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飛行缶 -SORA・TOBU・CAN-

デザインがカッコイイ缶を集め出したのが始まりでした。気づけば部屋中に大量の缶が。エピソードとともに整理しながら発表していきますので、おつきあい頂ければ幸いです。

エリクサーちょうだい 3

2回で終わらせるつもりだったが、
これが手に入ったので続けてみた。

チョコボである。

FF13-4

FFシリーズのマスコット的存在であるチョコボ。
ヒヨコとダチョウを足したような鳥で、FFⅡで初登場して以来
移動用の乗り物として、あるいは召還獣として登場し続けている。
モデルはチョコボールのキョロちゃんと言われ、
「チョコボのチョコボール」というタイアップ商品が出たこともある。

chocoball

ゲーム中で流れる「チョコボのテーマ」は、ふと頭の中で流れると
無限ループが続いて勉強を妨げるなどの威力がある。

今回のFFXⅢでは、雛チョコボが初登場。
可愛らしさを売りにしたいようだが、
この缶のようにリアルに表現されると、
ちょっと不気味でもある。

てゆーか、鳥をパッケージングした缶って
史上初なんじゃねーの?

FF13-5

ここから話がそれていくが、
ゲームは12月17日発売で、公式HPでのトレイラーや
動画サイトにアップされたプレイ動画も見たが、
いやー、ホントにどんどんきれいになっていくねー。
作ってる人たちは手が抜けなくて大変だよね。
もうこれ、ゲームじゃなくてもいいんじゃないかと思うよね。
いっそ、映画にしちゃえばいいんじゃないかと思うんだが、
1度大失敗してるから、もう絶対に映画には手を出さないだろうなぁ。

でも、これだけすごくても、私は買わないよ、やっぱり。
FFⅦの時は、そのためにプレステを買ったが、
このXⅢをやるためにPS3を買おうとは全く思わない。
というか、最近のRPGはやる気にならない。
もう私がゲームに燃えるような歳でもないということもあるが、
最近のRPGはどーもハマることができない。

なぜだろう、というのを
ゲームメーカーに勤めてらっしゃる方と
メールで熱く語りあったことがある。

どんなことかというと、
とっても長くなるので次回につづく。

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エリクサーちょうだい 2

炭酸ポーションにびっくりしつつ、
薄いレモン味のまずさにびっくりしつつ、
ポーションが炭酸て、今までのコンセプトとは
違ってるんじゃないかと納得できない私。

アレ? よく見たらPOTIONと書かれてない。
ん? ELIXIR?
エリクサーだって!?

FF13-2

FINAL FANTASY XⅢ
ELIXIR

炭酸飲料 350ml
糖類、レモン果汁、ローヤルゼリーエキス、香料、
酸味料、カフェイン、ビタミンB1、ビタミンB6
サントリーフーズ(株)2009.12.8.


なるほどー、そーきたか。
やるな、サントリー!
しかしハイポーションの立場はどうなるんだ…。

エリクサーとは、FFシリーズに出てくるアイテムで
体力と魔力の両方を一気に全回復してくれる、ありがた~いものだ。
FF5に出てきた「エリクサーちょうだい」を連呼する
モンスターの名前はなんだったかな。
普通に倒そうとすると、とてつもなく強いヤツ。

って、これは魔力も回復してくれるんかーい!

あーあ、確かに魔力が欲しいですよ、ホント。
病み上がりに効いてくれるといいんだけどな~。
なになに、ローヤルゼリーとカフェインが
前回のポーションより大幅アップだって?
もういっそのこと、ユンケルとかとコラボしたらいいんじゃないか?

しかし、やっぱり炭酸はいただけない。
全回復には刺激も伴うということか。
うー、やっぱり飲み切れない。
こーなったら、一晩放置しておくか。

さて、このブログで語るべくは、味よりもデザインである。
中身には金を掛けないが、今回の缶はとっても手がこんでいる。
この缶、表面がキラキラと輝いているではないか!

