしてるので、
一歩間違えば子どもを誘拐している絵にも見えそうだが、
なにより赤い服を着ているので、サンタで間違いないのだろう。
そう考えると、色の持ってる意味って大事だよなぁ。

あと、この缶、縦横の比率がちょっと違うことに気づくだろうか。
普通の350ml缶と比べて、直径は同じだが高さが低いのである。
7~8mmほど低いので、内容量は恐らく330ml。
フランス語表記なので、原料なども読みとりにくいのだ。
あっちの人間は、コーラを一度にはあまり飲まないのかな??

サンタと言えば、赤と白。
コカ・コーラと言えば赤と白。
で、サンタクロースのカラーリングは、コカ・コーラ社が
宣伝のために作ったポスターのものが定着した。

という説は、まったくの嘘である。

サンタクロースの正体というかモデルは実在した人物というのは有名で、
4世紀頃のキリスト教の教父「聖ニコラウス」だとされている。
で、サンタクロースの服装は、キリスト教の司祭服、
つまりマントのようなものに由来するということである。

アメリカのコカ・コーラの広告にサンタクロースが登場したのは1931年。
この時すでに、日本ですらサンタクロースの赤白服が定着していたことから、
コカ・コーラ社が宣伝のためにサンタの服を赤白にしたのではなく、
「サンタの服がコカ・コーラのカラーリングに似ていたから広告に起用した」
と考えるのが自然なようだ。

さて、クリスマスと言えば、ほろ苦い思い出を語らぬわけにはいくまい。
つづく、次回!


追記

上で、この缶に描かれたサンタについて書いたが、
私よりも素晴らしいコレクションの数々を紹介していて、
私のブログへもよくコメントしてくださるtoruさんのブログでも、
サンタ缶が紹介されています。

で、どちらの缶のサンタも、あのサンタ帽をかぶってないことに気づいた。
だから、サンタというより「ちょっと怪しいおじいさんに見える?」と思ったわけだが、
あのサンタ帽は、仕事の時にしかかぶらないのではないかと考えた。
イラストのコーラを飲んでるサンタさんは休憩中なのでかぶっていないということ。
じゃあ、あの帽子は、江戸時代の義賊「ねずみ小僧」のほっかむりのようなもの?
てことは、サンタさんは実は…。

いやいやいやいやいやいやいや。

メリークリスマース!! 



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キョウト攻略戦 4


「あなたは機関車トーマスが好きか?」 

最近は、機関車トーマスがテレビでやっていて、子どもに大人気である。
私の頃はトーマスのテレビ放送はなく、もっぱら絵本を読みあさっていた。
今回は、その機関車トーマスをイメージしながら読んでもらえれば
いろんなもののイメージがしやすいのではないかと思う。

蒸気機関車と聞いて、心踊らない健全な男子はいないだろう。

私などは学研の「電車・汽車図鑑」が大のお気に入りで、
ボロボロのバラバラになるまで読み倒したものである。
そういう話をすると「鉄(道オタク)なの?」と言われるが、
鉄道にロマンを感じるのは、男子なら一般的なことではないのだろうか。

「将来の夢は電車の運転手。」

幼稚園ぐらいの男の子が、一度は憧れる職業ではなかろうか。
それほどまでに、鉄道というのは男の子の心をくすぐるものなのである。
その理由は分からない。 そして女性にはなかなか理解されない。
最近は鉄子を売りにした芸能人もいるらしいが、
鉄道マニアと言えば、昔から男のカテゴリである。

しかし言っておくが、私は鉄道マニアではない。
一般の車両や、電車の音や、駅名や、時刻表に興味はない。
たぶんギミック好きなのだ。 機械仕掛けで動く物に弱いのだ。
だからおもちゃも好きだったし、ロボットも好きだ。
その流れで機関車が好きなのは、自然の流れではなかろうか。

機関車というのは、石炭を燃やして水熱して蒸気を発生させ、
その圧力をシリンダーへ送って…と書いててもキリがないし、
恐らく文字だけでは魅力が伝わらないので、興味があったら
下記HPで図解してくれるので見てちょうだい。
「梅小路蒸気機関車館」

さて、話を戻そう。
昨晩、ガイドブックをチラチラ見ていたら、
京都駅の近くに「動く蒸気機関車に乗れる場所」があることを発見。
嵐山であまりの人の多さに辟易したので、今日はそこに行くことを決意。
午前中に寺社仏閣と紅葉を楽しみ、午後は機関車見物と決め込んでいた。

しかし秋の京都はホントに混みすぎで、移動に思った以上の時間がかかり、
閉館時間まであと1時間ほどしかなくなってしまった。
「梅小路蒸気機関車館」
ここがどんな場所なのかほとんど情報のないままやってきた。
とにかく機関車を見て、乗って、触れるというのでやってきた。
おまけに、今の時代では滅多に見ることのできない「転車台」があるらしい。
この転車台が回るところまで見れたら、もう至福の極みである。

kyoto-27

400円という思ったよりも安い入場料を払って入ると、
まずは古い駅舎のような建物の中に入る。
それもそのはず、これは昔の「二条駅」を移築したものらしい。
日本最古の木造駅舎と言われた旧二条駅の中は、簡単な展示室になっている。

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         これは当時を再現した模型だが、車庫や転車台が似たような形で残されている。

そして、外に出ると目の前には車庫と転車台が広がっている。
決して広くないテーマバークだが、見たいものは揃っている。

「ボーッ!」

あっ! SLだ! ホントに走ってる!! しかもデカイ! 
D51型(デゴイチ)だ! これはスゴイ! かっこえ~!


kyoto-28

SLは全国各地でイベント的に走らせてるところもあるが、
今どき、走ってるD51なんてなかなか見られない。
京都市内にこんな素晴らしいところがあるなんて。
よーし、早速乗るぞー!

早速乗車券(200円)を購入し、列に並ぶ。
普段は1日3回しか走らないSLも、混んでる今日は随時運行してくれるらしい。
当然、機関車自体に乗れるわけではないので、連結された客車に乗る。
この客車が、当時のような古い車両なら文句なしなんだが、
残念ながら昨日乗ったトロッコのような、吹きっさらしのチープなものだった。

さあ、いざ行かん、ロマンの旅へ!

「ポーッ!」

汽笛とともに機関車は出発後退。 後ろ向きに走り出した。
この機関車館は狭いので、機関車が1周できるような線路は敷かれてない。
100mほどの距離を往復するだけなので、まずはバックなのである。
「シュゴシュゴ」と白い煙を吐きながら機関車は走る。
機関車の煙と言うと黒いイメージだが、実は煙のほとんどは水蒸気なので白い。
一応煤(すす)は混じってるので浴びたら黒くなるだろうが、見た目は白いのだ。

数分バックしたら、今度は前に向かって出発進行。
いやー、天気がよい。 近くをJR東海道本線や山陰本線が走って行く。
向こうから見たら、どんな風に見えてるのだろう。

10分の汽車の旅を終え、今度は外からSLの走りを眺める。
動輪がデカイ。 直径が145cmというから小・中学生の身長ぐらいか。
手を伸ばしたら触れるほどの距離で、写真を撮りまくる。

kyoto-30

さて、しっかり堪能した後はショータイムである。
1日に1度しかない転車台が回る時間だ。
私はこの転車台というものが大好きだった。 もちろん実際に見たことはない。
図鑑に写真が載っていたのだが、大きな機関車が乗った台を
小さな汽車が押して回すという仕組みに、ものすごい感動したのを覚えている。
その写真は外国のものだったし、今は電力で回すのが一般的なようだが、
全長約20m、重さ123トンの巨体が回る姿を見られるというだけで、大興奮である。

転車台の回りに人が集まり出した。
子連れの家族が多いが、98%は間違いなく父親の趣味だろう。
もし私が小さい頃に連れてこられてたら、嬉しさのあまり卒倒していたかも知れないな。
客車を切り放し、D51が転車台に乗った。 ゆっくりと回り始める。

「おお~。」

歓喜の声が上がり、みんな一斉に写真を撮りまくる。

「ボォォォ~ッ!!」

サービスのとびきり大きい汽笛が響く。
転車台が止まり、機関車は別の軌道に入る。 水と石炭の補給のためだ。
今日一日で800kgの石炭を消費したらしい。
補給を終えた機関車は、また転車台に乗って回り、車庫に入る。

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「は~。」

一大スペクタクル大巨編を見たような充実感だ。
なんでこんなに心惹かれるのか。それはきっと、車庫から出てきた車両が
ぐるりと回って本線に入るという仕組みが、「サンダーバード」を始めとする
子ども向けヒーローものの発進シーンを彷彿とさせるからに違いない。 

その後は車庫に保存されている16車両の機関車を満喫した。
ほとんどの車両が触れたり運転室に入ることができ、保存状態も美しい。

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うち7車両は動態(今でも走る状態)で保存され、
乗車体験の車両として順次入れ替わって走っているらしい。
今回のD51型でも充分満足だが、C62型にもぜひ乗ってみたいものである。
最大を誇るC62型は何といっても「銀河鉄道999」のモデルとなった機関車だから。

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さんざん満喫したところで、閉館時間となった。
入館料400円でこれだけ楽しめるのだから安いものである。
うーむ、まさか京都に来て本物のSLに乗れるとは。

あとは、京都っぽいものを満喫すべく「天下一品」へ。
全国チェーン店なので、わざわざ京都でなくてもいいんだけど、
一応、京都市が発祥だしね。 

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みんなで注文して「こってり」と「あっさり」と「2号」を食べ比べ。
店のおじさんに「2号」と言われ、「2号!?」と、一同よからぬ想像をしたが、
要するに「こってりとあっさりの中間」味で、これが一番うまかったかなぁ。 
「2号」はネットにも載ってないから、その店独自のメニューかも知れないが、
「こってり」は、いくら元祖でもこってり過ぎだ。

最後は京都駅でクリスマスツリーを見てきた。
京都駅の屋上大階段は何度見ても素晴らしい構造だね。

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                         ツリーがガラスに映って3つに見える。

はー、楽しかったなぁ、京都の旅。 トロッコと蒸気機関車、サイコーだった。

あれ? 紅葉を見に来たんだっけ?




