飛行缶 -SORA・TOBU・CAN-

デザインがカッコイイ缶を集め出したのが始まりでした。気づけば部屋中に大量の缶が。エピソードとともに整理しながら発表していきますので、おつきあい頂ければ幸いです。

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イリーの価値は 2

さて、イタリア発の「illy issimo(イリー イッシモ)」のつづき。

イタリアといえば車のフェラーリをはじめ、
ファッション界でもブランドデザインの本場である。
そんなイタリアンカフェの商品だから、
デザインもさぞ美しいに違いない。
事実、テレビで見たものは素敵な印象だった。

だが、日本で発売されたものは違うようだ。
テレビでは普通のドリンク缶の形だったが、
日本仕様はミニボトルになっている。
うーん、個人的にはボトル缶じゃない方がよかったなぁ。
一応、海外で展開されているものをベースにしてあり、
メーカー曰く「スタイリッシュに仕上げた」らしい。
ボトル缶にした理由は、女性の飲用を考慮して、
口部が外気に触れず衛生的で再栓可能だから。
滅菌大国日本らしい発想だ。

illy issimo

さらにこのデザイン、プリントじゃないんだよね。
ペットボトルのように印刷されたシートを表面に圧着してある。
これもまた残念!

こんなミニボトル的なサイズだが
内容量は190gと通常の缶コーヒーと同じ。
ただし値段は190円と、スタバ缶よりも高い。
ということは、相当中身に自信ありということか。
とにかく飲んでみよう。

ごっくん。

甘っっっっっっ!!

すげー甘い。
確かにラテ・マキアートだから、
ミルクと砂糖たっぷりなのは分かるが、
こりゃ、まろやかを通り越して甘過ぎだ。
練乳入りのジョージア「MAX」と張れるぐらいだぞ。

メーカーによると、
「illy」のコーヒー豆の特徴は、9種のアラビカ豆から、
たった一つのブレンド(シングルブレンド)をつくり出すこと。
それにより世界中どこでも同じ味を味わうことができるってわけらしいが、
こんなに甘ったるくしちゃー、ブレンドもへったくれもない。

悪いがこれは2度と買わないな。
次はエスプレッソの方を試してみるか。


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イリーの価値は 1

イタリアのエスプレッソブランド、「illy (イリー)」。
75年以上の伝統を誇るコーヒーブランドだという。

コーヒー飲みではない私は、
そんなものの存在を全く知らなかったが、
コーヒー通の知人は、ちゃんと名前を知っていた。
世界144ヶ国で販売されているらしいから、
日本でもコーヒー豆専門店とかで売られているのだろう。

コカコーラシステムが、その「illy」の豆と技術を使用した
新しいコーヒーブランド「illy issimo(イリー イッシモ)」を
発売するというのを知ったのは、ある経済番組だった。

日本でこそ、缶コーヒーというのは一般的だが、
海外ではそもそも自動販売機がほとんどなく、
缶のコーヒーを飲む習慣もない。
確かに、海外旅行に行った時、コーラやミネラルウォーターを
缶やペットボトルで飲んでるのは見たことあるが、
缶コーヒーを飲んでいる外国人は見たことない。
彼らにとって、コーヒーはカフェで飲むものなのだろう。

そんな海外市場に、コカコーラが缶コーヒーで参入するというのだ。
しかも、スターバックスの缶コーヒーのように本格的なやつで。
きっかけは、日本での缶コーヒー市場の成功があった。
日本コカコーラはジョージアブランドを持っているが、
その成功のノウハウを使って、コカコーラ本社が
缶コーヒー市場を世界展開しようと画策したのだ。

その番組を見て、缶マニアの私の食指が動いた。
テレビで見た限り、デザインも良さそうだったし。
番組を見たのは梅雨時だったが、
なかなか店頭でお目にかかることができず、
夏になってからついにコンビニで入手した。

illy latte

illy issimo
ラテ・マキアート

乳飲料 190g
牛乳、砂糖、コーヒー、乳化剤、リン酸K、クエン酸K、セルロース、
安定剤(カラギナン、CMC)
株式会社ニッセー第四工場製造
コカ・コーラ カスタマーマーケティング(株) (2009.6.22)


ザ コカ・カーラ カンパニー(本社:米国・アトランタ)と
イリーカフェ(本社:イタリア・トリエステ)が提携して誕生したのが、
「illy issimo(イリー イッシモ)」という新ブランド。
「issimo(イッシモ)」は、イタリア語で「最高に」「最上に」という意味らしい。

2007年から合弁事業を計画し、翌年にヨーロッパで順次発売を開始。
今年になって、ニューヨークをはじめ地元イタリアでも発売し、
6月になって、やっと日本でも発売された。