FF13-3

マニキュアでいう「ラメ入り」、車の塗装でいう「マイカ」、
版画でいう「きら刷り」という感じかな、こりゃ。

マイカは和名で雲母(うんも)のこと。
ケイ酸塩鉱物の名前で「きらら」とも呼ばれる。そういう地名もあるしね。
塗料に混ぜると、玉虫のようにキラキラと七色に光る。
ま、本当にマイカ塗装じゃないとは思うが、この塗装は珍しい。
また新しい境地を見たか、サントリー。

というわけで、残りを翌日に飲んでみた。
炭酸が抜けて、うん、飲みやすい気がする。
しかし味が濃縮されたのか、妙に甘ったるくなった。
そしてピンときた。
ああ、この味はカフェインだかなんだか少し薬っぽい風味を加えた
薄いキリンレモンだ!!(キリンレモンに失礼!)

結論。
やっぱりこのシリーズはマズイ!!




豆知識
「エリクサー」はFFシリーズに登場するアイテムだが、完全な架空のものではない。8~9世紀頃のイスラム科学の錬金術によって精製される不老不死の薬だと考えられている。その後、十字軍によってイスラム文化がヨーロッパに伝わり、中世ヨーロッパでの錬金術で誕生する「賢者の石(本来の訳は「哲学者の石」)」そのものか、それによって作られる液体と考えられるようになった。中国の道教でも、仙人になるための霊薬を作る「錬丹術」は不老不死の薬「仙丹」を作ることを目指しており、これも同様だとされる。ドラゴンボールに出てくる「仙豆(せんず)」を思い出したら、確かに効果は同じだ。漫画「鋼の錬金術師」でも登場する「ホムンクルス」という人工生命体を創造したと伝えられる中世ドイツの医師が治療に使っていたとされるが、「賢者の石」や「エリクサー」の存在は確認も実証もされていない。その伝説の効能から、薬剤やリキュールに「エリクサー」と名付けられた商品はいくつか実在する。「エリクシール」とも発音されるが、資生堂にもそんな名前の化粧品があるよね。

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エリクサーちょうだい 1

流行を追わないことがポリシーだった私が
新型インフルエンザにバッチリかかり、
中学以来の39度という高熱に浮かされ、
体がだるくて1週間ひきこもり生活をした挙げ句、
仕事が佳境を迎えてしまっていた今日この頃。

しかし、ブログを更新するヒマがなかったかといえば嘘で、
いや、単に文章を書くバイオリズムが停滞していたなと。

で、久々にネタらしいネタが舞い込んできたので
よーし、書くかぁ!と、ひと月ぶりに奮い立つに至る。

コンビニへ行くと、レジ前のドリンク棚に
美しいCGでパッケージングされた缶が並んでいた。

「ああ、また出たのか、ポーション。」

そうか、FFXⅢが発売されるからなぁ。
もうすっかりパターンになってきたな、これ。
人間、慣れとは恐ろしいもので、
初めてFF7の缶を見た時の衝撃と感動は、すでにない。
そして全16種。相変わらず多すぎだ。

しかし、メーカー側もそーゆー消費者の気持ちなど
マーケティングなどによって把握しまくっているわけで、
今回はなにやら缶を携帯で撮影するとQRコードが出てきて、
それを送信するとネット上でダンジョンゲームに参加できるとかなんとか、
とにかくすごそうな仕掛けを盛り込んできた。
いったいどーゆーシステムなのか謎だが、何気なくすげーな、おい。

うーん、でもなぁ。
FFは9からやってないからなぁ。
最早そこまでする思い入れも…。
しかし相変わらずきれいなCGだから、1本買うか。
どうせならチョコボが欲しいんだが、無いなぁ。
みんな真っ先にチョコボを買うのかなぁ。
他のキャラクター、まったく分かんないし。
だとしたら、やっぱりこれかな~。

FF13-1

とゆーわけで、購入。
CGとはわかっていつつも、
美人だよねぇ~。

ええ、私はこーゆータイプの美人に弱いですよ。
別にメガネ属性は持ってないが、自分がアホだから知的そうな人に弱い。
ちなみにFF8では、もちろんキスティス先生が好きだった。
ある人にその話をしたら、

「そうそう、あのムチでビシーッって、カッコイイよねぇ~。」

…いやぁ、ムチ属性もないんだけど…。

それはさておき、基本的にマズイと評判なポーションシリーズ。
今回はどんな味か、早速飲んでみよう。

「プシュッ」

「ごくっ」

「どぅわっ!!」

炭酸じゃないか~!!


私は炭酸ジュースが苦手なのだ。
開けた時のプシュッで気付よって感じだが、
一連の動作を無意識に行ったので、
のどを通るまで気づかなかったのだよ、ホントに。
完全に清涼飲料水だと思いこんでたし。
だからちょっとビックリした。

え~、今回のポーションて炭酸なのかよ~。
なんかコンセプト変わってしまってないか~?