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キョウト攻略戦 3

えーっと、

またしても雑談モード炸裂になっていて、
いったい何のブログなのか分からなくなってしまうといけないので、
ここらでちゃんとドリンクネタをはさんでおくとしようかな。

ほらほら、カテゴリが「ご当地もの」になってるでしょ。

京都の旅は、再び紅葉観光に舞い戻る。
ま、普通は「東福寺」とか「泉涌寺」とか、
紅葉のきれいな所に行ったりするのだろうが、
どこへ行っても混んでいるので、個人的な趣味でここへ。

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南禅寺。
左京区にある、わりと大きな寺である。
紅葉も綺麗だったが、目当てはこれ。

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なぜ、ローマの水道橋がこんなとこに!? 
と、思ってしまうほどの見事なアーチだが、
これは「水路閣」というらしい。

この水路閣は「琵琶湖疎水」の一部で、疎水とは今で言う用水路のことである。
琵琶湖疎水は琵琶湖から京都市内に向けて引かれ、1890年に作られた。
南禅寺自体は1291年に開山なので、当然水路閣は後付けである。
何で由緒ある寺の中をこんな近代的なものが貫いているのか不思議だが、
どうやらかなり歴史的な事情があるようだ。

明治時代、京都の水源は地下水か小さな川しかなく、水量も豊富ではなかった。
おまけに都が東京へ移り、京都は人口が減少し、産業も衰退し始めた。
そこで復興の要として、大水道工事を敢行したのである。
山々を貫いて琵琶湖から水を取り入れ、上水利用のほか水運として舟も往来し、
さらに日本初の水力発電所も作ったのである。 
これにより東京よりも先に街灯にアーク灯が点り、
1895年には日本初の電車である京都市電が開通した。
まさに京都の意地が作り上げた世紀の大工事だったと言える。

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そんなわけだから、もちろん反対もあったろうが、
寺の中を水路が通るのも当時としては仕方のない決断だったのだろう。
そんな西洋の赤煉瓦アーチを思わせる水道橋も、
今では苔むして周囲となじみ、美しい存在感をたたえている。
何より被写体として素晴らしい。 こんな水道橋を間近で見ることができるとは。
京都には何度も来たことがあったが、これはいい収穫だ。

と、すっかりご満悦したところで、八坂神社へ。

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八坂神社は全国に約2300社あり、京都の八坂神社はその総本山。
「素戔嗚尊(須佐之男命)」(スサノオノミコト))を祭り、
有名な「京都祇園祭」はこの八坂神社の祭である。
スサノオノミコトって、「古事記」だか「日本書紀」だかに出てきた、
「八岐大蛇(八俣遠呂智)」(ヤマチノオロチ)を退治したっちゅー人(?)だよな。
あやかっとこ、あやかっとこ。 邪悪なものを払ってもらわなきゃ。

八坂神社から円山公園を抜け、知恩院へ。

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法然上人が創建した寺で、法然と言えば、「南無阿弥陀仏」と唱えれば、
誰でも平等に極楽往生できる・・・という教えだったっけ?
寺の名前から、てっきり学業成就の御利益があると思っていたが、
特にそういうわけではないらしい。 
それは、京都は京都でも、日本海側にある「天橋立」のそばにある
「智恩寺」の方か。 「三人寄れば文殊の知恵」の。

ま、しかし、全般的に御利益があると思って「ごにょごにょ…」と、
参拝したところで、見つけてしまったよ、妙な物を。

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きたー。 やってくれるなー、知恩院。 自販機ジャックだよ。 
まあ、自分とこの自販機だからいいんだろうけど。
うーむ、飲むと救われたりするのだろうか。
今日は暑くてちょうどいいし、これは買ってみるしかない。

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法然上人と御縁を結ぶ知恩院のお茶
緑茶(清涼飲料水) 500ml
緑茶、ビタミンC
宗教法人知恩院 (2008.8)


うーん。 飲み口すっきり。 見事にフツーの緑茶だ。
製造元がどこかも分からなければ、原料茶産地は「国産」と力強く書いてあるのみ。
京都の宇治茶なのか、静岡茶なのかすらも分からない。
ラベルにも書いてあるが、平成23年の3月が法然上人の800回忌になるようで、
「800年大遠忌」というビッグイベントを機に、この「知恩院のお茶」を製作したようだ。

なるほど、よく考えたと感心する。 
恐らく知恩院限定販売だし、お茶をもらって困ることはないだろうから
気軽なお土産としてもいいかも知れない。 これで130円と財布にもやさしい。
今年の8月に販売開始したらしいので、あと2年は見かけることができるかも。

それにしても、シンプルで分かりやすいデザインだ。
緑地にシャドウを付けた白文字。 
フォトショップで30分もあれば完成してしまう。
京都って古都としての風合いを大事にしつつ、革新的というか
ハイセンスな文化の街と人種だというイメージを持っていたが、
実はかなりの実利主義?

あと、今回ひとつ分かったのは、京都の人は車の運転が荒いということだ。
観光客が多くて邪魔に感じるのか、やたらにクラクション鳴らすんだよねー。
それとも京都だけではなく、関西人が鳴らしてるのか?
歩行者に「どけっ!」て意味でクラクションを使ってはいけないと、
自動車学校で習ってないのか? 一般車もだけど、バスがまたよく鳴らす。
あと京都のバス、古いせいか排気ガスが黒すぎるぞ。
京都議定書を調印した現場が、あんなに排ガスまみれでいいものか?
京都の人はどう思ってるのか、ぜひ聞いてみたいものである。

京都駅はあんなに立派でカッコイイのに。

午後につづく。

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                  祇園の近くで見つけた、ガスメーターの上で寝る犬


追記

と、これを読んで、「関西の人はクラクションをよく鳴らすのか?」と
大阪人に聞いてくれた人がいた。 で、大阪人はなんて答えたかとゆーと、

「え? 全然鳴らさへんよ。 今日も会社来るまでに2回しか鳴らしてへんし。」

…えーと、やっぱり間違ってるだろ、関西人!! 



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キョウト攻略戦 2

やっと嵐山である。

まあ、景色については、もっといい写真がそこら中で拝見できるだろうから
この1枚のみで。

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もこもこした山が、パッチワークのような色合いで紅葉するのと、
手前を流れる桂川と渡月橋の組み合わせが、
嵐山を紅葉のメッカに仕立て上げたわけだが、
この渡月橋、交通規制によって左側通行になっており、
渡るのに行列待ちができていた。これも秋の嵐山の醍醐味であろうか。

嵐山もそうそうに、本日のメインイベントのためにJR嵯峨嵐山駅へ向かう。
ちなみに、「あめゆ」缶をゲットしたのは、この近くである。

JR嵯峨嵐山駅に隣接する、トロッコ嵯峨駅。
そう、今からトロッコに乗るのである。

トロッコとは、嵯峨嵐山から保津峡を超えて亀岡という駅まで抜ける観光路線である。
片道およそ20分の、ホントに保津峡観光のためだけに作られた路線だ。
JR山陰本線でも保津峡を通るが、トンネルを抜けるばかりの景色になってしまう。
トロッコは桂川のうねりに沿って走り、保津峡の紅葉を楽しむことができるのである。

ちなみにJRなら10分(180円)の区間である。
トロッコだと20分(600円)。 まぁ、そういうことである。

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このトロッコの存在は以前から知っていたが、なかなかチャンスがなかった。
そもそも秋の嵐山に来たのが初めてである。
秋の保津峡をトロッコで走る。 こんなビッグイベントがかなう日が来ようとは!

それにしても観光シーズンの休日である。そう簡単には乗らせてくれない。
朝のひと仕事というのは、実はトロッコの切符を買うことだったのだ。

朝の9時頃にトロッコ嵯峨駅に行くと、それはもうすごい行列だった。
ゆうに100人は並んでいただろう。 寒い中待つこと1時間。
やっと買えたのは、午後3時過ぎの、しかも亀岡から乗る切符だった。
トロッコは全て座席指定で、1時間に1往復しかしない。
嵯峨嵐山発の便は売り切れてしまい、亀岡発のがやっと買えたのである。
それも私たちの切符が最後の方っぽくて、まさにギリギリだった。
午前の便に乗ろうと思ったら、朝7時ぐらいから並ばなければならないのだろう。

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何にしても無事に切符が買えたので、JRで馬堀駅へ。
馬堀駅から5分ほど歩いて、トロッコかめおか駅へ。
周りには田んぼしかない、のどかな所である。

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私たちの席は5号車。案内パンフを見ると、5号車はリッチ席らしい。
値段は変わらないけど、リッチ席? はて、何がリッチなのか。

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列車が来て謎は解けた。

1~4号車は、屋根も窓もあって、いわゆる普通の客車である。
が、5号車だけは窓がない。 とゆーより、壁がない。
つまり吹きっさらしとゆーわけだ。
なるほど、景色を直に味わえるからリッチというわけか。

………。

………。

えーと、何か間違ってないか?