日本での缶コーヒー市場の成功がきっかけだったわりに
発売が遅めだったのが気になるが、欧米至上主義か?
それとも日本は缶コーヒー市場の激戦地だからだろうか。
まあ、そんなことはいいとして、鳴り物入りで上陸した缶コーヒー、
発見次第即購入。

長くなったので、つづく。

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ビート・マニア

ひと昔前、
「ビート・マニア」とゆーゲームが流行ったなぁ。
落ちてくるバーのタイミングに合わせて
キーボードとレコードディスクらしき物を
操作して曲を演奏するというゲーム。
SKA(スカ)のノリが好きだったが、アレは難しかった。

という世代が作ったのかどうかは知らないが、
これはどーしたことだろう。

UP BEAT

ジョージア UP BEAT(アップ・ビート)
コーヒー 185g
コーヒー、香料、甘味料(アセスルファムK)
コカコーラ ナショナルビバレッジ(株)


いーのか、ジョージア、これで。

デザインは言わずと知れた
ステレオなどに付いているレベル・バンド。
音の強さに合わせてせわしなく上下するアレだ。

いや、でもさ。

ブロック崩しに見えるのは、気のせいか?

コンビニで見つけた時、

「なんだ、このけったいなカラフル加減は。
 ブロック崩しにしては、上下逆な気がするし…、
 ああ、もしかしてマンハッタンの夜景を単純化した…?
 いやいや、それにしては子どもの落書きレベル。」

と、ここで初めて商品名を見て納得。

「…ダサイ。」

というわけで、ブログの生け贄として購入。
味は、ブラックコーヒー。
一応甘味料も入ってるが、私には些末なこと。
ガラナ配合の意味もわからない。
だったら、チョコレート食った方が精神的にも良い。
しかも185gと、通常より5g少ない。
何が原価を上げてんの。 ガラナ?

「これは、すぐ消えるな…。」

という予測に反して、いまだに健在である。
さすが大資本コカコーラ。
でも悪いが、これ、売れてないと思うよ。

完全に、ピーマニを始めとした、
音ゲーに熱中した世代がデザインしたんだろうな。
やっちゃった感満載で、ちょっと恥ずかしい。
ガンバレ、コカコーラ。

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おいしいコーヒーの真実

一周年を迎えたところで、
ちょっと真面目な話題を書いてみよう。

ここ最近、
缶コーヒーを続けて紹介しているのには
実は理由がある。

ちょっと考えてみて欲しい。

缶ジュース類の相場は120円である。
スーパーなどで安売りしていると80円台、
どんなに高くても200円は超えないだろう。
それは缶コーヒーもだいたい同じである。

しかし、お茶やジュースが350cc缶なのに対して、
コーヒーは190cc缶が一般的だ。
だから、コスト的には倍近く高いことになる。

それだけコーヒー豆やら焙煎方法やらに
手間とコストをかけている証拠なのかもしれないが、
実はこれでも安すぎる
言われたらどうだろうか。

コーヒー豆の世界的需要は、
中国などの発展に伴い年々増加している。
しかし、コーヒー豆の取引価格自体は、下がっているという。

豆の値段がそんなに安いのなら、
コーヒーの値段はもっと安くなってもいいものだが、
輸送やら焙煎やらの業者を経由するため、値段が上がる。
一般に店頭市場へとのぼるまでに
6回の中間マージンを経過するので、
最終的に1000倍ぐらいの値段になるというわけだ。

「おいしいコーヒーの真実」という映画がある。
それによれば、スターバックスのコーヒー1杯330円のうち
カフェ、小売、輸入業者の取り分は297円(90%)
輸出業者・地元の貿易会社の取り分は23円(7%)
コーヒーの農家の取り分は3~9円(1~3%)
だという。

ここから計算すると、コーヒー豆1kgで200~300円になる。
近年、FLO( Fairtrade Labelling Organizations International )という
国際ネット ワーク組織が設立され、フェアトレードを進めている。
FLOのフェアトレード基準は、308円/kgなので、
基準に近い価格で取引きされていると考えられるが、
それもごく最近のことで、現実には
もっと安く買い叩かれてきた。

「おいしいコーヒーの真実」の中で、
コーヒー会社にインタビューをするのだが、
スターバックスとネスカフェの2社は拒否している。
ま、つまりそーゆーことだ。

コーヒーは世界で日常的に飲まれ、
1日あたりの消費量は全世界で約20億杯にもなる。
そんなうまみのある大規模市場なのだから、
大企業がコーヒー市場を支配し、
石油に次ぐ取引規模を誇る国際商品にしている。

しかし、コーヒーの主な産地は、
一般に教育レベルの低い発展途上国である。
教育レベルが低いということは、
正しい相場や法的な知識が乏しいことになる。
それをいいことに、企業は大きな利益を得るため、
生産農家を丸め込んで安く買い叩く。
長い間、エチオピア産のコーヒーは商標登録が行われず、
スターバックスも 正しいライセンス契約を拒み続けてきた。