と、よく見たら。

つづく

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先生は悲しいぞ!

今回は、缶ではなくペットボトルの紹介。

テレビCMでお馴染みのこれ。

namachapanda1

生茶パンダ先生ボトルセット
緑茶飲料 500ml
緑茶(国産)、生茶葉抽出物(国産)、ビタミンC
キリンビバレッジ株式会社 (2009.8.11)


以上です。

いや、これ、調べてみようとしたら
ヤフーオークションばっかりひっかかるんだよね。
だいたい1500円前後で落札されていた。
ちなみに定価は740円。
ぬいぐるみ分が約450円の計算ですな。

そんなことはいいとして、
生茶パンダは以前からいたけど
新キャラというかリニューアルというか、
「先生」になりましたね、このパンダ。
人気あるなぁ。

6年前のCMで、松嶋菜々子が
パンダのパペットを手にはめていたが、
あれがUFOキャッチャーの景品であって、
頑張ってゲットした記憶がある。
それを持って遊びに行ったら、友人の間で大人気だった。
たしか、「生茶パンダ」という名称も、
この時に正式につけられたと思う。

namachapanda2

それにしても、なんかシュールでないかい?

小さい頃、ある映画を見て、身動きできないほどの
狭い空間に閉じこめられてしまうシーンがあって、
そんな状況になったら気が狂いそうだと
子ども心に想像して悶えていたが、
まさにそんな感じ。
パンダ先生、苦しそうだ。

で、これってどうやって入れたのか。

柔らかいぬいぐるみなんだから、
潰してボトルの口から入れたのかと思ったが、
実はこのボトルはダミーで、
底の方が開く作りになっている。
うーん、ボトルシップみたいに
ボトルを壊さないと取り出せないようになってたら
面白いんだがなぁ。
さすがにそんな手間のかかる作りにはできないか。
てゆーか、意味がない?

ちなみにこれには、
イベントで配布されたタイプが存在するようで、
それで人気だったから市販化したようだ。
イベント用のは、開封の構造が若干異なるらしい。
これまたヤフオクで高値で取り引きされていた。

パンダ先生、それは本意ですか?

え? みんなの幸せにつながるなら
どんな形で流通しようと気にしない?

心が広いですなぁ、先生は。




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めぐりあい それ

以前、こち亀缶を紹介したが、
あの時すでに発売から時間が経っていて残っていた商品も少なく、
全15種揃えるな無理!と書いた。

が、先日、何気なく入ったスーパーで大量に発見!
いやいや、15種類もあるんだし、前に買った1缶だけにしようと決めたじゃないか。
と、耐えようと思ったのに、さらに追い打ちをかける誘惑が…!
なんと半額になってるじゃないか!  
じ…、じゃあ、いいかなぁ~。

最初は、前回ひとつも発見できなかった麗子缶だけにしようと思ったが、
結局、全種類買っちゃった。 あー、優柔不断な私を許して…。
てゆーか、これ数量限定品なのに売れなかったのかね。

kochikame15
ポッカコーヒーオリジナル
こち亀タイアップ缶 全15種

コーヒー 190g
牛乳、砂糖、コーヒー、乳化剤
ポッカコーポレーション (2008.10.20.)


ん~、こんなに同じ缶が並んだのはコレクション史上初だなあ。
FF缶だって揃えたことなかったのに。
ま、コーヒーは牛乳と混ぜてカフフェオレにして
朝食時に飲むので、ちょっとずつ消費していこう。
あ、ちなみにブラック缶の方は売ってなかった。

マンガ「こち亀」のいいところは、缶にも採用されている
下町の風情が描かれるとこだ。 各話の表紙なんかも、
恐ろしいほどの描き込みで下町風景が描かれている。
細部まで異常なまでの描き込みがなされている時は、
作者の気合いのアルゴリズムが高い時らしいが、
てことは、あれはアシスタントが書いてるわけじゃないってことか。

こち亀は私や周囲がジャンプを読み始めた頃には、
すでにジャンプで最長連載になっていてコンスタントに人気もあったが、
「コブラ」や「キン肉マン」、「Dr.スランプ」、「3年奇面組」、「キャッツ・アイ」、
「キャプテン翼」、「きまぐれオレンジロード」、「北斗の拳」など、
ジャンプ漫画が次々とアニメ化されたバブル全盛1980年代でも
アニメ化はされなかった。