まあ、いいや。

乗り込んでみると、何と床まで網状になっていて、下が見える。
秋の寒空に吹きっさらし。 リッチもここまで来ると拷問である。
いや、きっとこれも醍醐味というのだ。

列車は出発。 ガタンゴトンとゆっくり保津峡を走り抜けてゆく。

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んー、いい景色だー。

途中、川下りをしている舟が何度も見える。
あの保津峡下りも名物らしいが、2時間もかかるので、
さすがに今回はやめといた。 いずれの機会にとっておいてやろう。

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このトロッコ、途中何度かトンネルをくくるが、
車両には裸電球のような照明しか点いておらず、
トンネル中は、何とも不思議な空間になる。 それもまた醍醐味である。

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なかなか寒いトロッコの短い旅は終わり、嵯峨嵐山駅に到着。
真っ先に駆け込むのはやっぱりトイレだった。 もうちょっと暖かい日だと最高だね。

嵯峨嵐山駅の構内には機関車が展示されており、間近で見ることができる。
実は、これも楽しかった。

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珍しいのは、機関車が切断されたものが展示されていること。
無数の管は石炭を燃やした熱の通り道で、その周りに水があるということか。
すごいなー、機関車の輪切りなんて初めて見たなー。

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あ、外にはD51(デゴイチ)もあるじゃないか!
んー、デカイ。かっこいいー。

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なに? 京都には動いてる機関車に乗れる所があるんだって!?
よーし、明日はそこだー!!

なにか完全に間違った方向につづく。




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キョウト攻略戦 1

さて、久しぶりに雑談など。

秋の京都に行って来たわけで、その話でもと思うのだが、
紅葉の話や写真など、そこら中のHPやブログでアップされているだろうから、
ちょっと違う視点(?)から書くわけである。
とゆーか、完全に趣味に走る結果になったわけなのだが、
まあ、とにかく秋の京都なんて人が多すぎてとんでもないということから、
こんな楽しみ方に走ったわけである。

まず、朝の8時からひと仕事こなすことから京都観光は始まった。
どんな仕事かは、あとでわかる。

ひと仕事終えた帰り道、あるお店の前に行列ができていた。
場所は嵐山の北、清涼寺の近くである。
綺麗で大きな建物だが、旅館や食事処ではない。
気になって近づくと…

kyoto-01

なんと豆腐屋だった。

なるほど、京都といえば豆腐が有名である。
にしても、こんな早い時間から行列ができるとは、よほど有名なのだろうか。
ミーハーな私は早速並ぶことにした。
店の外には、大豆が水に浸されたずんどうが並んでいる。
こりゃ、期待してよさそうだ。

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「豆腐2丁パック400円」

すげー高い。
いつもスーパーで買ってる豆腐の3倍の値段だ。
ちなみに1丁でも買えるが、その場合は器を持参しなければならない。
当然、器など持っていないので2丁パックを買うことにした。
買った豆腐はほんのり黄色かかっている。大豆の色だろうか。
買ったその場で食べるのが一番美味いんだろうが、
箸がないので、食べたのは宿に戻ってからの話。

この豆腐は「嵯峨豆腐」ということがわかった。店は「森嘉」。
150年近くの歴史があり、絹ごし豆腐発祥の店だとか。 そんなに有名だったのか。

つい先日、「美味しんぼ」で豆腐の話を読んだばかりだった。
こいつもその話の中に出てきたような、昔ながらの作り方をした豆腐なのだろうか。
食べてみた感想としては、美味しんぼのように
「ひょえーっ!」とか「あわわわーっ!」というほどの感覚はなかったが、
明らかに普段食べている豆腐とは別物であることは分かった。
濃厚というか、大豆の成分が詰まっているという感じである。
普段食べているスーパーの豆腐が、いかに水っぽくてカサを増してあるかが分かる。
小さい頃、豆腐屋さんが「パープー」とラッパを鳴らしながら
自転車で売りに来ていた、あの豆腐の味を思い出す。
ああ、確かに昔の豆腐はこうだったと。
そしてこの豆腐、腹にたまる。 食べたーって感じがした。

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話は、豆腐を買った後に戻る。

北野天満宮を参拝したあと、遅い朝食は天満宮の近くにある
「TO-FU CAFE FUJINO(とうふカフェ藤野)」で食べることにした。
六本木にもあるらしいが、たまたま通って見つけた店なので詳しくは知らない。
ギリギリでモーニングタイムが終わってしまっていたので、
普通に豆腐ハンバーグセットを注文。おぼろ豆腐も追加。

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いや、値段もそれなりにしたけど、美味かったよ。
ちなみにカフェなので、甘いものメニューも多い。
豆乳を練り込んだワッフルとか、ケーキとか。

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バニラ豆乳アイスのワッフルは甘い上に、腹にたまるんだ、これが。

北野白梅町駅から嵐山電鉄に乗って、嵐山へ向かう。

kyoto-05-

この嵐電(らんでん)は2両編成で民家の間を走ってゆくので、
江ノ島電鉄や都電荒川線のような風情である。
こういう電車、好きだなぁ。

嵐山駅で降り立つと、ものすごい人混みである。
さすが秋の嵐山。 しかし、いくらなんでも多すぎだ。
嵐山駅前に有名なロールケーキ屋があるというので寄る。
「ARINCO」といって、もとは東京や大阪にある店のロールケーキ専門店らしい。

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さすがに食べたばかりだし、ロールケーキ(800円)を丸ごと1本買うわけにはいかない。
で、この店には食べ歩き用の「ロールケーキサンド(250円)」なるものがある。
バニラ、ショコラ、抹茶、小豆と4種あるので、それぞれ1つずつ買ってみる。
おー、柔らかくてうまい。しかし、ちょっと食べにくいかも。
夏だったらクリームが溶けてダラダラとこぼしてしまいそうだ。

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と、すっかり食べ歩きツアーの様相を呈してきているが、
まぁ、文末のバナーにあるように、このブログはいちおう「グルメ」にも登録しているので、
たまにはこんな雑談もご容赦願いたい。

というわけで、つづく。




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死闘!イエロー・ジンジャー

さて、サンデーVSマガジンコラボの回
「京都に行ってきた」と書いたので、そのことに触れよう。

初めての秋の京都である。
しかも嵐山である。
さぞかし紅葉が美しいに違いない。
カメラの準備も万端だ。わくわく…。


………………


…………いやー、

秋の京都なんて、行くもんじゃないね。

そりゃ、綺麗でしたよ。
紅葉と寺社仏閣の組み合わせは。

しかし!

それ以前に人が多い!!

いや、そんなの分かり切ってるだろって感じだが、
あんなに人が多い京都は初めてだった。
嵐山駅周辺など、ここは渋谷か!?と思うほどの人口密度だった。

ま、それでもちゃっかり楽しんできたので、その辺については次回。

さて、その京都で入手したのがこれである。
ameyu

あめゆ
清涼飲料水 250g
水あめ、砂糖、はちみつ、しょうが、食塩、香料
日本サンガリアベバレッジカンパニー


嵐山駅付近の自動販売機で発見したのだが、
真っ先に目がいったのが、このカラーリングだ。
なんだこの、ちゃんちゃんこの柄のような缶は。
そしてこの微妙な書体で書かれた商品名は。
和風テイストを醸し出そうとして、ギリギリアウトなデザイン。
秋の京都に非常に似つかわしくない。
ま、しかし、インパクトがあるのは確かだ。

あめゆ…、あめゆ…、
聞いたことあるような、でも何だ??
「飴」と「湯」だよなぁ、きっと。
うー、それにしても秋の京都は寒い。
とりあえず温かい飲み物を買うという名目で、
この得体の知れない物体を買うことにした。

「ガコーン」

「んんっ!?」

「ひやしあめ!? 
 この寒いのに冷やし飴だとぉ!?」 


hiyasiame

しかし、手に取った缶はちゃんと温かい。
よく見れば、缶の裏表で「あめゆ」と「ひやしあめ」がリバーシブルになっているだけだ。
なるほど、夏でも冬でも同じ缶でいいわけか。
季節の変わり目になったら、自販機のサンプルだけひっくり返すのだな。
と、妙な感心をしながら、しばらく冷えた両手を缶で温めながら観察する。

「蜂蜜入り」と書いてあるが、飴にさらに蜂蜜か。さぞかし甘いのかな。
ん? なに? しょうが味? 
しょうがって、あのしょうがか? つまり甘いしょうが湯ってこと? 
しょうが湯って飲んだことないんだけど、
そもそもしょうがを液体に入れると、どんな味がするんだ…?
まぁ、「ジンジャーエール」の「ジンジャー」も「しょうが」という意味だし…。
いや、コカコーラ社の「カナダドライ・ジンジャーエール」には
実際にはしょうがは入ってないぞ?
てことは、しょうが入りってどういう味なんだろう…。

手も温まってきたことだし、せっかくホットで買ったのだから
温かいうちに飲んでみることにする。

「カシュッ。」

「ゴク…」

「のう゛ぇぁ~~~っ!!」 

いや、これはたまらん。ホントに絶叫した。

しょうがもしょうが、確かにしょうがだ。 しょうがの味しかしない。

甘い湯にしょうがを入れました候(そうろう)な、単純なはずなのに、
こう腹の底から怒りにも似たものがゴゴゴゴッとこみ上げて来るような、
それでいて、寒気さえ感じる複雑な味わいである。
鼻から抜けるピリリとした感覚が、また不快でたまらない。

いや、もう、ホントに、なんというか、
久しぶりに「マズイッ!」と断定できるドリンクに会った。
一緒に5人ほどいたので飲ませてみるが、満場一致で「とってもマズイ」の太鼓判。
以前紹介した「琉球号」のように、ふつうならひとりぐらいは「いけるかも」と言うものだが、
今回はそうではなかった。

