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飛行缶 -SORA・TOBU・CAN-

デザインがカッコイイ缶を集め出したのが始まりでした。気づけば部屋中に大量の缶が。エピソードとともに整理しながら発表していきますので、おつきあい頂ければ幸いです。

2009大晦日

昨日紹介した鳩山缶、
新聞を燃したデザインで、
裏面はこんな風になっている。

「Yes,ユー,アイ」は意味が分からないが、
とりあえず、この芸人はダレだ?

政治風刺コントやってる芸人
「ザ・ニュースペーパー」のひとりじゃないのか?

鳩山2

調べてみた。

なんと、オフィス北野所属だった。
たけし軍団のひとりで、顔が鳩山首相に似ていることから
ビートたけしに急遽芸名を「鳩山来留夫」に改名させられ
活動しているらしい。
おかげで仕事が増えて順調のようだ。
なるほど、時代の方からやってきたということか。

人生、何がどうなるかわからないね。

でも、それも時代の流れをつかまなければ意味はない。

イギリスのオーディション番組に出演して、
一夜にして歌姫の名声を得た「スーザン・ボイル」という
「普通のおばさん」が話題になり、紅白に出場のため来日している。

彼女が幸運なのは確かかもしれないが、
あの歌唱力は一朝一夕で身に付くものではない。
声質は天性のものとしても、幼少からの経験や
教会でのボランティアがあったからだろう。

結局、チャンスを確実にものにするには
それ相当の努力や準備が必要だということだ。

1%のひらめきと99%の努力
というエジソンの名言をひきあいに出すまでもなく、
そんなことは小さい頃から先生に言われ続け、
百も承知しているつもりでも、
それを実行することのなんと難しいことよ。
大人になると、しみじみ思うことである。

というわけで、
1%のひらめきで作ったマニフェスト、
99%の努力で頑張って実現してください、民主党。
個人的には、公立高校の学費無償化とか
子ども手当てとかどーでもいいから、
経済の建て直しを1丁目1番地に据えて
真面目に国策を実行してください。
経済が上向けば、学費とか手当とか雇用問題とか、
つまりは金の問題はすべて解決するように思うから。

そんなわけで、最後は真面目に語ってみた2009年も
あと数時間で終わります。
このブログ、ちょっと更新は滞るけど、
来年も続きますのでよろしくです。

では、よいお年を。

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2009晦日

いやはや、
早いもので今年も終わりですよ。

12月に入ってガッチリ仕事が忙しくなり、
ブログを書く時間も気力もなく、
すっかり更新も滞ってしまいました。
反省。

今年最後のネタをどうするか。
今年のニュースといえばこれかな?
と、月並みだが政治ネタで。

鳩山1

日缶スポーツ 鳩山就任!?
清涼飲料水(緑茶) 190g
緑茶(日本)、ビタミンC
株式会社アプリス(2009)


今年の政治的ニュースといえば、
自民党と民主党の政権交代劇だが、
その是非やら何やらは、ここでは語るまい。
簡単に感想を述べれば、郵政民営化総選挙が終わった後の
小泉政権のように、選挙で勝つまでは元気だったが、
実際に動き始めると途端に意気消沈した感じだなと。
やはり人間はライバルに追いつくまでは燃えるが、
いざ勝ってしまうと、それまでの勢いはなくなるものなのかなぁと。

この缶は、例によって例のごとくアプリスから発売され、
まさに民主党大勝利の直後に、
高速道路のサービスエリアで購入したもの。
確かに早く出しておかないと、いつまで持つかわからないもんねー。

で、この芸人誰?

つづく



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ご当地モノではない

さて、しばらくコーヒーものを続けたけど、
この辺でもとの軌道に。

コーヒーはまだまだ沢山あるので、
ちょいちょい出してくけどね。

今回はコンビニで見つけたこれ。
寒~い真冬に、焼き芋を買ったついでに買ってしまった。

AGARI

あがり
緑茶(清涼飲料水) 270g
緑茶、ビタミンC
アサヒ飲料株式会社 (2003)


鱈、鰕、鮹、鯛、鰤、鰹、鱒、鰻、鮪、鰺…。

魚偏の漢字が羅列していて大変勉強になる。
エビって、普通は「海老」とか「蝦」って書くけど、
魚偏でもあるんだ…。 知らんかった。
タコも普通は虫偏の「蛸」って字だよね。
漢字って不思議だなぁ~。

てわけで、魚の名前を羅列したデザインは、
寿司屋に置いてありそうな湯飲みを
イメージしているのは間違いない。
ばかばかしいけど嫌いじゃないぞ、こーゆーの。

サイズも350gではなく270gなので、高さがちょっと小さめ。
コストを下げるためかもしれないが、
恐らく湯飲みのサイズをイメージさせる狙いもあるだろう。
なかなか徹底しているじゃないか。
やるな、アサヒ。

ただ、残念ながら、高級感は微塵も漂わない。
よって、通常のコンビニでは店頭で見かけない。
味が問題なのかも知れないな。

「濃厚な味わい」って、書いてあるけど、
全くもってアッサリだったよ。

そーいえば、たしか
静岡茶の缶にもこんなんがあったはず。
探してみるので、発見したらアップしよう。

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♪20日、30日は5%オフ

毎回長ったらしく書いてしまうので今回は短めに。

近年は印刷技術が進んで、
いろいろと凝ったパッケージが出てきて面白い。
このブログでも、エンボスやデコボコやツヤ消しなどを紹介してきた。

逆に言えば、それだけのことをしないと、
デザインとして差別化ができなくなってきたのかも知れない。
より複雑に、より高度に。 何だか電化製品の進歩のようだ。

そんな中で、敢えてシンプルに走るという作戦もある。
その作戦は効果的だが、シンプルとはともすれば単純にもなり、
デザインする方としては勇気がいるものだ。

AEON TEA

BEST PRICE お茶
緑茶 340g
緑茶(国産)、酸化防止剤(ビタミンC)
イオン株式会社 (2007)


