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飛行缶 -SORA・TOBU・CAN-

デザインがカッコイイ缶を集め出したのが始まりでした。気づけば部屋中に大量の缶が。エピソードとともに整理しながら発表していきますので、おつきあい頂ければ幸いです。

単独?

「単独」という名の缶ジュース。
いや、その「ソロ」ではないだろう。

調べてみた。

①「ゲートウェイ社の販売するノートパソコンのブランド名。」

これは違うな。

②「インドネシア、ジャワ島の都市。 スラカルタの古名、別称。 」

これか? 

③「植物アカシデの別名。」

デザイン的にこっちか?

NC SOLO

SOLO

中央の果樹のデザインといい、色遣いといい、
なんか古代の紋章を彷彿とさせるパッケージング。

肝心のSOLOの由来は分からない。
しかし、シトロンが入っているということから考えると、
やはり③か?

シトロン…、シトロン…。
「りぼんしとろん」なんて商品が日本にもあるが、
シトロンはレモンに似たミカン科の植物だ。
アカシデとは全く関係ないから、となると②か?
しかし、シトロンはインド原産で、ジャワ島は関係ない。
うーむ。 やっぱりわからん。

とりあえず飲んでみた。
デザインからして、かなり独特な風味を覚悟していたが、
なんのことはない、金柑(キンカン)の香りとゆーか、
シークァーサーに似た風味というか、
ま、要するに甘さを抑えた柑橘系の炭酸だった。
そーだね、シトロンてこーゆー味だったね。
そして飲みやすかったよ。

フツウじゃーん!
て、まぁ、外国の飲み物だからって、どれもこれも
キワモノってわけじゃないんだよね。
でも、ついつい期待しちゃうじゃん。

デザイン的には、現代において、この古代的かつ
黄色と黒という工事現場的なデザインは
個人的にはいいと思う。
また、妙に手描きっぽいしね。


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見た目と中身

ニューカレドニアに行って驚いたこと。

物価が高いこと。
札と硬貨がデカイこと。
意外と蒸し暑かったこと。
ホテルの部屋が予想以上にキレイで広かったこと。

そしてチョコレートが高いこと。

海外旅行のお土産としてチョコレートが定番だが、
有名ブランドのチョコレートでもない限り
チョコレートはどの国でも手頃な価格で売っていた。

しかし、ニューカレドニアではチョコレートが妙に高かったのである。
もともと物価が全体的に日本より高いのだが、
チョコレートぐらいは安いんじゃないかと思っていたら、
安いどころか驚くほど高かったのである。

ニューカレドニアではパンやケーキなど小麦製品も異常に高かったが、
島国ゆえに輸入に頼っているのだろう。
あるいは、国内生産を守るために輸入関税が高いとか、
フランス領だからフランスに搾取されてるとか、
まぁ、いろいろ考えられるが、とにかくお高いのである。

で、これはそんなチョコレートをふんだんに使ったジュース。

NC cacolac

CACOLAC

見た目と名前からも想像がつく通り、
そのまんまカカオたっぷりのジュースでした。
味は、そりゃもう、トロ~~~リと濃厚で甘い。
ところが、この甘さはイヤな甘さではなかった。

よくハワイ土産なんかでチョコレートをもらったりするが、
海外のチョコレートって、おかしいぐらい砂糖を使っていて
しかも、なんか神経に障る甘さで、あまり好きではない。
このCACOLACもそんな甘さじゃないかと想像していたのだが、
意外とスッキリした甘さで、美味しく頂きました。

え? デザインについて?
見た目のまんまだから、今回はいいや(笑)。

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やっぱり泡がある

ニューカレドニアネタに戻るわけだが、
今日はあっさりいこうかな。

NC cola light
Cola-Cola light

はい、コカ・コーラのライト。
デザイン的には日本にも普通にありそう。
というか、輸入されてドンキホーテなんかで売ってそう。

あっさりしたデザインだが、
ペプシの時みたいに、これにも泡が描かれている。
これは炭酸の泡を表現しているのだろうか。
いや~? やっぱり南国の海を表してるに違いない。
だって、よ~~~く見ると、うっす~~~らと
うねうねした曲線も描かれているから。
これ、写真撮った時の写り込みじゃないよ。

ペプシといい、コカコーラといい、
南国用のデザインがあるってことだろうか。
確かに、コカコーラの会社は世界各国にあるわけだから
その地域にあったデザインをするのは至極当然である。
でも、いままではオリンピックとかクリスマスとか、
イベント用としてデザインされたものであって、
地域の特色を反映したデザインは見たことがない。
エジプトのコカコーラとか、砂っぽいデザインだったりするのかな。
実在していたら、ちょっと見てみたい。



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マラリアの特効薬!?