しかし、買ったからには飲まないわけにはいかない。
しかもまだまだ観光の途中である。空にしないと持ち歩くのも危険だ。
私は頑張って飲んだ。

「む゛ごぁ~…」

鳥肌が立つほどマズイ。
この味わい、むかーし、駄菓子か何かであったような記憶もあるのだが、
懐かしさを呼び覚ますどころか、飲めば飲むほど気分が凹んでゆく。
結局いくら飲んでも慣れることはなく、5人でちょっとずつ回し飲みしても、
飲みきることはできず、3分の1ほどは捨てました。
ごめんなさい。でも、完全に拷問なんだもん。

帰ってから早速調べてみた。
「あめゆ」とは、関西をはじめ西日本では一般的な飲み物らしい。

「水飴を湯で溶いて、風味や香りを付けるために生姜の搾り汁またはおろし生姜を加えた、
 日本の伝統的な甘味飲料のひとつ。全く飲用されず知られていない地域も多い。
 関西出身者には生まれたときから存在するために、アイスコーヒーと同じくらいの
 一般的な飲み物である。
 関西では正月などに甘酒と同様、飴湯が寺社で参拝客に振舞われることも多い。」


だそうな。

いやいやいやいや、知らんかったよ、飴湯がそんなにメジャーな飲み物だったなんて。
だって、しょうがだぜ? アイスコーヒーと同様に飲むか?
風邪を引いた時に飲むとゆーなら何となく理解もできるが、
こんな缶飲料として売ってるぐらいなんだから、ホントに一般的なんだろうな。
うーむ。狭い日本だが、またしても文化の地域差とゆーものをまざまざを感じさせられた。
これが普通に飲めて、納豆が食べられないってのが信じられん。

西日本の人に聞きたいわ。

ホントにこれをうまいと思って飲んでる?
 




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タイトルの意味

さんざんアニメやゲームの話で勝手に盛り上がってしまったので、

ここらで閑話休題。

このブログは、缶のデザインについて云々するのが主旨である。

それは変わらない。

と言いつつ、最近は脱線が増えてしまったが、

多分、次の次あたりからも脱線する予定である。

その辺、万が一にも缶についての話を楽しみにしているという

コアな読者がいたら申し訳ない。

完全な無駄話は、だいぶ前の「夕焼け」しかないはずである。

それ以外の一見すると無駄な雑談も、

その缶に関わるエピソードというか、

缶から派生した思い出というか、

まぁ、つまりは缶を取り巻く悲喜こもごもだと理解して頂きたい。



で、今回は毎回のタイトルについて書いておこうかと。

すでに気づいている人は、それなりの人だと思うが、

すばり、アニメ「機動戦士ガンダム」の、

いわゆる「ファーストガンダム」と言われる、

「アムロ・レイ」が主人公の時のテレビシリーズの

各話タイトルから引用しているのである。



例えば前回の「灼熱のゲーム・リーダー」は

第18話「灼熱のアッザム・リーダー」をもじっている。

他にも11月の「BOSSの缶、血に染めて」は

第28話「大西洋、血に染めて」からである。

他にも

「飲め!スマップ」は、「翔べ!ガンダム」

「戦場は白馬」は、「戦場は荒野」

「お腸夫人、恋のあと」は、「イセリナ、恋のあと」

「セナプロの攻防」は、「テキサスの攻防」

などなど。

我ながら「うまい!」と思ったのは

「三十丸、追撃!」と、「ザンジバル、追撃!」である。

「さんじゅうまる」と「ざんじばる」。

似てない?



全てのタイトルがガンダムネタではないが、

今のところはガンダムからもじったものが多い。

ま、しかし、ファーストガンダムも全43話しかなく、

いずれネタ切れになるだろうから、

その時はまた考えるとする。

今回は、そんなタイトルの由来のお話でした。

最後に前回の「DISSIDIA FF缶」の別ものを。

FF cosmos
DISSIDIA FINAL FANTASY POTIION Cosmos

FF chaos
DISSIDIA FINAL FANTASY POTION Chaos

天野喜孝氏のイラストバージョンである。

やっぱり、このイラストで他の缶も作って欲しかったなぁ…。

さ、今日は簡単にここまで。



あ、前にも一度書きましたが、

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灼熱のゲーム・リーダー 4

「ファイナル・ファンタジー」は、決して順風満帆な出生ではなかった。
今でこそ出せば売れるシリーズだが、当時のスクウェアの状況からして、
まったくヒットを約束されたゲームなどではなかったからだ。

スクウェアは、もともとパソコン用のゲームを作っていた会社だった。
パソコンは、1980年代の第1次パソコンブームで一気に各家庭に普及した。
富士通のFM-7シリーズ、NECのPC-88シリーズ、シャープのX1シリーズが、
当時の8ビットパソコンの御三家と言われ、ゲームソフトも
その3機種に合わせて発売されることが多かった。
パソコンの普及にともない、パソコンゲーム会社も次々と現れ、
1983年に徳島県の電気工事会社「電友社」のソフト開発部門として設立したのが
「スクウェア」だったのである。

当時のパソコンゲームでは、アドベンチャーゲーム(以下ADVG)が主流で、
スクウェアも初のゲーム開発として、ADVGの制作を進めていた。
しかし、パソコンゲーム黎明期のゲーム制作は手探り作業の連続である。
パソコン人口が少ない時代だから、優秀なプログラマーもほんの一握り。
ある日、当時バイトに入っていた「坂口博信」氏が出社すると、誰もいない。
遅々として進まない開発作業に、社員が一斉に逃げ出したのであった。
仕方なくほぼ独力でプログラミングし、作り上げたADVGゲームが
「デス・トラップ」。 これがスクウェア最初のゲームであった。

DEATH-1

DEATH-2
             プロデューサーの所に「坂口”ゴブリン”」と、当時の名前が!

「デス・トラップ」は、クリアするのが至難なスーパー激ムズADVGだったが、
ハード・ボイルドな内容と映画的演出が盛り込まれた作品として注目された。
写真のような「スタッフ・クレジット」がこのように出るのも、当時としては画期的だった。

そして、「WILL」という続編が作られた。
これが大事件だった!!! 
このイトル画面では、登場人物であるこの少女の目が「まばたき」をする。
今では珍しくないアニメーション処理だが、当時では技術的にも難しく、
「世界初のパソコンでのアニメ表現」として話題となったのである。
これは、いろんなゲーム雑誌でも取り上げられ、ヒット作となった。

WILL-1

WILL-2

このアニメ処理を仕掛けたのも坂口氏だった。
FFシリーズにも映画的・アニメ的表現や演出が多いのは、
こうした坂口氏のセンスと手腕によるものである。

その後もスクウェアは坂口氏主導のもと、続々とヒット作を世に送り出し、
たった数年でスクウェアは時代の寵児へと急成長を遂げた。
一時期は都心に巨大な自社ビルを建ててしまうぐらいの破竹の勢いだった。

ALPHA-1

ALPHA-2

この「α(アルファ)」は、さらに全編にアニメ表現を盛り込んだADVG。
当時人気の高かったアニメ・イラストレーター「いのまたむつみ」氏に
キャラクターデザインを依頼し、またしても話題沸騰。
ゲーム内容も初心者に優しい設計で、「デス・トラップ」から比べて、
ずいぶん敷居の低いゲームになっていた。
今では見かけなくなったソノシート(知ってる?)がおまけについていて、
レコード・プレーヤーでオープニングの名曲を聴くことができた。

そして因縁の名作(迷作)「ブラスティー」の発売。

BLASS-1

BLASST-2

「ブラスティー」というロボットを操縦して、敵ロボットと戦って賞金を稼ぎ、
自分のロボットをパワーアップさせていくという宇宙を舞台にというしたRPG。
全ての攻撃がアニメーションで表現されるという、まさに夢のようなゲームだった。
しかも、そのアニメーションに協力したのは、かの有名な「日本サンライズ」!!
「機動戦士ガンダム」など数多くのロボットアニメを手がけているアニメ制作会社だ。
これはもう、全国のアニメ・ゲーム少年が飛びつかないはずがない。
私も早速予約をしたが、開発が遅れに遅れて発売日がどんどん延びていく。
やっと発売されたのは、最初の予定日から何と1年近く経っていた。
しかし、きっと待たされただけの内容に違いない。早速プレーイ!!