ところが、今年になってやっとエチオピアはスターバックスとの
ライセンス契約を結ぶことになったらしく、
これで生産農家の生活レベルは少し向上することになるだろう。

同時にスターバックスの収益は下がり、不況と相まって
ここ最近のスタバは経費節減のための社内研修やシステムの構築、
サービスの改変が行われているらしい。
アメリカのある会社では、社内の無料サービスだったコーヒーが
スタバからノーブランド品に変わったが、
それもスタバコーヒーの値段が上がったためもあるかもしれない。

近いうちにスターバックスのコーヒーが1杯500円を超え、
缶コーヒーの値段も300円ぐらいになる日が来るかも知れない。
しかしそれは、世界的にフェアトレードが進行し、
コーヒー農家の生活が改善されていった証拠だろうから、
コーヒー愛好家の人たちは、誇りをもってお金を払って欲しい。

て書くと、何だか嫌みっぽいな。

そもそも中間マージンが6回もあることや、生産地を離れてからの
輸送業者や小売業者の利益が90%も占めていることが問題だと思うので、
それらを改善すれば、コーヒーの値段は抑えられる。
例えば90%の部分を半分にすれば、生産地の価格が倍になったって、
スタバのコーヒーは212円で納まる。
半分と言わずとも、3分の2にしたって、余裕で現在の価格を下回る。

つまり、コーヒーという世界的大市場にたかっているハゲタカの数を減らすことが、
コーヒー農家を救うこと、そして消費者が将来的に継続して
美味しいコーヒーを安く飲めるようになることだと思う。

どうでしょうか、先進国のコーヒー会社さん。
安く買い叩いたコーヒーを仕事中にガバガバ飲むのを控え、
世界のためにちょっとだけ儲け至上主義を我慢してみては。
そうすれば、世界の何億人という貧困層が救われ、
会社のイメージアップにも繋がると思うんだけど。

というわけで、コーヒーについての真面目な話はこれにて。

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ボス、心のむこうに

お盆なのにしばらく忙しいので、
更新が不定期になってしまうのであります。

さて、コーヒーに戻ろう。

今回は今さらという感じだが、これだ。
あまりにも定番過ぎて、意外とコンビニや自販機で
見かける機会が少ない。

BOSS SUPER BLEND

BOSS Super Blend
コーヒー飲料 190g
牛乳、砂糖、コーヒー、乳化剤
サントリーフーズ株式会社 (2001)


いわずと知れたサントリーのボスシリーズ。
このパイプをくわえたオッサンのデザインの認知度は、
もはやコ・カコーラ並みに殿堂入りだろう。

ずいぶん前からあるように感じるボスだが、
誕生は1992年と、意外と最近。
いや、それでも17年前か。

初めて見た時、
「どこかで見たことあるようなデザイン?」
と思った記憶がある。
たぶん、ポッカコーヒーのデザインにいる
あんちゃんの顔とかぶったのだろう。

POKKA-MC

明暗ツートーンで単純化された人の顔が、手法的に似た印象を受けたからだ。
だから当初は、ポッカのパクリか?と思ったが、改めて見比べると全然違う顔。
それより、どこかのレコードジャケットや服飾メーカーのマークか何かで
見たかな? と、思ったこともある。
パイプをくわえてなくて、こんな感じの顔の絵か写真、どこかにあったのかな。
もしかして、実在の人物の肖像をモチーフにしてるのかな。
ともかく初めて見たのではないような印象を受けた。
それだけ良くできたデザインなのか、実際、何かをモチーフにしたのかは
分からないが、ここまで定着してしまえば、もう何も言うまい。

ボスシリーズは、この17年間で
数え切れないほどの商品が誕生しては消えているが、
この「スーパーブレンド」は、
1992年にシリーズ第1号として誕生以来、
現在まで存続している商品。
初期から続いているのは、このスーパーブレンドと
カフェ・オレだけである。
ま、看板商品なんだから、なくすわけにはいかないのだろう。

BOSS 2set

ボスシリーズは、以前にも「ボスの休日」などを紹介していて、
なかなかいいデザインのものも多いのだが、
このスーパーブレンドのデザインこそ、
最もベーシックであり、まとまりのあるシンプルなデザインだと思う。
ツートーンのシンメトリーな構成は、
単純といえば単純だが、これこそ飽きのこない王道だろう。
ただ、「Super Blend」の茶色いタグっぽい部分は
蛇足のようにも感じる。
これがあるから、ワンポイントになっているとも言えるが、
正直、これを無くして、渋さを突っ走って欲しかったなぁ。


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