今日はヘア・トニックの紹介。
インディアンが愛用する育毛剤ですな。

ちっがーう!

でも、トニックって書いてあるじゃん。
辞書にも「トニック=育毛剤」って書いてあるし。
え? 髪だけじゃなく「元気をつけるもの全般}の意味?
強壮剤とか?
そもそも「トニック・ウォーター」で「炭酸飲料」の意味?
てことは、なに? 
これ、ただのサイダーってこと?
じゃなくて、「キニーネ」の苦みを持つ炭酸飲料を
「トニック・ウォーター」と言うの?
キニーネってなに?

「キナの樹皮に含まれる主要なアルカロイド。
 マラリア治療の特効薬として知られ、塩酸塩・硫酸塩が用いられる。
 白色の結晶で、味はきわめて苦い。」

なに!?
マラリアの特効薬!?
そんなもん飲んでんのか!?

NC-TONIC

INDIAN TONIC

あ、でも南国じゃ、マラリアって深刻かもな。
蚊が媒介する病気だろ?
高熱出して、ヘタすると死ぬやつ。
もしかして、そーゆー環境的要因もあって、
こっちでは定番商品になってるのかも。
現に、街中で持ってる人をよく見かけた。
実際、この「トニックウォーター」にも「キニーネ」が入ってるようだし。

定番商品ではあるけれども、コーラ的な存在ではなく、
日本でいう「しょうがゆ」みたいな位置づけなのだろうか。
いや、あんなにマズイものじゃないだろうが、
「苦い炭酸」とゆー意味では、充分不思議な飲み物だ。

デザイン的にはケレン味がなく、非常に安定している。
というか、古風というか伝統的なデザインに感じる。
黄色と黒というと工事現場のイメージカラーだが、
黄色がメタリックなのでそんな感じがしないのと、
斜めのロゴマークと赤い丸マークが
ちょっと高級な感じすら演出している。
ま、一歩間違えたらプルトニウムの入った容器とか
漫画に出てくる核ミサイルのようにも見えてくるが。
これも「トニックらしさ」を出すためのデザインなのかも知れない。
ちなみに色違いもあり。

で、これって、何かどこかで見たことあるような
気がするんだが…、気のせいかな。




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友達!

まだまだ続く、ニューカレドニアもの。

コカ・コーラ、ペプシと、なかなかいいデザインが続いたが、
今日は途端に南国っぽいものに。

NC-AMIGO
AMIGO

まず、名前がそのまんま。
いや、これスペイン語だよね。 ここフランス領だよね。
もう、それだけでも突っ込みたいところだが、
デザイン的にも突っ込みどころ満載。

だれ、これ?

なぜ魔女ハットを被ってる? 魔女なの?
何かコミックのキャラクターとかなの?

背景が銀河のようにも見えるけど、
そんな壮大なスケールを表現する商品なの?

くわえてるストローが、新体操のリボンばりにくるくるしてるけど、
何かメッセージがあるの?
「I」をまっすぐじゃなくて、くるくるにしたのは
ちょっとは工夫が感じられると好意的にとることもできるが、
手描き感たっぷりなデザインにはめまいを禁じ得ない。

この「アミーゴ」、他にもデザインが色違いなだけの
オレンジとかグレープとかあったので、定番商品のようだ。 
他の店でもよく見かけたしね。
朝市(マルシェ)で買った「オロ」並みに売れ筋なのかも知れない。

ちなみに味は、ホントにフツーのフルーツジュース。
特に「うまい!」とか「マズイ!」もなく、ホントにフツー。
強いて表現するなら、子どもの頃によく飲んだ
粉末を溶かして作るジュースを濃くしたような味。
「それはマズイ部類だろ」と言われそうだが、
あれはあれで好きだったので、個人的には馴染みある味、と。

ま、何にしても、いろんな意味でインパクト炸裂の
パッケージデザインですな。

いやー、こーゆーのを見ると異国に来た感じがするなー。

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