「おおっ! ミサイルが飛んでゆく!
 ロボットが変形する! すげー!!」 


まばたきするだけで、話題になった時代である。
完全に絵が動くアニメ処理は、そりゃもう、びっくりで素晴らしいものだった。

…と感動したのは最初だけ。
当時のパソコンでは戦闘のたびに画像データをいちいち読み込むため、
1回戦う間にお茶が沸かせるんじゃないかとゆーぐらいテンポが悪いのだ。
結局アニメ処理をカットしたモードでプレイするとゆー本末転倒なことになり、
ゲームの内容もひたすら戦うだけの単調なもので、いまいち面白くない。

「これは…もしかして…、やっちまったかスクウェア?」

前評判は最高だったが、案の定、後評判はどこを見ても散々なもの。
『ゲームの面白さと技術力は別物である。』 
パソコン用オリジナルとしては最後となった「ブラスティー」は、
後のスクウェアの迷走を予感させるゲームだった。

「プラスティー」発売から1年前の1985年。
勢いに乗っていたスクウェアは、ファミコン用のゲーム開発へと乗り出した。
遅い参入だったが、ファミコンの普及率がハンパではなかったので、
「ファミコン用のゲームは出せば売れる」と言われる時代だった。

スクウェアのファミコン用ゲーム第1弾は「テグザー」。
パソコン版では今でも歴史に名を残す「ゲーム・アーツ」社の名作で、
スクウェアが移植した。つまり、既存のヒット作を持ってきたのである。

TEXDER-1

TEXDER-2

私がパソコンを買った時に、初めて買ったゲームがテグザーだった。
「きれい」「速い」「面白い」と3拍子揃った名作で、
コントローラーと指がすり切れるってぐらい、しこたまやりこんだ。
そんな「テグザー」がファミコン版になったのだ。気にならないわけがない。
友人が買ったというので見に行った。そして、びっくりした。

テグザーの”ウリ”のひとつは、レーザー・ビームが「シュババババーッ!」と
高速で撃ち出されるカッコよさなのだが、ファミコンではレーザー表現が
できなかったらしく、弾がポロポロポローッと打ち出されるとゆー攻撃。
はっきり言ってショボイ。案の定、まったく売れなかった。

次に出したのは「キングス・ナイト」。

KK-1

KK-2

剣と魔法の世界が舞台で、RPGかと思いきや、なんとシューティング・ゲーム。
RPGとシューティングの融合!と言えば聞こえはいいが、
これがスーパー激ムズだったらしく、またしても売れなかった。

『技術はあるが売れないゲームを作るメーカー』
というイメージが定着してしまったスクウェア。
またしても、アイディアだけは良かったゲームを出した。
「とびだせ大作戦」。なんと、タイトル通り画面が飛び出すのである。
いわゆる「赤青メガネ」がゲームに付属していて、それをかけてプレイすると、
画面が立体的に迫ってくる…はず、というものである。
これも友人が買ったので、期待して遊んでみた。

TD-1

TD-2

動きはスムーズだし、ファミコンでこの3次元処理はスゴイ!…が!
とにかく面白くない!!!!! 
だってこれ、主人公が敵を避け、穴を飛び越えながら疾走するだけという
意味不明なゲームなんだよ。またアイディアと技術力だけが先走ってしまったようだ。
立体メガネも邪魔なので結局使わなくなるし、何よりメガネの上からかけられないので、
ユーザーがメガネ少年だったりすると使いたくても使えないという残念な代物。

こうしてスクウェアは、パソコン時代とは打って変わって泣かず飛ばずが続く。
いつの間にか会社も自社ビルからオフィスビルの1フロアへと縮小。
もうファミコン用ゲームから撤退しようかと考えていた時に、
坂口氏の指揮のもとで作られたのがRPGがあった。

「これが売れなかったら『最後』にしよう」

そうした意味を込めて生まれたタイトルが「ファイナル・ファンタジー」である。
こうして、社運を賭けたFFは大ヒットし、あとは周知のとおり。
まさにスクウェアを窮地から救った、救世主的ゲームとなったのである。

まぁ、しかし、その後も映画の大失敗やら何やらと色々あって、
坂口氏は責任をとってスクウェアを後にし、スクウェア自体も
2003年にエニックスと企業合併してしまうということになるのだが、
それは別の機会にということで…。

さて、私がここまでスクウェアについて熱く語るのには理由がある。
実は私、パソコンゲーム時代からのスクウェアの大ファンだったのだ。
パソコン時代のスクウェアのゲームは全部持ってるし、大好きだった。
大人になったらスクウェアに入社しようと本気で考えていたぐらいに。

ところが、パソコンを見限ってファミコンに移ったことでガッカリした。
ファミコン時代のスクウェアのゲームは全くやったことがない。
そういう点でも、プレステを買ってまで遊んだFF7は、
パソコンゲーム時代以来の「スクウェアへの回帰」でもあったのだ。

4回も使ってこんなにFFにこだわる理由は、そういうことだったのでした。
すんません、おっさんのたわごとだけど、ブログなんだから許してね。
あと、パソコンの歴史についても、いつか語りたいなぁ。



おまけ

パソコン版「テグザー」の画面。きれいでしょー? 死ぬほど遊んだなぁ…。
TEXDER-PC1

TEXDER-PC2


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灼熱のゲーム・リーダー 3

そして2008年12月9日。つまり今日。

またしてもFF缶が発売されたのである。

前回までのネタは、実はこの日のための前フリだったのだ。

DFF-W

DISSIDIA FINAL FANTASY POTION Cosmos
炭酸飲料 350ml
糖類、ローヤルゼリーエキス、酸味料、香料、リン酸塩(Na)、
保存料(安息香酸Na)、カフェイン、黄色4号、ビタミンB6
サントリーフーズ株式会社 (2008.12.09.)



DFF-B

DISSIDIA FINAL FANTASY POTION Chaos
炭酸飲料 350ml
糖類、ローヤルゼリーエキス、香料、酸味料、リン酸塩(Na)、
保存料(安息香酸Na)、カフェイン、着色料(赤40、青1)、ビタミンB2
サントリーフーズ株式会社 (2008.12.09.)


去年、FF7缶を続々と発売したばかりなのに、また今年も出すとは、
サントリーも図々しいにもほどがある。今度はどういうわけだ!?
と思ったら、今度は最初のFFが初登場から20周年ということらしい。
FF1がファミコンで発売されて20年か…。そんな昔…だよなぁ。

というわけで、今回は歴代キャラクターのオンパレードである。
今回も全16種類で、8種類ずつ白と黒に分かれている。
白は「Cosmos(コスモス/秩序・調和)」と「Chaos(カオス/混沌)」を表しており、
つまり白は主人公、黒は敵ボスキャラという分け方のようだ。
さらに白の方は2Dイラスト、黒の方は3DCGという分け方もできる。
ただ、1つの缶に裏表で別のイラストが描かれており、
例えば白の「クラウド」の裏が「セフィロス」だったりするので、
単純に白だから主人公とは言えないデザインとなっている。ややこしい。
味も違っていて、白はグレープフルーツ味、黒はマスカット味となっている。

FFD-1
                どちらも同じ缶の表と裏

FFD-2

全部買い揃える気にはならなかったので、とりあえずセフィロス中心に。
なんでFF8のスコールの裏がFF7のセフィロスなのかと思ったら、
この「DISSIDIA FF」は、12月18日に発売されるPSP用のゲームだったのね。
このゲームってのが、FFキャラを使った格闘ゲームみたいなものなので、
スコールVSセフィロスという対戦も可能ってことか。
どうりでこのタイミングなわけだ。またしてもタイアップ商品なわけだな。

DISSIDIA 1

サントリーの公式HPによると、

『「DISSIDIA FINAL FANTASY」に登場する、コスモス(調和)、カオス(混沌)をイメージした
中味設定になっております。コスモスとカオスが交わるとき、何かが起るかも…?』

と書いてあるので、この白と黒を混ぜると化学反応を起こして爆発するのだ。

…というような仕掛けがあったりすると面白いんだけどなぁ。

実際に、ほんのり黄色いCosmosと、ほんのり紫のChaosを混ぜると
・・・・・・・・・・・・・・・・・無色透明になりました。 ずがーん。
黄と紫って補色でもないけど、混ぜると透明になるなんて…
着色料の不思議!! 加算混合なのか??

デザインとしては、全体的なパッケージングは悪くないと思う。
サントリーが商売っ気に走った感じは否めないが、
FFシリーズとしてのセンスの良さが感じられる。
ただ、個人的に、このイラストは好みではない。
去年のものもそうだったが、3DCGの方はいいとして、
手書き風のイラストがいまいち好みではないのである。
イラストレーターが誰か調べてみたが、残念ながら分からず終い。
どうせやるなら全部「天野喜孝」氏に描いてもらったらいいのに…。
て、そんなことしたら、ギャラリー行きぐらいの価値になって
1缶200円なんかでは売れなくなってしまうか。
て、そーなんだよ、これ1缶200円て高いよー。
前のもそーだったけど、ちょっとぼったくりだよー。

それにしても、最初のファイナル・ファンタジーから20年か…。
私は当然やっていないが、兄貴がファミコンごと友達から借りてきて、
家でやっていたのをちらっと見た記憶がある。

FF1-BATTLE

初代ファミコンだから、画面は今では想像もつかないほどの荒さだが、
勝利のファンファーレは、今も昔も変わらないフレーズである。

「ファイナル・ファンタジー(最後の空想世界)」と銘打っておきながら、
今や12作目(?)である。いったい、いつになったら最後になるのだろうか。
と、昔は思ったものだが、そのネーミングの由来はファンの間では有名である。

ま、次回はそのあたりを語り尽くしてみたいと思う。

まだつづくのか!?



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灼熱のゲーム・リーダー 2

「そうだ、プレステ買おう。」

まるでJRのCMみたいだが、前回のような経緯で、
ついに生まれて初めて家庭用ゲーム機を買う決意をした私。

しかし、ここからが一筋縄ではいかなかった。

プレステは2年以上経っても市場人気が衰えを見せず、
生産が追いつかずに、おもちゃ屋に入荷されないという状況が続いていた。
いざ、「買おう」と思ってお店を回っても、どこにも在庫がないのである。
困った困った。

FF7の方は予約したが、肝心のプレステがないのでは本末転倒だ。

という話をしたら、いきつけのゲームソフト屋さんがあるというヤツに、
ある店へ連れて行かれた。その店はマンションの1階に入っている
中古ゲームも扱っている個人経営の小さな店舗だった。

そいつ「おじさん、プレステってある?」

店長「うーん…、あるにはあるけど…。」

あるんだ… (゜□゜;)。
私があっけにとられていると、なにやらそいつが交渉してくれている。
どうやらおじさんは、不測の事態に備えて在庫を確保しておきたいらしく、
売り渋っている様子だ。しかし粘り強い交渉の結果、売ってくれることになった。

そいつ「オレは常連だからね。感謝してよ。」

私はとりあえずそいつにジュースをおごった。
こうして、ついにプレステを手に入れた!!

