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飛行缶 -SORA・TOBU・CAN-

デザインがカッコイイ缶を集め出したのが始まりでした。気づけば部屋中に大量の缶が。エピソードとともに整理しながら発表していきますので、おつきあい頂ければ幸いです。

世界最古

前回、ニューカレドニアで発見した
「schweppes(シュウェップス)」の缶を見て、
どこかで見たことあるような…と締めくくったが、
思い出した。

友人の香港土産でもらった缶。

HK-schweppes

GINGER BEER

汽水 330ml
炭酸水、白糖、酸度調節剤、調味剤、防腐剤、色素、安定剤
玉泉 (2008)


デザインは若干違うが、ロゴは間違いなくシュウェップス。
アルミ部分の筆記体英文がデザイン的にグッドである。
デカデカと書かれた「ジンジャー・ビール」の文字はどうかと思うが、
味を間違えられないように主張しているのだろうか。
ともかく「しょうがビール」ってことらしい。

しょうが…しょうが…。

やっぱり「しょうが湯」を思い出してしまうぞ。
まあ、ジンジャー・エールも、そのまんま「しょうが味」ではないので
これも基本的にはビールなんだろう。

と思ったら大間違いで、
ビールと書いてあっても、ただの炭酸飲料なのだ。
実際、原料にもアルコールの類は一切ない。

これは「ジンジャー・ビア」と言い、
カナダでジンジャーエールが発明される以前から
イギリスで作られてきた炭酸飲料で、ジンジャーエールのルーツ。
しょうがと糖分を発酵させて作られるとか。
なるほど、発酵させてるから「ビア」なんて言うんだな。
ジンジャーエールをさらに辛くしたような味で、
甘味とジンジャーの辛味が強く、クセのある味が特徴だとか。
うーん、飲むのが怖いなぁ。

というわけで、シュウェップスは香港にもあるわけだから、
世界中にあると推測できる。
実は日本でも瓶飲料としてコカ・コーラ社から発売されているらしいが、
私はその存在を全く知らなかった。

で、調べてみた。 以下wikiより抜粋。

18世紀末にドイツ人の時計技師であり発明家の
「ヨハン・ヤコブ・シュヴェッペ(Johann Jacob Schweppe)」が
炭酸ミネラルウォーターを製造する機械を開発し、
1783年にジュネーブでシュウェップス社を創業。
その後事業拡大のため会社をロンドンに移転。

主な商品としては、ジンジャーエール(1870年)、
ビター・レモン(1957年)、
トニック・ウォーター(1771年)がある。

なるほど~。 シュウェップスは人名だったんだね。
そして、世界中でかなり昔から売られているだね。
そりゃー、ニューカレドニアでもよく見かけるわけだ。

で、このトニックウォーターが、
世界最古の炭酸飲料
と言われているようだ。
確かに1771年と言えば、今から240年近く前。
日本は江戸時代か。 そりゃ~すごいな。
あれ? 創業より12年早いぞ? 試作品か?


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