いわゆるイオンの自社ブランドっちゅーやつだな。
自社ブランドの「お値打ち感」を出すために、デザインも
シンプルにしたのだろうが、このシンプルさが潔い。
緑茶色一色に「お茶」のひとこと。 飾りっけのカケラもない。

右下に「原料原産地:日本 加工地:日本」とあり、

「全部国産ですよー、だから安心ですよー。」

をさりげなくアピールしているが、とても慎ましやかで、

「ほーら、100%国産だよー。」

と、某大使館御用達のコーヒーのようなうっとうしさはない。

真っ正面に「340g」と表記しているのも、正直さが表れている。
このサイズの缶は350gが一般的だから、実は10g少ないのだ。
それを隠さず、堂々とド真ん中に持ってくるとは。

「ちょっと少なめの分、安いんですよ。」

の意味なのか、

「ちゃんと大きく表示してあるから、少ないって文句つけないでね。」

の意味なのか、ホントのところは分からないけどね。

そして、この光沢がまたよい。 お茶っ葉の缶にありそうな光沢だ。
決して高級なデザインではないが、安っぽい中にも
よいデザインに昇華しているとでも言っておこうか。

ひとつ、てっぺんにある黄色い丸だけがヒジョーに気になる。
これがあると、すっごいマヌケに見えるのだが、
ないならないで、あまりにも普通すぎてつまらなくなりそう…。

この辺のさじ加減が、デザインの難しいところだな。




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あんまりなタイトルですんません。
思いつかなかったんです。 ちなみに元ネタは「涙」。
えーと・・・、さんずい偏つながり?

はい、ひなまつりです。

ひなまつりの思い出を書こうと思ったけど、
思い出なんて特にないんだよね~。

我が家にはひな壇が三段しかなくて、
その三段を出すのも、お袋が気が向いた年だけ。
たいていはお内裏様とお雛様だけだった。

でも、あのひな人形の作りというのは、
子ども心に興味を引かれたものだった。
何でできてるんだろう、どうやって作ってあるんだろうと
触りまくって、ぼんぼりに穴をあけてしまったり、
お内裏様の頭をもぎ取ってしまったりして焦ったものだ。

ちなみに最もお気に入りのアイテムはひし餅。
あの、ソリッドな菱形と3色のカラーリングがたまらない。
持ってよし、重ねてよし、並べてよし、投げてよしと万能で、
つまりは積み木感覚で好きだったってことかいな。

そんなわけで、五人囃子とか三人官女などというものは
友達の家でしか見たことがなく、羨望の対象でもあった。

しかし、実際に立派なひな壇があるからといって、
いいことばかりではないらしい。

孫娘が生まれたということで、祖母に立派なひな壇を
買ってもらったという女の子の話。
そのひな壇は七段もあって、たいそう豪華絢爛だったそうな。
ところが七段もあるひな壇の高さは、
その幼女の身長をはるかに凌駕しているわけである。
まるで頭上から降ってくるかのような威圧感。
加えて七段ともなると、人形が15体揃っている。
無表情で無愛想な15体の人形が、
雁首揃えてこっちを向いているのだ。
そりゃ確かに子どもから見たら、ちょっとしたホラーだよな。

その女の子は立派なひな壇が怖くて怖くて、
ひな壇の前で家族で宴会をすることになった時、
泣き叫んで抵抗したらしい。
ひな壇を見る時も、ふすまの陰から、
まるで星飛雄馬の姉のように、恐る恐る見ていたらしい。

そー考えると、三段しかなかった我が家は
そうした恐怖体験もなく過ごせて、
子どもにとっては平和だったのかも知れないな。

さて、ひなまつりにちなんだものを紹介しようかと
いろいろ探してみたが、こんなものしかなかった。

amazake

白鶴 あまざけ
清涼飲料水 甘酒(アルコール分1%未満)190g
砂糖、粉飴、米こうじ、酒粕、蜂蜜、酸味料
白鶴酒造株式会社 (2008)


なんだかひなまつりというより、
おっさんのぐい飲みのような雰囲気だが仕方ない。
色も真っ赤で、配色といい版画みたいな書体といい、
子ども向け要素は微塵も感じられない。
てことは、これは大人向けに作られたもの?

そもそも甘酒ってひなまつり以外で飲むことあるんだろうか。
ああ、風邪引いたとき? いや、それは卵酒か。
他には…、新年の御神酒として? 
まあ、確かに神社で飲んだことあるな。
しかし、自動販売機で買うほど日常的なものではないだろう。
甘酒の需要って、どれほどあるんだろうか。

白鶴によると、これは8~3月の秋・冬限定の商品で、
酒どころ灘の蔵元の酒粕を使用した本格派の甘酒だということ。
だから、デザインも本格派っぽく、古風にしたのかねー。
本格を売りにした甘酒…。
ますますターゲットがわからないぞ、白鶴。

でさー、甘酒なんだけどさー、これがまた苦手でねー。
お袋が作ったりするから飲まされたけど、
いくら甘くても、うまいとは思えなくてねー。
アルコールのにおいと相まって、なんかこう
神経を逆撫でする甘さだったんだよね。
だから、この缶も買ったはいいけど飲んでない。
誰か飲んでくれ。

え!? なに、このあまざけ、
しょうが入りバージョンもあるの!?
しょうがか~。 「あめゆ」を思い出す。
あ~、寒気がしてきた。 ますます飲みたくな~い!




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