私はFF7が発売されるまで、他のゲームソフトは買っていなかった。
つまり、生まれて初めて自分で買った家庭用ゲーム機で遊んだのが
FF7なのである。

電源を入れ、FFのテーマともいえる「♪プレリュード」が流れる。
そして、タイトル画面へとつながるデモが始まる。

FF7-Title

3Dポリゴンで描かれたエアリスやミッドガルが、
カメラアングルをグルグル変えながら映し出されてゆく。

「おおおおおおーっ!」

私は、その美しい画面に釘付けになっていた。

「♪チャチャチャチャチャチャチャチャ…」

タンバリンの音で戦闘シーンに入る。

「おっ、戦闘シーンは、キャラクターの等身が変わるんだ。」

FF7-Battle

戦闘シーンも、カメラアングルが目まぐるしく変わる。
今では当然となってしまった3D表現だが、当時のRPGとしては画期的だった。
何より、それまでのFFの、2等身キャラが動き回る画面とは全く趣きが違うのである。

敵を全滅させた。

「♪チャラララー、チャーラーチャッチャラー」

おなじみのファンファーレ、そして…。

「あれ? 違ーう!!!!!!」

FF7では、ファンファーレの後の曲が違っていたのだった。
これにはびっくりがっくりしたけど、まぁ、人間、慣れるもんですな。
その後、寝る間を惜しんで攻略に励んだことは言うまでもない。

FF7の発売は、私だけでなく多くのユーザーにとってキラーソフトとなったようで、
国内では400万本、全世界では1千万本近く売れ、
これは初代プレステの全ソフトの中で2番目の売れ行きだという。
まさに、次世代ゲーム機戦争でプレイステーションの勝利を確定させたゲームだといえる。

この出来事から10年経った2007年。
FF7の人気がいまでも衰えていない証拠となる商品が出た。

FF7-1

FINAL FANTASY Ⅶ
10th ANNIVERSARY Potion

炭酸飲料 350ml
糖類(果糖ぶどう糖液糖・砂糖)、ローヤルゼリー、酸味料、
香料、ビタミンC、ナイアシンアミド、カフェイン、パントテン酸Ca、
ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB12
サントリーフーズ株式会社


2007年は、FF7発売から10周年ということで、数々の商品が発売された。
さすがに全部買ってると財布も保管場所もとんでもないことになるので、
私が買ったのは10月23日に発売された、缶にキャラクターがデザインされたもの。
これも全部で16種類もあったので、買ったのは「クラウド」と「エアリス」のみ。
翌月にはさらにキャラクターフィギュアが付属したものも発売されたが、
1缶で1000円近くするという恐ろしいものだったのでパスした。

前回からのゲーム雑談は、こいつの紹介のための長~いフリだったのだが、
言いたいのは、FF7は10年経っても愛されるほどのゲームだったということだ。

個人的な感想としては、FF7は非常にストーリーが長くて、
カジノに行って遊んだり、牧場でチョコボを交配させて新種を作って育てたりと、
ゲームの本筋以外にも盛りだくさんな内容のゲームだった。
それはいいのだが、途中で主人公が廃人になって車いすに乗ってしまうわ、
結局クラウドとセフィロスの関係はなんだったのかいまいちわからんわと、
謎というか不思議の多い複雑怪奇なストーリーだったと記憶している。
ま、ひとことで言うと、途中からよくわからんかった。
それでも、美麗なグラフィックスや自由度の高いシステムなどで、
衝撃的だったゲームとして記憶に刻み込まれている。
恐らく、当時の多くのユーザーが同じように感じ、
それが今でも続くFF7の人気のもとになっているのではないかと思う。

あと、個人的に思うのは、期待されたFF8が学園ラブストーリーというふにゃけた設定と
見ていてこっちが恥ずかしくなるストーリー展開にガッカリし、その反動として
「FF7は面白かったのになぁ」という感想に繋がってしまったとも考える。

ま、それはおいといて、このボーション缶である。
「ポーション」とは、FF1から全シリーズに出てくる「体力(HP)を回復するアイテム」である。
ゲーム中では「ドリンク状の飲み薬」として表現されたことはなく、
私自身は「体力を復活させる魔法か何かが封じ込められた物」だと思っていた。

その「ポーション」がドリンクとして発売された! 
これは、ちょっとした話題となった。
「ポーション」は2006年にも瓶飲料として発売されている。

POTION BIN-2

それは、ファンタジーなアイテム感を醸し出すべく、青い瓶に入っていて、
ホントにこう、ファンタジーな(?)薬っぽい味がしたのだが、
今回の缶の方は、若干ハーブな風味もあるが、普通の栄養炭酸ドリンクである。

だが、私にとっては味はどうでもよくて、デザインである。
この3DCGのクラウド。いいじゃないか。
キャラクターデザインの野村哲也氏のイラストも好きだったが、

FF7 party

こうしたリアルCGにリファインされたものも、10年という歳月を技術的に物語っている。
また、アルミの銀色をベースにしたシンプルなパッケージングもよい。
FF7のゲームソフトや、FFシリーズのサントラCDも、白をベースにタイトルロゴだけという
シンプルさが素敵だが、それに通ずるセンスが感じられる。
この缶もあくまで、キャラクターCGを全面に押し出して勝負してくるところが、
FF7人気の自信と潔さを感じさせる。

FF-2

願わくば、全くイラストの入っていない、「Potion」というロゴだけの
「ホントに薬のドリンクっぽいデザイン」のバージョンも出して欲しかったが、
そこまで勝負をかけることはなかったようだ。
私だったら、絶対まずそれを買うがな。

これがちょうど1年ほど前の話である。

つづく。




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灼熱のゲーム・リーダー 1

今からちょうど14年前。

1994年12月、脅威の家庭用ゲーム機が登場した。

「プレイステーション」である。

PS
                                 SONY/Play Station

それまで圧倒的シェアを誇っていた任天堂「スーパーファミコン」の牙城を崩すため、
世界のSONYが社運を懸けて投入した新兵器であった。

こいつの登場には、任天堂もSEGAも驚いた。
9ヶ月前に松下電器が自信満々で発売した「3DO REAL」も驚いた。

3DOR
                                   Panasonic/3DO-REAL

それまでのゲーム機では考えられないほどの美しいグラフィックと速さ。
それが1ヶ月前に発売された「セガ・サターン」よりも安く買えたのである。

しかし、ユーザーにとって重要なのは、「ハードの性能」よりも
「そのゲーム機で面白いゲームができるか」である。
それは、今のニンテンドーDSが圧倒的に売れたことを考えれば理解できるだろう。
当時、まだ今後の先行きが読めない頃は、裕福な家庭では、
スーファミ、セガサターン、プレステと全て持っていたりした。

SEGAはサターンの性能に自信を持っていたが、いずれ到来するであろう
ネットワーク時代を視野に入れて様々な機能を搭載していたため、
その後の値下げ競争に対応しきれず、敗北を喫することになった。

SS
                                      SEGA/SATURN

スーファミはまだ生き残っていたが、それまでの独占的な体制が裏目に出始める。
任天堂はゲームを発売するには専用カセットの使用を義務づけていた。
ゲームメーカーは商品化の際に、専用工場へ高額なライセンス料を支払うことになる。
それがゲームの開発費を押し上げ、つまりはゲームソフトの価格をつり上げていた。
しかし、プレステがCD-ROMという安価なメディアを採用したことにより、
スーファミで9800円ほどしていたゲームを5800円で発売することが可能になった。

SFC
                               Nintendo/SUPER Famicom

ユーザーがどちらのゲームを選ぶかは考えるまでもない。
こうして、多くのゲームメーカーがプレステのソフト開発に移行していった。

「ゲームソフトメーカーのプレステへの移行」

これが後に任天堂とSONYの命運を分けたのである。
プレステは、その価格や性能も魅力的だったが、
何より、本体発売と同時に発売された数々のキラーソフトの存在が大きかった。

キラーソフトとは、ゲーム機の販売を促進するのに多大な影響力があった、
あるいは発売される前から多大な影響力があると期待されるゲームソフトのことである。
例えばドラゴンクエストシリーズ(以下DQ)は「ファミコン」時代から人気があり、DQの
続編がやりたいから、消費者が新しい「スーパーファミコン」を買う、といったものである。

プレステの発売日と同じ日に、ナムコやコナミといった大手メーカーから
キラーソフトと目されるソフトが発売され、また、続々と発売される予定になっていた。

…と、

ここまで熱く語っておいて、当の私はといえば、どれひとつ持っていなかった。
プレステも、サターンも、スーファミも、幼少期に全盛を誇っていたファミコンでさえも。
当然欲しかった時期もあったが、私の家では家庭用ゲーム機は買ってもらえなかった。
私は小さい頃から「ゲームはゲームセンターでやるもの」という不良少年(?)だったし、
また、第1次パソコンブーム期にパソコンを買い、それにハマッていたので、
ファミコンでは出来ないようなアドベンチャーゲームやロールプレイングゲームに興じていた。

だからサターンやプレステの発売は、当然センセーショナルな話題として
注目はしていたが、まだ海のものとも山のものとも分からないものに飛びつくこともなく、
その後の成り行きを傍観していたのだった。
キラーソフトについても、所詮はゲームセンターでも遊べるものばかりだったので、
ゲーセン派の私にとっては、ゲーム機を買うという決断に至るほどの魅力にはならなかった。

プレステ発売から2~3年は、先述のセガサターンとの激しいシェア争いが繰り広げられた。
ユーザーも混乱するほどの値下げや仕様変更が相次ぎ、泥沼化の様相を呈してきた頃、
とどめの一撃となるキラーソフトの情報が放たれた。

ファイナル・ファンタジー7(以下FF)がプレイステーションで発売される!?