他のアニメ化された漫画に比べて決して人気が低いとも言えず、
「何でだろう?」と友達と議論したことがあったが、結論は
「アニメ化に必須条件の『美少女キャラ』がいないから」
ということになった。 ナイスバディの麗子さんがいるが、
「美人キャラ」かもしれないが「美少女キャラ」じゃないし、
何より流行りの絵柄じゃないからだということで納得した。
ま、確かに麗子さんに萌え要素はないよなぁ。
かなり巨乳に描かれているけど、全然いやらしくないし。
(登場時の設定では身長170cm、体重46kg、B95、W58、H90cm)

アニメ化すればヒットしていたジャンプ全盛期にアニメ化しなかったのだから、
アニメ化などに興味のない孤高の存在として永遠に続いていくのだろう。
と思っていたら、景気もよくない1996年に突然のアニメ化。 
結局、アニメ化に踏み切らなかったのは、両津勘吉のイメージに合う
声優がいなかったからか?と考えたが、経緯は謎である。
アニメ版には原作には登場しない美人婦警も多数登場するから、
やっぱり女性キャラは、アニメ化の必須条件のようだ。

というわけで、恐らく「こち亀缶」でも一番人気だった麗子さん。
しかし、原作での麗子さんの登場は、かなり後になってから。
連載100回目、単行本だと11巻が初登場である。
フルネームは「秋本・カトリーヌ・麗子」(上段右から2番目)。
登場した当時の時代としては、かなり珍しい女性キャラクターで、
ワガママでハチャメチャなキャラだったが、今やすっかり落ち着いて
部長とともに両津をたしなめるほどの常識人役である。

「中川 圭一」(上段左端)は、意外なことに第1話から登場していて、
二枚目御曹司なのに裸踊りなどバカなことを両津とともにやったりして、
当初はかなりのギャグメーカー的存在だった。
今では麗子同様に(金銭感覚以外は)常識人的な立場にいるが、
やっぱり時々バカな役をやらされる憎めないキャラである。

kochikame3

「こち亀缶」には、他に「大原 大次郎(大原部長)」(中段中央)と、
4年に1度しか登場しない「日暮 熟睡男(ひぐらし ねるお)」(中段左2)、
バイクに乗ると性格が変わる「本田 速人(ほんだ はやと)」(下段左3)、
ニューハーフ警官の「麻里 愛(マリア)」(中段左端)が起用されている。

まぁ、部長や本田、マリアはわかるとして、日暮の起用がすごい。
同じ派出所仲間の「寺井」の方がはるかに登場頻度が高いのに、
なぜ日暮なのか。しかも、マリアでも叶っていない単独採用。
キャラの強さでよほどの人気があるのか、単に企画者の趣味か。
たぶん後者だな。

しかし、15種類も作るなら、日暮でなくとも他にもいると思うんだが。
魅力的な女性キャラだって結構いるし。
弓道の名手で、両津に惚れた「磯鷲 早矢(いそわし はや)」や
「擬宝珠 纏(ぎぼし まとい)」と「超神田寿司」の一家とか起用したら、
売れ残って半額にしなくてもいいぐらいに売れたんじゃなかろーか。

あ、でも、麗子との見分けがつかないからダメか。


まめちしき

「こち亀」のアニメ化は遅かったが、連載開始の翌年の1977年に、すでに実写映画化されている。当時、正月映画の人気シリーズだった「トラック野郎」と同時上映で、興行収入も近年のアニメ映画版の2倍と大成功。 東映の社長は「男はつらいよ」に負けない長期シリーズにしたかったらしいが、結局、続編が作られるどころか、なぜかビデオ化すらされていない。一説には、作者「秋本 治」氏の意向だというが…。ちなみに両津役は「せんだ みつお」。う…、うーん、…どうだ? 他には「荒井 注」や「田中 邦衛」も出演。「丹波哲朗」など、当時大人気の刑事ドラマ「Gメン75」のメンバーが特別出演しているのも驚きだ。テレビでよくやる「懐かしの映像特集」みたいな番組などでも全く出ないので、映像的な詳細は不明だし、私も記憶にはない。すでに生まれてたんだけどねー。「トラック野郎」も、見に連れてってもらったことあるのにー。



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