これには私も驚いた。1~6まで、ファミコンとスーファミで発売され、
DQとともに任天堂の屋台骨を支えてきたとも言える大人気シリーズが、
ここへ来てプレステへの宗旨変えである。
この話にはいろいろと裏話があるようだが、当時はそんなことどうでもよくて、
とにかく、往年のFFファンは選択を迫られることとなった。
「FF7をやりたければプレステを買わなければならない」という事態なのだから。

家庭用ゲーム機を持っていない私が、なぜFFにこだわっているのか?

それまでの私は、DQもFFも当然知ってはいたが、ゲーム機がないのだから
やったことはなかった。いや、やろうとしなかったと言った方が正確だろう。
DQが初めて世に出た時、

「こんなの今までのパソコンゲームのパクリじゃん。」

と、見向きもしなかった。
そして、FFもきっと似たようなものだろうと、全く興味を示さなかった。

ところが大学生時代、近くのアパートに住んでいた同級生の部屋に遊びに行くと、
そいつがスーファミを持っていて、FF5も持っていた。

FF5

「絶対面白いからやってみなよ!」 と強行に勧められたので、

「じゃあ、少しだけ。」 と、なかばイヤイヤやり始めたのが運のツキ。

あっという間に、ハマッてしまったのである。
これが、FFというものとのファースト・コンタクトだった。
それからは、毎日のように友人宅にお邪魔して少しずつ物語を進め、
しまいには本体ごと借りて、夜中までレベルアップに励んだものである。

FF6

そして6が発売されたと知るや、今度は別の友人宅に入り浸り、
やっぱり本体ごと借りて、クリアを目指したのである。

そして、ついに7が発売されるのである。
しかも、プレステで。
しかも、3Dになって。

いったい、どーゆーゲームになるんだ!?

雑誌で少しずつ紹介されるFF7の画面写真は、びっくりするほど綺麗である。

FF7

こんなブログでデザインを云々言うような人間が、惹かれないはずがない。

「プレステを買おう…!」

男、白馬はこうしてプレステの購入を決意したのである。

つづく。



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事件のカギは甘くない。

コラボ缶最終回は、まさにサンデーとマガジンのコラボである。
「金田一少年の事件簿」と「名探偵コナン」。

S&M-3

連載開始は金田一の方が早く、原作の人気とともに
KinKi Kidsの堂本剛が主演するテレビドラマなどで話題となった。
2年後に連載開始となった名探偵コナンは、この金田一人気に乗ったものであるが、
今や現在のサンデーで最も長く連載されている人気漫画である。

さて、みなさんはどっちが好きだろうか。
私は金田一派であった。
先述したように、コナンには二番煎じのニオイがしたのと、
いろいろと強引な設定やドラえもんも真っ青な便利アイテムによる
ツッコミどころ満載な展開が、子ども向けに感じたからだ。
今となっては、そうしたツッコミどころも暗黙の了解として定着し、
コナン人気は不動のものとなった。

こうした「どっちが好き?」は、結構ある。

今回のコラボも、「サンデー」と「マガジン」どっち?である。
「オレはジャンプ派だ」という人はおいといて、私は小さい頃からサンデー派だった。
以前にも書いた「うる星やつら」が好きだったこともあるが、
同時に「タッチ」「六三四の剣」「ダッシュ勝平」「さよなら三角」「ふたり鷹」
「さすがの猿飛」「Gu-Guガンモ」「炎の転校生」「うしおととら」…などなど
サンデー全盛期を飾った漫画が目白押しだったからだ。

SUNDAY

その後、バブル期に入ると「ジャンプ」が台頭したが、
バブル崩壊後は「マガジンの時代」だと勝手に思っている。
それ以前にも「コータローまかりとおる」や「Theかぼちゃワイン」など
一時代を築いた漫画もあったが、「はじめの一歩」の連載あたりから
「GTO」や「サイコメトラーEIJI」など、時代を反映した作品が人気となった。

ちなみに今は「ヤングマガジン」を欠かさず立ち読みしている(笑)。
ちょっと昔は「ビックコミックスピリッツ」だった。

コラボ缶に話を戻すと、「ラムちゃん」と「南ちゃん」どっち?もできる。
わがままで破天荒でストレートなラムちゃんと、
気遣い気配り、大和撫子代表のような南ちゃん。
当時はどちらも男子読者の人気を二分する人気キャラクターだった。
きっと「遊ぶならラムちゃん」で、「結婚するなら南ちゃん」が
一般的な意見だと思うが、とにかく南ちゃんは理想的すぎる。
あんな子がいたら、世界中の男がほっときません。
私は漫画としての「うる星やつら」は好きだったが、
別に「ラムちゃん」が好きだったわけではないので、
その辺は誤解のないように書いておこう。
うる星やつらのキャラクターで好きなのは、アニメ版の「メガネ」である。
理由は単純。彼が活躍する時の話は、面白いからである。

他には「ワンピース」と「BLEACH」どっち?
これも、結構意見が分かれる。
ワンピースの回りくどい優しさや感動エピソードが気に入らないという人は、
BLEACHの単純明快直情的な主人公の方が分かりやすくていいと言う。
ちなみに、そういう人にはB型が多いのは私の統計上の話である。

BLEACH&ONE

私はワンピース派。ブリーチもさらっと読む分には面白いが、
しばらく間を空けて続きを読もうとした時に、どこまで読んだかを全く覚えていなかったので、
ああ、その程度の漫画なんだな、と思っている。

あと「ポルノ・グラフィティ」か「BUMP OF CHICKEN」か。
全く別物じゃんと言われそうだが、両方聞いてるという子は結構いる。
で、どっちが好き?と聞くとはっきり分かれる。
「圧倒的にポルノ」という派と、「圧倒的にバンプ」という派。
私は圧倒的にバンプ派である。

BUMP&PORN

メンバーなどの詳しい情報は知らないのが、単純に曲を聴いて好きだから。
ただ、聞いた範囲での勝率は、ポルノ:バンプ=6:4で、バンプ劣勢。

ま、こーしていろいろ上げていくとキリがないので、これぐらいにしとくが、
最後にひと言、大声で若い人に言いたいことがある。

コナンと言ったら、「未来少年コナン」だ!  


konan



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オレはそんなに甘くない。

前回で終わらせるつもりだった、
サンデーVSマガジンコラボ缶。
せっかくなので、「あしたのジョー」についても書いておきたい。

S&M-4

「あしたのジョー」は、言わずと知れたボクシング漫画である。
テレビシリーズの最高視聴率は30%超え。
2度映画化もされた、それはそれは不朽の名作だ。

主人公である「矢吹ジョー」と、それを取り巻く個性的なライバルたち。
特に当初からライバルだった「力石徹」の存在は、主人公を凌ぐものだった。
懐かしのアニメなどとしてバラエティ番組でも何度も取り上げられるが、
矢吹ジョーと力石徹の戦いは、なんと力石の勝利で終わる。
主人公の敗北というのが、当時としては衝撃的だったが、
さらに試合直後、ふたりが握手を交わそうとすると力石が倒れてしまう。
そして、そのまま帰らぬ人に。
過酷な減量とジョーのパンチが、彼の命を奪ったのだった。

JOE-2

力石が死んだのは、もちろん物語の中でのことである。
しかし、多くのファンが悲しみ、実際に葬儀が行われたというのも有名な話である。
それだけ社会的ブームとなっていたあしたのジョー。
私も当然見ていた。

私の幼心に印象に残っているのは、「カーロス・リベラ」である。
力石が死んだ後のジョーは、カーロスとの戦いで復活した。
ふたりの試合はダブルノックアウトという形で引き分けとなり、
シリーズはここでいったん終わる。

そして、「あしたのジョー2」でジョーはカーロスと再会するが、
彼の変わり果てた姿に驚愕する。
ボクサーのパンチというのは殺人的な威力がある。
それをまともに受けると脳に障害が起こり、記憶や運動機能に支障をきたす
いわゆるパンチ・ドランカーという症状を起こす。
再会した時のカーロスはそれによって廃人となっており、
フラフラしながら力ないパンチを出して、惚けた口調でこう言う。
「Oh、ジョー・ヤブーキ、ボクシング楽シイネー。」
彼の痛々しい姿は、今でもよく覚えている。

カーロスを廃人に追い込んだのは、世界チャンピオン「ホセ・メンドーサ」。
東洋チャンピオンになったジョーは、ホセと対決する。
激しい戦いの末、試合は判定へ。
判定を待っている間、ジョーはコーナーの椅子に座ってつぶやく。
「燃えたよ…。真っ白に燃え尽きた…。真っ白によ…。」
だが、判定の結果はなんとホセの防衛勝利。またしても主人公の敗北である。
審判がホセの手をあげるが、彼は髪が白くなり、老人の様になっている。
ホセもまた、壮絶な戦いで燃え尽きていたのだ。
勝てなかったジョーだが、セコンドの「丹下団平」は温かい声をかける。
しかし…。
真っ白に燃え尽きたジョーが椅子に穏やかに眠ったまま動かない。
「真っ白に燃え尽きた」
この意味深な言葉を残して、物語は終わる。

JOE-3

終了から30年近くたった今でも、同年代で飲んだりして
あしたのジョーの話題になると、必ず議論になるのが、この最終回についてである。
ジョーは力石のように死んだのか?
それとも単に燃え尽きただけなのか?
酒でも入ってる時だと、結構白熱した討論になることがある。
で、最終的には、それぞれの解釈でいいじゃないかというところに落ち着く。

果たして真相はどうなのか。
実は近年、漫画家のちばてつやによるコメントなどで、
かなり明確になっているのだが、あまりにも昔のことであることと
ファンのアイデンティティの一部になっている可能性もあるため、
誰もが多くを語らない風潮にあるのだ。
よって、私も名言は避けることとして、
つまり、それだけ歴史に残る名作だということなのだ。

私の友人に、あしたのジョー大好きなヤツがいた。
酔っぱらうと、いつも「あしたに向かって打てー」とか叫んで
手がつけられないヤツだった。
そいつにせがまれて、ジョーのイラストを描いたこともあった。
結婚式にも出席したが、そいつも今は岐阜県の先生。
きっと、子どもにも「あしたに向かって打て!」とか言ってるに違いない。



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うちはそんなに甘くないっちゃ! 2

さて、前回のジョージアのサンデーVSマガジンコラボ缶。

デザインについて考える前に、そもそもこれを買う人々は、
どういう思いがあって購入するだろうか。

懐かしい? 可愛い? 好きなキャラクター?

マンガは日本の文化。
オタクでなくとも、このラベルを見て商品を購入した人は多いだろう。

そうなると、キャラクターのチョイスに何かしらひとこと言いたいという気持ちにも
駆られはしないだろうか。
「サンデーと言えば○○じゃないのか?」
「なんで○○がないのか?」
などなど、それぞれ思い入れのあるマンガやキャラクターがあるものだろう。

ま、これは第1弾であり、恐らく第2弾が出てくるんじゃないかと推察する。
第1弾は全3種に絞って、売れ行きを様子見。
好評であれば、第2弾は全5種~8種ほどに増やして出してくる。
これは、おまけのミニカーもので培った経験則である。

となると、第2弾のチョイスが興味深い。
今回の唯一のコラボは「探偵もの」というカテゴリで、コナンと金田一である。
次回は「野球もの」というカテゴリにして、マガジンからは「巨人の星」か?
サンデーの「野球もの」って何だろう。やっぱり「タッチ」なのだろうか。
しかし「タッチ」は「野球もの」というより「ラブコメ」の色が強いように感じる。
野球もの…野球もの…、「ジャストミート」?
いかん、マイナー過ぎて誰も覚えてないだろな。
「ギャグマンガ」というカテゴリなら、文句なく「まことちゃん」と「天才バカボン」だろうなぁ。
こー考えると、SFマンガって少ないよなぁ。
その昔、松本零士の「宇宙戦艦ヤマト」に代表されるSFブームがあったが、
今は純粋にSFと呼べるマンガは皆無じゃなかろーか。これも時代かな。

それにしても素朴な疑問。
この企画って、どこがターゲット層なんだろう。
トレーディングカードや純金製コインのラインナップを見ると、
現在連載中のマンガもチラホラ見られるが、
ユニクロのTシャツや今回のジョージア缶を見ると、
ターゲットは30~40代のような気がする。
まあ、缶コーヒーを買う層と考えれば、それはいいとして、
Tシャツを買うのって、どうだろう。
20代の人は「まことちゃん」や「タイガーマスク」なんて、
何となく聴いたことはあるけど…という程度だろう。
懐かしさで買うだけではさほど売れないだろうし、
若い人が珍しがって買うといっても、やはり数が出るとは思えない。
ほとんどモノクロプリントで製造コストを抑えてあるだろうから、
あくまで「歴史を作ったキャラクターを網羅する」というコンセプトを通したってことかな。
バリエーションも多いし、薄利多売路線だろうか。

デザインとは、基本的に商業ベースによって成立する分野だが、
今回のコラボに限らず、こうした戦略というのは、
「売れるデザインを新たに作る」のではなく、
「人気のデザイン(キャラクター)によってある程度売れる」というものだと思う。
つまり、すでに確立されたブランドによって販売を見込んでいるわけである。
しかし、そこは『ある程度売れるだろう』なので、勝負をかけるほどコストはかけられない…。
こうした商品のデザインが、なんとなく中途半端というか、
ホントに「プリントしただけ」的なのも、そういう理由からだろう。
それがいいか悪いかと考えたら、個人的にはあまり好きではない。
とくにユニクロのTシャツは、もう少し構成の余地があると感じるものばかりだが、
逆にああいう奔放なデザインが現代的なのだろうか。

そもそも、今回の版権とかロイヤリティとかって、どうなってんだろう。
メーカー側が名乗りを上げて、ぜひ!と言ったのか? 
サンデー&マガジン側が各メーカーにぜひ!と言ったのか?
うーむ、考え出すとキリがない。

LUM

で、この缶のデザインについてはというと…、
ま、いいんじゃないの?という程度で、絶賛も否定もしない感じ。
とりあえず、この「サンデーVSマガジンコラボ」の一連の商品は、
マンガ原作の作画を使ってあるところに好感がもてる
アニメの絵でもなく、第三者による描き下ろしでもなく、マンガの絵。
これをそのまま使ってあるところが、原作派としては嬉しいものである。

あとは「宇宙戦艦ヤマト」、「機動戦士ガンダム」に続いて、
「うる星やつら」によってオタク青春時代を迎えた私としては、
ラムがラインナップされているので、個人的に良しである。
願わくば、あたるや面倒終太郎など各キャラで出して欲しいとも思うが、
いまさら買い揃えるかどうかは微妙だなぁ。

つくづく思うが、現在進行形でオタクな人たちにとっては恵まれた時代だと思う。
コンピュータや製造技術の進化によって、商品開発が短時間・低コスト化したため、
いろいろな商品が安価で次々と商品化され、しかも品質が高い。
私が小さい頃は「キン肉マン消しゴム」が流行ったが、単色で造形もひどかった。
今では、100円ガチャガチャでフルカラーのハイクオリティフィギュアが手に入ったりする。
もし自分が若かったら、さぞかし嬉しくなって集めただろう。
現在の技術が当時にあったら、私の好きなキャラクターも次々と商品化されたろうし、
同時にとても小遣いが足りなかったろう。
そう考えると、現代はオタクにとって受難の時代であるとも言えるか。

物が溢れて恵まれていると感じるか、それを求め続けることが大変だと感じるか。
んー、集めることが辛いと思っていては真のオタクやコレクターではないので、
やっぱり恵まれた時代なのかな。




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うちはそんなに甘くないっちゃ! 1

うーむ、恥ずかしいタイトルだが、これだけで誰のセリフか分かった人は、
それなりに年齢を重ねたアニメっ子だと自覚して頂きたい。

コーヒーネタが続くが、つい先日京都に行った時に購入したもの。
別に京都に行かずとも、全国のセブンイレブンで販売されている。

S&M-1

ジョージア エンブレム・カフェオレ
サンデー×マガジン創刊50周年 甘くないっちゃ、ダーリン。
コーヒー 190g
牛乳、コーヒー、香料、乳化剤、カゼインNa
コカ・コーラナショナルビバレッジ(株) (2008)


「少年サンデー」と「少年マガジン」が創刊50周年ということで、これまでもいろいろと
コラボレーション企画を展開しているのは、ご存じかと思う。

ユニクロからは各キャラクターをプリントしたTシャツが発売され話題となった。
今ではかなりバリエーションが増えたが、初期に見た時には
ラムちゃんとタイガーマスクが1枚のシャツにプリントされていて、
「この組み合わせはどーなの?」と思ったものである。
http://ut.uniqlo.com/sunmaga50th/

他にもトレーディングカードに、ゲームセンターのUFOキャッチャーなどの景品フィギュア。
コナミからは、野球マンガのキャラクターでチームが作られた
ニンテンドーDS用の野球ゲームが発売予定である。
http://www.konami.jp/sunmaga/bb/

さらに「記念メダル」とゆーのも発売されていて、その値段が驚きである。
純銀製が12,600円! 純金製にいたっては78,750円である!
まあ、金が高騰している昨今だから、この値段も仕方ないのかもしれんが、
巷には「メダル・コレクター」という人種が結構いる。
この方たちは、この「記念メダル」を購入するのだろうか…。
現時点でも2雑誌×金銀2種×8キャラクターで32種類。
値段にすると1,461,600…!? 約150万円!!?? 
いやー、これを揃える人は全国に何人いるのだろうか。
http://lalabitmarket.channel.or.jp/site/feature/sundaymagazine.html

で、コラボといえば、前回のゴルゴ13よろしく、ドリンク業界も定番である。
以前からコカコーラ社のジョージアには、おまけとして
「上出来な名シーンフィギュアコレクション」や、
プラスチック製の「コインコレクション」などが展開されていた。

そして、今回はとうとう(やっと?)缶のパッケージそのものに登場である。
上の写真だけでは、「うる星やつら」のラムちゃんと「タッチ」の南ちゃんなので、
「おや? 両方ともサンデーキャラやないの?」であるが、
一応、全3種ということで、はい↓。

S&M-2

左から「事件のカギは甘くない。」、「甘くないっちゃ♥ダ~リン。」、「オレはそんなに甘くない。」
パッケージプリントが違うだけで、中身はどれも同じ。

さきほどのラムちゃんと南ちゃんは、サンデーキャラ。
「あしたのジョー」の矢吹ジョーと「タイガーマスク」は、マガジンキャラ。
「名探偵コナン」の江戸川コナンはサンデー、「金田一少年の事件簿」の金田一一はマガジンと
サンデー版、マガジン版、コラボ版と、ご丁寧に3パターン作ってくださったわけである。

さて、このブログはデザインについて考察するものなので、
それについて書き始めたら、脱線しまくって長くなってしまったので次回。

ちなみに味について一応コメントしておくと、すみません、飲めません。
この商品の売りは砂糖不使用によりl「甘くない」ので、
ブラックコーヒーとか飲めない私にはちょっと飲みづらいかな。




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